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NHKが好き!コミュの2008年 3月21日(金)放送記念日特集 新動画時代 メディアが変わる

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2008年 3月21日(金)放送記念日特集 新動画時代 メディアが変わる


キャスター:関口博之
スタジオ出演者:天野祐吉、秋元康、村井純、長谷部恭男

鏡に向かう女性。 
自分のメイクの様子をyoutubeに投稿。歌手や女優のメイクを自分で再現。
これまで延べ500万人が目にする。
偶然捉えた雷の映像
こまどりして作った映像
今多くの人が夢中
男性「こっちの方が断然面白いんだから・・・みんなもうテレビなんか見ないよ」

日本のこの家庭でも、テレビを見ているのはおばあさんだけ。世界中で若い世代を中心にテレビ離れが急速に進む。
テレビ局の危機感。インターネットで番組を拡大。ガソリンスタンド、タクシー、携帯電話で。
テレビ局は大きな変革を余儀なくされる。

私たちの生活の中で爆発的に増える動画。動画は私たちの生活をどう変えるのか。
テレビ局はどう変わるのか。

関口「さかのぼれば力道山まで・・・テレビは映像を届ける主役だった・・・インターネットでの映像が登場・・・新動画時代・・・人々は何を求めるのか・・・村井さん・・・ネットとテレビについて・・・」
村井「みんなデジタル化をすることで発展してきたメディア・・・増えている・・・テレビとの関係はどうなっていくか・・・デジタル化されたゆえにテレビ局との連携が難しいというか面白くなっている・・・」
秋元「選択肢が増えた・・・昔は映画だけ・・・それからテレビが登場した・・・街頭から一家に一台、一人に1台となっている・・・テレビだけでなくなっている・・・それほど大きな変革でなくて選択肢が増えたと考えている・・・」
天野「僕にとってテレビは窓・・・理想は世界中にテレビがあって、いろんなところにカメラがあって・・・ボタンを押して・・・世界が家の中で映るようなのが理想・・・でも今のテレビは30%しか映していない・・・ネットの映像はいろんなものを写している・・・」
関口「だれもが発信し、見れる時代・・・現状を見る」

イギリス。シャイアンとアンドレという男の子。家に帰るとすぐにパソコンをつける。youtubeを見るため。
年長の少年「宙に浮いた、見たか・・」 
年下の少年「あんなのできないよ・・・」
年長の少年「いや本物だ・・・」
イバン・エステデス。スケボーをしている。毎日世界のスケボー仲間と動画で映像を見せ合う。
スペイン、オーストラリア。世界中のすごい人と画面を通じて知り合う。
イバン「僕がうまくできたのを見せる・・・他の人がもっとうまくできたのをみせる・・・」 

日本にもいる。静岡県の会社員の男性。世界で最も手を早く叩く男という動画を見つけ、自分でも挑戦。
早速撮影した動画を投稿する。反応が楽しみで週1ぐらいで投稿。
男性「アクセスが1万人ぐらいあった・・・それだけの人が自分のネタを見たというのが・・・なんでみんなそんだけ見るのか不思議だけど・・・」

さまざまな動画があふれる。
好きな言葉で検索すると、ズラリと並ぶ。
猫がピアノを弾く動画。
双子が同時に振り向く瞬間の映像。
妊娠中の経過映像。
個人が思い思いの動画を世界に発信する時代。

動画サイトの爆発的普及。テレビの存在を脅かす。以前は家庭内でチャンネル争いがあった家庭。
高校生の長男。中学生の長女。クラスで話題になっている動画を開く。
長女「昨日テレビでこれ見た、より、こんな面白いものがあるよの方が増えた・・・」
テレビの前にいるのは祖母だけ。
祖母「時代といったらおかしいかも・・・むかしは唯一の娯楽がテレビだった・・・今は逆に主導権あるしね(笑)・・・」

