ROBINHO - Robson de Souza -コミュの初練習

筋肉の負傷に悩まされていたレアル・マドリーのＦＷルート・ファン・ニステルローイが、４日の全体練習に復帰した。一方ＤＦロベルト・カルロスはけがで、７日のリアソールでのデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦に欠場の疑いが出てきた。ロベルト・カルロスはけがで練習を早退したが、ファビオ・カペッロ監督は今年の初戦へ回復の手段を講じている。

今年初の練習でＭＦマハマドゥ・ディアラ、グティ、デイビッド・ベッカムが復帰し、３日には双子筋（股関節の筋肉）に問題を抱えていたＭＦホセ・アントニオ・レジェスも全体練習に戻ってきた。ファン・ニステルローイは左足ハムストリングの過負荷を抱えクリスマス休暇から戻ってきたが、チームメイトと同じ練習をこなし、練習試合で１点を決めた。

悪い知らせはロベルト・カルロスについてだ。試合開始直後に打撲し、デポルティーボ戦に間に合わない疑いがある。Ｒ・マドリーの医療部門は「右足大腿四頭筋の打撲で、血腫ができている」と説明し、数時間の安静を要するとした。

この２日間カペッロ監督と論議の中心となっていたＦＷアントニオ・カッサーノは、全体練習に復帰し、大量得点が入った練習試合にも参加し、Ｒ・マドリーのＦＷ陣に名を連ねた。前日は２時間の練習だったがこの日は軽く、選手たちは楽しい試合を５－３で終え、カペッロ監督はテストを続けた。

カペッロ監督はレギュラーのＤＦ陣を残し、再びデポルティーボ戦で起用の可能性の高いＭＦエメルソンとＭＦフェルナンド・ガゴのダブル・ボランチを試した。今冬にガゴ、ＤＦマルセロ、ＦＷゴンサロ・イグアインを獲得したことでカンテラ（下部組織）の選手の参加がなくなる一方、カッサーノとＤＦラウル・ブラボに練習試合参加の許可が下りた。

注目すべきなのはラウル・ブラボの状況で、３日は別メニューで調整させられていたが、ロベルト・カルロスの故障でレギュラー組に入った。ラウル・ブラボはＤＦイバン・エルゲラ、ファビオ・カンナバーロ、セルヒオ・ラモスとラインを組んだが、今後どうなるかはマルセロがＡチームかＢチーム、どちらの契約を結ぶかによる。さらに同じチームでエメルソンとガゴがダブル・ボランチを組み、ベッカムとＦＷロビーニョがウィングに入った。残りのポジションは２つのチームの間で入れ替えをし、ＦＷロナウドはレギュラー組に入った。