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GREENDAYSのコミュニティコミュの夏休みの課題

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リレー小説です(^・ω・^)

順番は

きむらまり
↓
たかのゆい
↓
いけべあやか
↓
いのもとゆい
↓
かわのひかる
↓
さくらぎゆうこ
↓
しげたのりこ
↓
みさきゆか
↓
やましたまい


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コメント(36)

練習、筋トレ、バイトという代わり映えのしない毎日の繰り返しに嫌気がさしたわたしは、旅に出ることを決意した。
その決意の日から一週間は旅に出るための準備に追われた。
不要なものは全て処分し、売れるものは全て売った。
その金でリュックサックと運動靴を買う。
金は使い果たした。


出発の当日。
ありったけの米粒をリュックに詰め込んで右手にはおにぎりを持った。
米を炊いたジャーは洗わずそのままにしておこう。
もうここに戻ることもないだろう。

さぁ、出発だ。
北を目指して
毎日毎日歩いた。
しかし数日もたてば
リュックに詰めた米も、
全てなくなってしまった。
食べ物を買うお金もなく
頼れる相手もいない私は
お腹を空かして1人、
途方に暮れていた。
お腹がへって死にそうだった
だから北を目指す途中
朝6時起きの日払いのバイトをすることにした
私はまだそこで運命の出会いが待っていることを知らなかった
バイトの初日、
孤独感にうちひしがれていた私に
『寒くない?』
そっと声をかけてくれた男がいた。
口の下のほくろが特徴のその男は、毎日せっせと店の名物ぎょうざパンを焼いていた。そんな姿に私はどんどんひかれていった。私の想いはパンのように膨らむばかり。私はぎょうざパン男と共に働ける日々にしあわせをかんじていた。
しかし幸せな日々もそう長くは続かなかった。

その日、彼の様子は朝から変だった。
パンを焦がしたり、パンにぎょうざを挟むのを忘れたり…

店長もおこっていたが、彼は
「まことにすいまめん」
と繰り返すだけだった。

わたしはバイトのあと思いきって呼びだしてみた。

「なにかあったんですか?」

ぎょうざパン男は思いつめた様子で口を開いた。

「じつは…」
そう言うと彼は黙り込んだ。
わたしは彼を覗きこんだ。どこか淋しそうだった。

そんな彼を見ると、わたしは哀しくなる。

これが恋なのだろうか。
彼が知りたい。
彼がどんな人でも、受け入れられるわ。
あなたをわたしの愛で包みたい。

「実は…さ」
彼は口を開いた。
「実は??」

彼はわたしを見た。
ドキドキ胸が鳴る。

「俺…ハルヒダンス踊るの忘れたんだ」
「…え?」
「俺…毎朝踊らないと始まらないんだよ」
「…そう」
「今、踊っていいかな?」
「え?」
「いや、今のは嘘で君に見せたくて昨日も寝ずに覚えてきたんだ」
「……」
「大好きな君に…見せたい」

ガタンゴトン。
わたしは電車に揺られている。南に行こうか。
そんな感じだ。
わたしは電車の中で思い出していた。
彼のハルヒダンスを…


…全然だめ!
ハルヒダンスを極めているわたしは表面では冷静でいたが、心の中では憤慨していたのだ。

そして、ぎょうざパン男への恋心は消えた。
そして自分より上手くハルヒダンスを踊れる人を探す決意をした。

しかし北を目指していたはずなのに、もう南を目指している自分の飽きっぽさには唖然だ。

とにかくお金が尽きるまで南に進もう。
何かが見つかるはずだ。
電車を乗り継ぎ続けると、聞いたこともない駅に着いた。

駅前の広場には花が咲き乱れ
活気に満ちた平和な時が流れていた。

道行く人々は不思議な挨拶を交わしている。

ヤッホー\(^v^)/

そう、そこは伝説の楽園。
ヤッホーアイランドだった。
南の果てにある伝説のヤッホーランド

ここではどうやら

ヤッホー

が、どんなときでも使われる共通の挨拶らしい。

しかし

ヤッホー

という、どうにも某体操のお兄さんを彷彿させるこのこっぱずかしい挨拶ができない。

ゃっほぉぅ…………と、口ごもってしまう。

そんな私を見かねてか白い歯を眩しいくらいに光らせた一人の男が私に近付いてきた。

ヤッホー男と過ごす毎日は
本当に楽しくて幸せだった。

ヤッホーアイランドに来てから
一体どのぐらいの時が過ぎたのだろう‥‥。

楽しいはずなのに、、、
幸せなはずなのに、、、
やはり私は餃子パン男が忘れられない。

ついに私はヤッホー男に
正直な気持ちを伝えることにした。
わたし…
やっぱり餃子パンの人が忘れられない

こんな気持ちでヤッホー男さんとずっと一緒にはいられない…


ねぇヤッホー男さんはどういう気持ちでアタシによくしてくれるの?
と聞いてみた
するとヤッホー男は重い口を開き、しずかに話しはじめた。

ヤッホー『……実は…………おれ、餃子パン男とは昔からの親友なんだ。』

私『…え!?!?!?』

ヤッホー『本当だよ。それで餃子は「自分じゃ力不足だから」って。君のこと守るように頼まれたんだ』


私は何が起こっているのかわからなかった。まさか、こんなに遠く離れた場所に餃子パン男の親友がいるなんて…しかも私はその男にハマりかけていたなんて……
ヤッホー男は続けた。