激戦の続くアメリカ大統領選挙の候補者選び。 
クリントン候補が投稿した映像。オバマ候補も投稿。オバマ候補得意のスピーチの映像。正面から政策を訴えるオバマ候補。
両陣営あわせて1000本以上を投稿。延べ2600万人がサイトを訪れる。youtube選挙ともいわれる。 
男性「それぞれのチームは戦略を持っている・・・直接何百万もの有権者に訴えることができる・・・」

立役者はPC好きの若者。スティーブ・チェン(技術開発担当)。その友人のチャド・ハーレー(資金集めと会社担当)。3年で急成長した会社。社員200人をこえる。ほとんどが20代。
自由な気風。さらに便利にする。
無料サービスであるyoutubeは十分なビジネスモデルはまだできていない。グーグルに買収された。
チェン「私自身びっくりしている・・・この2年間変化があまりにすごかった・・・これから先を想像できない」

動画サイトの台頭。家電製品の変化。対応するテレビや携帯電話の登場。リモコン一つでネットの動画も楽しめるシステムもできた。
自宅のサーバーにためた動画を自由に取り出せる装置もできた。
メーカー担当者の女性「消費者は様々な製品を使いあっている・・・製品がまざりあっている・・・単にテレビとか携帯とかではありません・・・」

テレビ局のあり方を揺るがす可能性。 
これまでテレビ局を通して番組が視聴者に届けられていた。
しかし動画が直接視聴者に届けられる可能性がでてきた。そして広告料が直接製作者に届くシステムもできうる。 
グーグルではyoutubeをビジネスにしようとしている。動画の横に広告を設けて広告料をとる。自動車の動画には自動車会社の広告。
デビット・ユン「世界中に膨大な利用者・・・1分につき10時間分の動画が投稿されている・・・新しい広告の評判は今のところ良好・・・」
新たなビジネスの可能性に着目。

日本。アニメ制作会社GDH。これまでテレビ局に番組を提供してきた。youtubeでも提供される「ドルアーガの塔」。
今英語の字幕をつけるなどの作業中。
GDH社長「世界全部に同時に配信・・・これまで物理的に常識の範囲ではできないことだった・・・しかしいまやyoutubeと組むことでできること・・・新しいビジネスの可能性があり非常に魅力的・・・」

プロだけではない。ローレン・ルーク。youtubeで自分のメイクアップを紹介。
先月youtubeとの間でスポンサーとの広告料を受け取る。
ルーク「毎日自分の好きなことをしてお金をもらえるなんてうれしい・・・」
広告収入をもらう人が増える。 
夫婦の動画。これまで120万件のアクセス
ミミッシェルコート「少しお金が入るようになってきた・・・どんどん作っていきたい・・・」

