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E.G.P.P.ノヴァ!(Nova!)コミュのSTEP58「新宿のおんな/ うたのルサンチマン」レポート

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 先月(Step57)はまだ身体が苛酷な労働になじまなかったために、書きたいことはたくさんあったのにレポートをパスしてしまいました。14名ものエントリーしていただいた出演者およびゲスト出演していただいた水木ノアさんと「GODDESS」の方々におわびします(なにしろ終わったのが、23時をはるかにまわってました)。

 さて、GWの後半の金曜日、ボク自身がキャンプから駆けつけ、またさまざまなイベントがバッテングする中でおこなわれたE.G.P.P.100/Step58。大久保「水族館」に開催場所を移したのが、昨年の6月でしたからここでの開催の12回め、一年になりました。この記念イベントは来月、6月のbambiさん、おもとなほさんのバースディ特集(発案者・bambiさん)とからめて行いたいと思います。

 エントリー者は今回6名。予想にたがわず少なかったです。しかし、ゆったりとした時間で、そのパフォーマンスはそれぞれが充実して気迫が感じられました。
 今回のテーマは「新宿のおんな/ うたのルサンチマン」というもので、ニュー怨歌とも言うべき今回のゲスト「平成の藤圭子/美希マドカ」さんにイメージしてつけたものでした。が、ボク自身の詩も変質し、ミナマタと下層社会のルサンチマン(怨念)をうたいあげた「5月のルサンチマン/下層社会のうたをうたえ!」というものへ変質していきました(ゲストの美希さんの前に朗読)。

 エントリートップはダルマ舎こと平山昇さん。まず「レストラン・リストランテのための一編」。某ユニオンが鴬谷に開いたレスチランでその開店に読むために書き下ろしたが、読まずじまいのままレストランもリストラされたという曰く因縁の一編(笑)。そして7年前のリストラ時に書いた詩とその最新の続編の3編を朗読。

 2番手。リバースクラウンさん。ふたたびあひるちゃん缶オプンナーと会社の宣伝を明智くんとひかりさんのコンビで面白おかしくやったあとドラッグミュージック(いや「癒し系」のそれだそうだ)をやるはずが、打ち込みCDRを機械が読み込まず急遽明智くん得意のジャズギターに切り変えた。しかし明智くんのジャズギターはいつ聞いてもカッコいいのだ!
 今度はぜひひかりさんのジャズボーカルも加えて下さい!

 さて、ここから続いておふたりは「ひとり芝居」対抗(ふたりはひとり芝居ってなんかジョークぽい)。「対決」と言ったら始まる前に怒られましたので、対抗戦と言い換えます。注目のひとり芝居紅白戦です。
 エントリー3番。まずは紅組、おもとなほさん。新作書き下ろし! なにしろこのGWをこの本のために費やし、そして始まる直前まで推敲していたという作品。タイトルは言ってませんでしたが、「鏡」もしくは「合わせ鏡」とでも名付けたい作品でした。

 4番め。白組代表のんべ(蔵重智)さん。のんべさんの手法は、お題をいただいてからそれを即興でつくっていくというもので、いつ見てもスリリングなのだが、今回の作品は見ている観客の方もめまぐるしい場面転換と登場人物の変化。そしてイメージの衝突(演じるのんべさんもその衝突の激しさに、驚いてしまうほど)に脳内麻薬が分泌されるほどでした。
 お題で採用されたのは一番早かったボクの「うらみ節」というお題。そう、この夜のテーマをのんべさんがどう料理してくれるか、期待しました。
 なかなかテーマには肉迫しなかったのですが、イメージはクルクルと変わってめまぐるしい場面転換、イメージの流出。とりわけ凄かったのは、養鶏場とパチンコ店の店内のイメージのアナロジーの衝突で、そういえば鶏のエサをついばむ音とリズムは、めまぐるしいフィバーの光と音にみちたパチンコ店内に似ています。これは、文明批評だと思いました。オーウェルの「動物農場」ではありませんか!

 エントリー5番。ボウズパンクのコボリイチエン今夜も登場!
エレキ爆音でそそくさと3曲歌い、なにも語らずMCなしで引き下がります。
 しかし、いつもシャイで無口なひとです。本当にこれで、お経を唱えたり説教ができるのでしょうか?
 相当に金儲けにうといボウズだと見ました。こっちが、心配になります(笑)。
 コボリさんも、「樹木葬」の輪に加わってほしいな。

 ラスト・エントリーはわれらが「歌姫」マツイサトコ!
 この夜はアメリカ滞在中のバンド話しなどのMCも飛び出し興味深かった。うたった曲はすべてサトコのオリジナル。
 「Decide me」そしてハンドル名にもなっている「lesswaitress」、「Panty on the fire」。
 そのすべてが、サトコの才能を感じさせるオリジナル曲である。それに発音がなんといっても本場仕込みである(笑)。
 「Decide me」は最近できた曲ではないだろうか?
 切ないメロディで、「わたしを裁いて」って意味深な内容である。

 次はボクである。「5月のルサンチマン/下層社会のうたをうたえ!」は、この1日に公式発見50年めをむかえた水俣病にふれて書いているボクのブログとも関連していたかも知れない。
 砂田明さんの「苦海浄土」のひとり芝居がアタマにこびりついてしまっているボクの鎮魂歌ではなく怨み節です。
 この日は右の耳に一輪のツツジの花をさしてパフォーマンスしました(本当はツバキがほしかったんですが……)。

 そして、最後は今日のゲスト「平成の藤圭子」美希マドカさんにたっぷりと歌っていただきました。途中にリクエストコーナーがはさまり、MCに玉置宏も飛び出す「歌は世につれ 世は歌につれと申します」(このセリフは、最初は高橋圭三ではなかったろうか? え?知らない?)ありさま。あ、それってボクのことですけど。
 ラスト・ソングはみなで手拍子で「ラスト・フライト」!

 街の灯りが あんなに遠く
 離れてゆくの 愛の街
 泪に濡れて ふるえて映る
 思い出だらけ 愛の日々
 (作詞・作曲/美希マドカ)

 嗚呼! この昭和歌謡チックなメロディラインはE.G.P.P.ではもうひとつのヒット曲として参加者の(とりわけオジさん、オバさん世代の)脳裏に刻まれてしまった!
 ボクなど、なんの思い当たる節も思い出もないのに思わず泪にくれてしまうのであった(笑)!
 で、やっぱり終わったのは23時すぎでした(溜息)!

(写真1)今宵のゲストは、オープンマイクへの登場でボクらに衝撃をあたえた「平成の藤圭子」(ボクが名付けました)美希マドカ。「ラスト・フライト」は、E.G.P.P.100ではヒット中です(笑)!
(というかボクなどアタマにこびりついて、いつのまにか口ずさんでます……♪)

(写真2)「水族館」のキーボードはサトコが弾き出すと、いつも沈黙してしまう。サトコだけの現象だと言う。きっと、切なくてキーボードも黙ってしまうのだろう。キーボードもボクらも、サトコに恋してる。われらが、ディーパ(歌姫)マツイサトコ。身長150?の小さな大物。

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