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菜根譚(さいこんたん)コミュの貧しいなかに風情あり。人の値打ちは後半生で。

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貧しいなかに風情あり。人の値打ちは後半生で。

 みすぼらしいあばら屋も庭先を掃き清め、貧しい娘もきちんと髪をとかしていれば、あでやかとはいえないにしても、それなりに風情がある。
 男も同じだ。たとえ失意のドン底につき落とされても、ヤケを起こして投げやりのなってはならない。

(解説)
 立派な人物は、失意のドン底につき落とされても、ヤケなど起こさない。ちゃんと立ち直ってこそ、「君子」といえる。

(感想)
 苦中に活あり。ドン底でも希望を持って、前向きに考える事が大事。色々な不遇の出来事が重なることがあります。それは、自分を天が鍛錬していると思うと、やる気も出てくるものです。天は、自分に越えれない事はさせない。次のステップのために、今があると考えことが大事と思う。


人の値打ちは後半生で

 芸妓でも、晩年身を固めて貞節な妻になれば、むかしの浮いた暮らしは少しも負い目にならない。
 貞節な妻でも、白髪になって操を破れば、それまでの苦労が水の泡になる。
 ことわざにも、「人の値打ちは後半生できまる」とあるが、まったくそのとおりだ。

(解説)
『書経』に、「初メアラザルコト靡(ナ)シ。克(ヨ)ク終ワリアルコト鮮(スク)ナシ」ということばがある。初めは誰でもうまくいくが、それを終わりまで持続させる者は少ないという意味だ。晩節を全うすることはむずかしい。だからこそ、後半生の生き方で、その人の値打ちがきまってくるのである。

(感想)
 誰でも行動は起こせるが、継続がむずかしい。世界企業と言われた会社が、30年後には存在しない。これは、一人の人生のあってもそうです。
 時の寵児も、時期が来たらただの人だった。良くある話しですが、「事業」よりも、「持業」と説くのは、人生もまた持続性がなかれば、晩年に花も咲かない。志を持ち、地道にコツコツと自分の道を築くことが大事なように思います。


*参考資料:守屋洋訳編「菜根譚」

コメント(1)

神様(仮称)から試され、練りまわされ、悲鳴をあげて逃げたくなるときがあります。

逃げないで苦境を乗り越えたときに、新たに一筋の輪が器に与えられ、最終的な人間が形成されていくというイメージを日ごろから持っています。しかしそれが現実として向かってくると理屈ではわかっていても、試練の連続を体験する時期には心の潤いをなくし、精神の免疫力が減退し、体を襲うことも体験しました。
そのようなとき、なんとか考え方を修正をし、明日に目を向けていけるようと菜根譚を濫読します。そのうち眠りについてしまい、目が覚めると又厳しい現実に立ち向かおうとする自分がいてくれたりもします。たぶん私の試練などまだまだたいしたことはないのでしょう。さらなる大きな試練が来ても動揺しないよう気持ちの準備をしていかねばいけないと思っている今日この頃です。

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