スタジオ
関口「どうして熱中するのか・・・」
天野「これまで視聴者は受け手だった・・・送り手と受け手とが完全に固定化していた・・・しかしカラオケ以後、自分だって歌えると受け手が思い始め・・・送り手と受けての関係が崩れていき始めた・・・これまでプロフェッショナルの垣根で閉じ込められていた・・・そのたがが外れた・・・」
関口「秋元さん・・・実感はどうでしょうか・・」
秋元「分かります・・・これまでテレビでできるだけ多くの人に面白いと思えるものを提供してきた・・・しかし例えばさっきの拍手・・・楽しめる人は限られる・・・最小公約数的・・・子供たち、若い人は自分たちで面白いものを探す・・・年配の人はテレビにお任せして面白いものを頼むよとなっている・・・」
関口「昔はビジョンがあったか・・・」
・・・「動画に対する夢は常にある・・・本当に実現できるようになった・・・夢が全部実現できる、今までの制限がなくなってきた・・・創造性があれば作れる・・・ひとつのフィルターを通して・・・」
秋元「・・・・」
天野「僕はくだらないものが好き・・・今のテレビでやっているものの方がよっぽどくだらない・・・新橋で中年の声を、六本木で若者の声をそれぞれ聞いて、それで町の声といっているけど・・・ネットの方がよっぽどいろんな声があちこちから返ってくる・・・」
秋元「飲み屋のようなものですね・・・今は動画編集が簡単になった・・・無料の編集ソフトでプロ並みにできる・・・割合すぐに作れる・・・おもしろくてしょうがないですよね・・・」
関口「ここで時間の比率を紹介する・・・60代の2001年の視聴時間はテレビ99%、2006年でもテレビ98%だった・・・テレビが5時間ネット5,6分だった・・・20代は2001年にはテレビ82%、2006年にはテレビ62%に・・・ネット1時間25分・・・動画サイトが普及したのは2006年以降なので現状ではもっと進んでいる可能性がある・・・」
関口「どうみるか・・・」
秋元「20代にはテレビかパソコンかなんて関係ない・・・見るのも見ないのも自分の自由になっている・・・象徴的なのはこれ本当だよといっていたところ・・・加工したドキュメンタリー・・・放送には倫理規定があり信用がある・・・撮影・・・手間隙・・・ネットでは泥だらけの生のものを楽しんでいる・・・」
関口「昔のネットではテレビ番組の内容を語り合うようなものがあった・・・テレビ見ながらネットを語り合う・・・プロの作る映像を見ながら参加をしながら語り合う・・・」
秋元「昔おニャンコくらぶ・・・今はAKB48・・・今は毎日公演している・・・キャパは250人・・・通常では大体パイは分かる・・・劇場に入れなかったお客がいる・・・AKB48は実はネットアイドル・・・定点の劇場から発信しているネットアイドル・・・こうしたものは僕の思惑通りにならない・・・ネットアイドルのほうは・・・横のつながりであれがよかった、これがだめだったと話し合いがもたれる・・・」
天野「おニャンコを見たとき・・・まさにその辺にいる子だった・・・それがテレビだった・・・普通の人が出てくるほうが魅力的・・・」
秋元「だんだん垢抜けてくるものだった・・・今は最初から完成している・・・動画サイトのコンテンツは短い・・・テレビは30分とか1時間とかじっと見続ける必要がある・・・習慣が変わってきた・・・」
関口「ビジネスモデル・・・」
村井「確かにネットはお金を取らないで増えていく・・・それから広告を出したり・・・とにかく十分に増やしてから、それからお金を集めれるアイデアを持っている人を・・・」 
秋元「昔の紙芝居のよう・・・まずはお金をとらないで紙芝居をやっていて・・・それから飴はどうかと売りかける・・・」 
村井「まず集めてその後飴をどう配るのという方法論が必用・・・新しい次の世代が・・・うまくいったものが勝って行く・・・」
関口「テレビ局にとってはどうか・・・」
天野「民法にとっては・・・ネット広告は、ラジオ広告、雑誌広告を抜いている・・・ウェブ広告がテレビ、新聞についで3位になっている・・・テレビの牙城に迫っている・・・抜く日はそんなに遠くないかもしれない・・・テレビクリエーターでもウェブのコマーシャルに力を入れる人が増えた・・・」
席「新たな課題もあるのでそれを見る・・・」

CNN。世界最大のニュースチャンネル。最前線の映像を届ける放送局。動画サイトの登場以来、悩ませる事態が発生。CNNが送り込めなかった現場から動画が投稿される。軍事政権化のミャンマー。デモを旅行者や住民が撮影。軍事政権の発表ではデモが行われていなかったことになっていた。
プロデューサーのサンディ・マルコム「全てのメディアが締め出された・・・投稿サイトに注目・・・検討した上で放送に使った・・・」
動画はスクープになる。 
ナレーション「ベンジャミンポークさんは普通の旅行者でした・・・しかし・・・目撃して・・・」
CNNは今年2月動画専門の部署を立ち上げる。今後は投稿された動画を本格的に利用するため。本物かどうかの検討はもちろん。事実であっても残酷でないかどうか、差別や偏見を助長しないかという判断基準を設けて判断する。
兵士による投稿動画。イラクの前線の映像。人道的に報道に適さないものもあふれている。 
投稿動画担当のリラ・キング「メディアとして十分に検討することが使命・・・」

