ROBINHO - Robson de Souza -コミュの信頼

レアル・マドリーが2-0で勝利を飾ったサラゴサ戦の最大の功労者はGKイケル・カシージャスかもしれない。バルセロナとの勝ち点差7のまま首位をキープしたレアル・マドリー。この試合での功労者の一人はシュスター監督が試合後に「GKがバロンドールを獲るのはとても難しい。だが、カシージャスは世界最高のGKの一人だし、彼が我々のチームにいることを喜ばなければならない」と称賛の言葉を贈った通り、GKイーケル・カシージャスだ。

同選手は自身が得点を許さなければ、仲間がゴールを奪ってくれると確信していたよう。チームメイトに対する揺るぎない信頼を強調した。

サラゴサ戦では、ディエゴ・ミリート、オリベイラらのシュートをことごとく防ぎ、相手にゴールを割らせることはなかった。世界最高のGKであることを改めて証明。そのカシージャスの奮闘に応えるようにファン・ニステルローイ、ロビーニョがゴールを決め、レアル・マドリーが勝利。

そして、この試合でカシージャス個人のリーガ無失点記録も更新。アスレティック・ビルバオ、オサスナ、バルセロナ、サラゴサと4試合連続無失点とし、無失点記録を378分に伸ばした。サモラ賞（リーガ最優秀GK賞）でも18試合で14失点とバルセロナのビクトル・バルデス（18試合13失点）に続き2位につけている。

「無失点で勝つことができて嬉しい」と満足さを見せた守護神は、「試合はその都度違う展開を見せるもの。でも、失点さえしなければ、勝ち点３を獲得できるってことを僕らは分かっている」とチームメイトらがゴールを決めてくれるということへの絶対の信頼を見せた。

この試合、カシージャスはサラゴサのディエゴ・ミリート、リカルド・オリベイラ、セルヒオ・ガルシアが放った数多くのシュートをことごとく防ぎ、自身が世界最高のゴールキーパーの1人であることをあらためて証明している。

「無失点での勝利を収めることができて僕は幸せだよ。そして、皆が僕のパフォーマンスを称賛してくれたことも嬉しい。とても難しい試合だったけど、勝利を収めることができて良かった。1月は難しい時期だから、全ての選手が100%の準備を整えておかなければいけないんだ」

「試合は常に変化するけど、相手に得点さえ許さなければ勝利できることを知っている。そして、我々が苦しんでいたとき、ロビーニョが素晴らしい働きを見せ、ルート（・ファン・ニステルローイ）が得点を奪ってくれた。僕は自陣のゴール前にいるから、チームメイトの得点をいつも祝えるわけじゃないけど、僕らの間には常に強い絆があるんだ。サラゴサは本当に手強い相手だったよ」

1月は週中にスペイン国王杯があるなど日程的にもキツい状況だが、カシージャスはその神の手でゴールを守っていく。

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[1] mixiユーザー 01月11日 17:16

スペイン・リーグで２連覇をめざすレアル・マドリードが快調に首位を走る。スター集団ぶりを揶揄（やゆ）されたこともある名門が、組織的な戦いで脱皮を図っている。

１４勝２敗２分けの勝ち点４４で、２位バルセロナと７差をつける。本拠で強く、６日のサラゴサ戦で９戦全勝となった。

調子の良さを印象づけたのはバルセロナとのアウェー戦だった。昨年１２月２３日に１―０で勝ち、伝統戦「クラシコ」を４季ぶりに敵地で制した。

ボール支配こそ相手に譲ったが、選手が中盤に満遍なく散り、穴ができない。ＤＦペペの頭脳的なプレーもあって決定機を許さなかった。

攻めは一気。ＦＷファンニステルロイとのワンタッチのパス交換から決勝点を陥れたのは守備的ＭＦバチスタだった。

昨季後、優勝したもののカペロ監督を解任。ベッカム、ロベルトカルロスといったビッグネームも去った。

改革を任されたシュスター監督は守備の役割分担をはっきりさせた。ＦＷロビーニョは「昨季よりも疲れない」。以前はカバーする範囲があいまいだったという。鋭いドリブルが全開で、６日で早くも昨季合計の自身６ゴールに並んだ。前線に戻って復活したラウルは８点。ファンニステルロイが９点と、攻め手がバランスよく得点を重ねている。

１２月２４日のバルセロナ紙、スポルトは「レアルはスーパープレーではなく、戦術とフィジカルで勝った」と宿敵の勝利を評した。一方、バルセロナではロナウジーニョ、デコら不調のスターが批判の矢面に立つ。個の力頼みという指摘はレアルからバルセロナに移りつつある。

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