「だから最初は妹みたいに君をかわいがってた。でも、しだいに僕は君を、本気で…」


私の頭の中は混乱していた。

私を頼まれた?
私は彼を信じていいの?
餃子パン男がヤッホー男と親友?
ということはもしかして……
もしかして彼もハルヒダンスを?

…………見てみたい。
また絶望するかもしれない。
あの時のように。
でももし…彼が完璧だったとしたら…
わたしは本当に好きになってしまう。


ああ、わたしはどうすればいいの…?
そんな時、後ろでガタッという物音が耳に入ってきた。
わたしは振りかえる。
しかし誰もいなかった。

確かに誰かいたような気配がしたのに…
もしかして、餃子ぱんさんなの!?

「……!!……あ!!」

あれは…

あれは…

胸が暴れだす。

あれは………


餃子の入ってないパンだ!
彼なの??
追いかけたい。
今すぐ追いかけてあなたを抱き締めたい
ハルヒダンスが何よ…

わたしのバカ…

わたしは走り出した
走って走って走った。
追い付いたわたしは彼の手をとった。
「逢いたかった…」
しかし彼はあたしを不思議な顔で見つめこう言った。「キミは誰??」
「え……!?」
あなたは…



ヤッホー王国の一般人やないかーい!

「すみまめん…人違いでしたヤッホー\(^v^)/」

目の錯覚が起こるほど…ぎょうざパン男のことが好きなのかな。

なんてこったパンナコッタ

遠くの方で聴き慣れた音楽が流れている…
人違い男に丁重に謝ると、
私はその音楽の方へ走り出した。
駅前広場から聞こえてくるらしいそのメロディは、間違いない、ハレ晴れユカイだ。

「まさか…!」

息を切らして広場につくと、ヤッホー男がハルヒダンスを踊っていた。
身体のキレ、笑顔、衣装に至るまで完璧だ。

彼は私を見つけて踊りながら叫んだ。

「親友の頼みだからなんて関係ない!
 君が他の人を見ていてもいい!
 ただ、君を愛してる!
 君の側にいたい!」

ハルヒダンスのフニッシュと同時に私の目から涙が溢れ出た。

「いい?」

「………はい」

泣きじゃくる私に優しい笑顔で近づくヤッホー男。

二人の手が触れ合う瞬間、

バーーン

広場に銃声が鳴り響き、ヤッホー男は崩れ落ちた。
ヤッホー男が私の視界から消えたその一瞬、何が起きたか理解できなかった。


しかし、赤く染まるヤッホー男を見て理解した。
銃声の鳴った方を見ると、懐かしい人、そう、彼が、餃子パン男がそこにはいた。

「どうして!?どうしてこんなっ…」


彼は何も答えない。
ただ物憂げな目で私を見つめる。


その目を見て私の気持ちが揺れた。

ああ…私はやっぱり彼が…


「う…うぅ…」

ヤッホー男の呻き声で私ははっとした。

でもっ、真っ直ぐに好きだと言ってくれたこの人も私は…


と、その時。
ハレ晴レユカイが再び聞こえてきた。



餃子パン男とヤッホー男の間で心が揺らぐ私。

ヤッホー男と出会ってからも
餃子パン男のことが忘れられず、
いつも彼のことを考えていた。

だけど、ヤッホー男は私の
そんな気持ちを知っているのに
それでも優しく接してくれた。
私は何度も彼に救われた。
だから…今度は私が彼の
そばにいてあげなくちゃ!!

そう私は心に決めたのだ。

私はヤッホー男と餃子パンの男にその決意を伝えにいくことした
救急車で運ばれたヤッホー男と警察に連れて行かれた餃子パン男。

わたしはまずヤッホー男の元へ向かった。

彼の傷は浅く、私が着いたときには意識もはっきりしていた。

「ヤッホー\(^-^)/」

私はひきつった笑顔で声をかけた。

「ああ、来てくれたんだね。
こんな姿、情けないな」

わたしは声を聞けただけで少しほっとした。


「わたしのせいで…」

「ちがうよ。自分を責めないで」

ヤッホー男の優しさに涙が溢れてきた。
でもわたしは餃子パン男を選んだんだ。
伝えなきゃ!