問題のある動画もあふれる。去年11月のフィンランドでの銃乱射事件。
突然高校生が同級生や教師8人を殺害。フィンランド国家警察のフェルツェン警部。生徒のPCにあった残酷な動画を問題視。
特にコロンバインの銃乱射事件の動画。どんな銃が使われたのか、どんな手口だったかといった状況の分かる動画を丹念に集めていた。
警部「彼は過去の犯罪がつくりだした模倣犯だった・・・」
アイラクシネン教授。動画投稿サイトのおすすめ動画の機能を問題視。生徒はこの機能で次々と動画を収集していたと見られる。
教授「次々と提供することで・・・その世界に閉じ込める・・・知らず知らずのうちに・・・閉じ込められる」

録画されたテレビが無断で投稿される。人気のバラエティー、ドラマなど。違法な投稿が後を絶たない。
東京の日本著作権協会。違法な動画を削除するよう要請。
木下祐二「いたちごっこなところがある・・・事業者も増えて・・・結果として増えているような実感がある・・・」
youtubeでは自動的に認識する技術も導入。しかし完全に食いとめることができてはいない。
さらに深刻な著作権違反。数多くの日本のテレビ番組が投稿されている。
NHKの大河ドラマもある。そのほとんどに中国語で字幕がつけられている。こうした行為は違法だという認識はないのか。メールで接触をはかるNHK。「私たちは趣味でやっている・・・商業的な行為ではない・・・これ以上の質問には答えられない」
グループの詳しい実態は分かっていない。 

関口「まず著作権違反・・・長谷部さん・・・法律的にとれる手段は・・・」
長谷部「法的な責任を問う手段としては・・・日本やアメリカでは削除を求める・・・それでも動画がのこっている・・・訴訟を起こすのか・・・これは権利を侵害された人にとって大変な手間とコストがかかる・・・サーバーが外国にあるとその国の裁判所に訴訟を起こさねばならない・・・国によっては法整備が整っていないし、著作権意識も違う・・・そこでひとつひとつ訴訟を起こすのか・・・技術的な手段や話し合いなど他の手段を含めて総合的に・・・」
関口「技術的に防ぐ手立てはあるのか・・・」 
村井「確実な技術はない・・・電子透かしでテレビ放送だと分かるようにする・・・投稿されても自動的にテレビ放送だと分かる・・・レポート盗作発見システムなどもある・・・」
関口「秋元さん・・・」
秋元「著作者として非常に困る・・・著作権の側でも・・・動画サイトには勢いを感じているが・・・ここまでは無料で・・・ここから保護するというところがどこからなのか・・・著作権のどこからが垣根なのか分かりにくい・・・ぜんぜん悪気なく投稿する人、確信犯な人の両方がいる・・・これがいけないとはっきりと住み分けする必要がある・・・」 
天野「分かりやすく示すコマーシャルが必用・・・」
村井「逆にブログに書いても誰かの引用とかすぐに分かることがある・・・誰かが勝手に使っていたらばれてしまう・・・」
関口「生の動画・・・一方で本当に一部の・・・動画における内容や質をどう考えるか・・・」 
秋元「CNNではチェックして決める・・・これが放送・・・動画サイトでは噂話からウソからいろいろ混じっていて見る人が判断する・・・動画サイトが倫理規定を設け監視委員会ができたら勢いがなくなる・・・みんなわかっている・・・これはいけないといえば離れていき裏に潜るだけ・・・」
関口「報道者としては常に裏を取ることを考える・・・警戒感をとる・・・」
天野「重要な問題・・・信用して・・・厳密にやると流せない・・・テレビ局が間違わないと言いすぎることがテレビ局自身を縛りすぎているのではないか・・・
秋元「確認・・・確認できないけど・・・
関口「子供の場合は・・・」
秋元「子供・・・事件があるとネットなどのせいにされるが・・・いけない情報だけを集めようと思えば他の手段もある・・・バランスよく判断できるまでは、ここまでという基準があってもいいのではないか・・・」
関口「次はテレビ局がみずから打って出るという例・・・番組のネット配信に乗り出すテレビ局の動き・・・」

