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菜根譚(さいこんたん)コミュの静中の動、動中の靜

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第六十四話 静中の動、動中の靜

 天地は動かずに静まりかえっているが、陰陽の気はやむことなくはたらいている。日月は昼となく夜となくめぐっているが、それが放つ光芒は永遠に変わらない。
 これが自然の摂理であるが、人間についても同じ事が言える。
 平穏ぶじなときには万一の場合に備えることを忘れず、いったん有事のさいには悠々たる態度で対処するように心がけなければならない。

(解説)
 平穏なときにはひたすら惰眠をむさぼり、なにか問題がおこると、とたんにあわてふためく。これはまっとうな生き方ではないのだという。

(感想)
 西郷隆盛の遺訓を集めた「西郷南州遺訓」の副タイルは、゛無事は有事の如く、有事は無事の如く゛でした。これは、長州の志士・久坂玄瑞が、禁門の変で陣中指揮ととっているときに、ちょっと時間があると悠然と読書をするときに、部下の語った言葉だそうです。西郷隆盛は、「久坂先生は、お地蔵さんのようですな。」と語ったと言います。
 学問の重要な要素は、無事(平時)から有事のことを常に頭に置き、有事(危機)が起きた時に、どう動くかにかかっていると西郷隆盛は、庄内藩の若き志士たちに訓示しています。危機とは、「危険+機会」と先輩に聞いた事があります。有事とは、チャンスでもあると考え、備えを怠らない事も大事と思います。

コメント(1)

今夜テレビ東京系で放送される『ガイアの夜明け』は、民間企業のクレーム処理のお話です。顧客の激怒は宝の山だとか…。まさに“危険+機会”ですね!

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