「ヤッホーさん…」

しかし、病室のテレビにうつるアナウンサーの声が邪魔をする。

「ヤッホー\(^V^)/
ヤッホー王国駅前広場で銃殺未遂で男が捕まりましたが、ただいま容疑者が逃げたとの情報が入りました。…」


2人の間に沈黙が流れた。



彼はどこにいるんだろう。
とりあえずヤッホー男の無事を確認したわたしは外に出ることにした。

警察を抜け出した餃子ぱん男。

何をしているんだろう。
今どこにいるんだろう。
ハルヒダンスわたしも踊ってみようかな。
彼とデュエットしてみたいな。

わたしにもできるだろうか。

バン!!!!!!!!!!
その時銃声が病院の中から聞こえた。

・ ・ ・

ガタンゴトン。
病院から帰る電車の中。

わたしは泣き崩れた。
周りの人が心配そうにわたしを見ていた。

そう、ヤッホー男はこの世から消えてしまったのだと思う。
わたしが病院へかけつけた時には、彼の姿は消えていた。
残っていたのは、血とわたしへの手紙だった。

もしかしたら彼は生きているのかもしれない。

ただ、優しいヤッホー男はわたしのためにそうしてくれたのかもしれない。

わたしは彼からの手紙を抱きしめた。
手紙には、ただ一言

「ヤッホー\(^v^)/」

とだけ書かれていた

わたしは全てを悟った
ぎょうざパンとヤッホーの間で、私の心は何度も揺れ動いた。
この小一時間の間でさえ、何度意見が変わったかわからない。

しかし、愛は強ければ強いほど時に残酷な結果をもたらす。

「誰が悪いわけじゃない」

そう言い聞かせて、私は強く涙を拭いた。




免許を取りに行こう。
そして一から始めよう。
そう思った。
免許をとりに行くと決めたものの…お金がなかった。

…とりあえず目的地を決めよう。

安いと噂の島根にしようか、一人旅らしく砂漠を見に鳥取にしようか。

悩みどころだ。
私は悩みになやんだ。
どちらかを選択しなければいけない
そう、ぎょうざぱんとヤッホーとの間で揺れ動いたあのときのように。

私はもがき苦しんだ。
しばらくは過去の苦しい記憶にしばりつけられていた。



そしてわたしは決断した。
自らのこの苦しみをあの砂たちが消し去ってくれることを願って。
そう、私は鳥取砂丘にむかうことに決めたのだ。

どれぐらい電車に揺られていたのだろう。

心地よい揺れにうとうとしつつ、わたしは免許をとったあとのことを少し考えていた。

車を買うお金はもちろんない。
レンタカーを盗んでしまおう。

そんなことを考えていると、砂丘が見えてきた。

ここが鳥取砂丘か…。

とりあえずわたしは次の駅で降りてみた。


駅員の姿は見当たらなかった。しかし、ぽつんと寂しげに立っている女性がひとり。
彼女の手にはドライビングスクールのハガキらしきものが…

彼女なら何か知ってるかもしれない。
話しかけてみよう。


「あの、すみません!
お名前伺ってもいいですか?」

彼女は少し驚いたが笑顔で答えた。

「こりんぴぃやき〜!」
「こりんぴぃ…いい名前ですね♪」
「ありがとう」

彼女は可愛らしい笑顔をわたしに見せてくれた

その可愛らしい笑顔は、1からのスタートで不安になっていたわたしを安心にさせてくれた

「こりんぴぃさんは何してたんですか?」

「散歩!あなたは?」

「レンタカーを盗もうかと」
そう言うと、こりんぴぃは吹き出した

「面白い子ゃね、あたしも手伝おうかなぁ」
と言ったこりんぴぃ。

「大丈夫ですか!?」

「うん、大丈夫」
と微笑む

そんなこりんぴぃにわたさも微笑みかえす

なんだか楽しくなりそうだ
そこでわたしは叫んだ

カルビチュセヨ!!!!

サゲサゲチュセヨ???

こりんぴぃは、あまりに驚きすぎて、あごが外れてしまった
『度肝を抜かれたよーー』


「よくわかんないけど、
あんたお腹減ってるのexclamation & question」


こりんぴぃに尋ねられ、
しばらくまともに
食べていなかったことに気付く。

「あ……」

恥ずかしがる私の言葉を
こりんぴぃが遮る。

「近くに焼肉やさん
あるんだ!
まずは腹ごしらえだね!」



こりんぴぃの笑顔に
なぜか泣きそうになった。
『こりんぴぃ…あなたは天使だ…』
そう思いながら、私はこりんぴぃについていった。

二人で歩きながら
「ありがとう」
と私は今の気持ちを伝えると
「ありがとう」
とこりんぴぃ

「ごめんね」
と私がいうと
「ごめんね」
と彼女はいった。
「こだまみたいだね」と私はくすっと笑う。

すると、焼肉屋の前でこりんぴぃが天使の微笑みを浮かべながら、こう言った。

「いいえ、誰でも」

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