アメリカのテレビ局。ネット配信へ。携帯端末に取り込むABCニュース。
利用者「便利だし画質もいい・・自宅にテレビはない・・・」
ネット配信に積極的なABCニュース。ニュースの視聴率が10年で半分の8%まで低下した。専門の部署で対策をとる。
ABCナウ。1時間ごとに更新。売りは「テレビより早くあなたの前へ」。テレビより3時間早くニュースを提供。
さまざまな動画サイトにも提供。 
副社長「効果的に視聴者に・・・視聴者がどこに行こうとも視聴者についていく・・・」

新たなビジネスモデルを作ろうとする動き
NBCエブリウェアー。再編成。ガソリンスタンドへ配信。番組は3分以内。番組の間にドライバーに的をしぼった広告。
女性「いいアイデア・・・」
男性「ファーストフードの広告が笑える・・・」
タクシーの乗客向けの動画も配信。NBC。スポーツジムなどへも配信。

BBCもネット配信を大幅に強化。
去年7月からIプレイヤーを始める。過去1週間のコメディやドラマなど210番組をネットで見れる。
利用者「宝箱みたいなものよ・・・」
利用回数は2000万回。
BBC担当者「すでに私たちは視聴者がいつでも利用できるようにしている・・・ネットは私たちの戦略の中心であるべき・・・」
新しい戦略。ターゲットは10代。ゲームや占いを融合した番組。60万人が楽しむ。
青年「BBCが作ったと聞いて驚いた・・・これまで暗いイメージしかなかった・・・」 
ITやゲーム業界の人材を次々と導入するBBC。デジタル戦略の担当者。
担当者「もはやネットがテレビ局のおまけという状況は終わる・・・見直し・・・ネットの特性を生かした独自性のあるコンテンツを・・・」
双方向性。仮想のアイドルとの対話で変わる先の展開。
BBCは価値観の多様化に対応したきめ細かなサービスを目指す。
担当者「BBCは英国放送協会の意味だが・・・英国と協会は残り放送は必要なくなるかもしれない・・・一人ひとりが特別な経験ができるコンテンツが必要・・・」
ニュース、ドキュメンタリー、ドラマで映像のプロとしての能力を高め、質の高さで勝負しようとするBBC。看板番組では数年数億円の制作費を投入する予定。
BBC社長「これまで放送優先だった・・・今はコンテンツ優先・・・視聴者が特別だと思うコンテンツに資金とエネルギーを投入する必要がある」
BBCは生き残りのために新しいテレビ局のあり方を模索している。

日本でもテレビ局がネット配信に乗り出す。
CBC中部日本放送。今年に入って、新たな視聴者向けサービスを始める。実際に使われなかった映像を利用してのコンテンツ。
湯澤巧「ツールとして・・・連携していくとどうなるのか・・・チャンスをものにしたい・・・」
赤道紀行に再放送の要望が数多く寄せられる。
番組のために録画した2800分の映像。視聴者の目に触れることなく倉庫に眠る膨大な映像。
映像を利用しネット向け特別編を作成。時間に制限があって放送できなかった映像など長めのものや舞台裏などを提供。
マイクロソフトと提携し1ヶ月で11万件のアクセスがあった。来年に向けて新しいスポンサーなどを獲得したいというCBC。

NHKも番組配信を本格化しようとする。
番組や予告編。NHKオンライン。NHKアーカイブスからドラマやドキュメンタリーを配信する予定。
見逃した視聴者へ。翌日から1週間見ることができる予定。

関口「・・・」
秋元「好きなときに好きなものを見たい・・・放送は決められている・・・それから一番コンテンツを持つテレビ局・・・製作能力がネットに流れたとき・・・さらにネットに向かう・・・」
関口「日本は制度的事情がある・・・長谷部先生に聞く・・・」
長谷部「制度的な背景としては公共放送と民間放送で異なる・・・公共放送としてBBCは憲章があり、BBCオンラインを含めて様々な伝送手段で送る責務がある・・・ただNHKになると業務法でかなり厳格にしばらていている・・・アーカイブスも放送法の改定がないと進められなかった・・・民間放送についてはビジネスモデルの問題・・・よく言われるのはドラマのような娯楽作品で二次利用に権利処理が必要ということ・・・ただ理屈から言うと、番組を製作するときに集中的に処理すれば解決するはず・・・ただ長い付き合いもあり、どうしても一括してごり押しすることも難しいだろう・・・本体の番組制作に支障が生じかねない・・・そのあたりがあるのではないか・・・」
関口「ビジネスモデル・・・」 
秋元「ひとつひとつ解決・・・折り合いをつける・・・放送局のアーカイブスは宝の沈没船だ・・・まず分配はどうするとかで困る」
天野「面白いコマーシャルもあるのに売れない・・・著作権でにらみ合い・・・」 
村井「NHKの放送50年史を見ていると・・・相撲の話が出てくる・・・昔から国技館は入場料のビジネスモデルであって放送されると人が来なくなると反対していた・・・しかし結果として満席になった・・・こうした結果はなかなか分からない・・・成功するだろうと予想することは難しい・・・成功体験というか、成功のモデルができてくることが重要・・・こうしたモデルができてくれば、ビジネスモデルとしての勇気が出てくる・・・」
関口「ここまでは・・・だった・・・これからのテレビに期待することを・・・」
秋元「放送も通信も見る側にとっては変わりない・・・ひとつの受像機・・・テレビが何をすべきか・・・テレビは放送倫理があり、そこにはフィルターがかかっている・・・ここを強化する必要がある・・・テレビ局はソムリエにならなければならない・・・一般の方が動画サイトを見ても何もできない・・・テレビがこういう人にはこういうものがいいですよとすすめる・・・」
天野「難しくてわからない・・・一番の機能は報道・・・作品かというと・・・エンターテイメントもジャーナリスティックにすべき・・・今という時代をみるのに適したエンターテイメントが必要・・・ テレビジャーナリストとしてみずからを研ぎ澄ましていくことを求める・・・」
村井「次の世代に対しての責任がある・・・世界でどう表現するかがこれからの日本には必要・・・自分の最高の表現をする・・・テレビにはプロとして最高のクオリティがほしい・・・最高の映像をきちんと提供できるという力がほしい・・・」
関口「最後に・・・ネットがあるともっとテレビが生きてくる・・・ネットがあると役割が保管される・・・」
秋元「基本的に・・・テレビはある種の自信をもって送れる・・・どこまで自信をもって送るか・・・」
天野「みんな・・・力を持ってきている・・・結集して・・・youtubeなどの巻き込んで・・・」
関口「メディア・・・すこしだけ未来が垣間見えた気がする・・・その中でテレビとして・・・いいものとして番組を提供する・・・ソムリエという指摘もあって・・・そうした言葉を刻み込みたい・・・・ありがとうございました・・」


以上見ながらのメモと見終わって1時間40分ほどの記憶より

コメント(1)

NHKらしい番組で、ビジネスモデルのあたりは民放ではなかなか踏み込みにくいところだったと思う。

電波利権とか経産省と総務省の姿勢の違いとか自立したがらない地方局とかもう少しテレビ局にとって深刻な問題があるだろうけどテレビ番組では踏み込みにくかったのだろう。民放ではそもそも匂わすことも難しいと思うけど。

参考文献として
吉野次郎著「テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか」2006年日経BP社
を挙げておく。読みやすく、テレビがインターネットを嫌う理由が7点にまとめられている。


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