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北上町立相川中学校コミュの天才作文

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はい、みなさんおばんです。
我々の先輩または後輩の偉大な功績および作品を後生に残すべく、
このトピを立ち上げました。

廃校という時代の流れとともに、埋もれていってしまうのには残念な作品をとりあげ、
ここでみんなで鑑賞し、讃えていこうではありませんか。

第1回の今夜は、昭和58年度版『なる』よりピックアップしてまいりましたこちらの作文です。
解説文は、以前に私が日記のなかで紹介させていただいたものをそのまま引用いたしました。どうぞ。







えー、今日みなさんにご紹介するのは、
僕が小学1年生のとき、2年生だった先輩の書いた作文です。

原文に忠実に書きますので、個人名もそのままです。
また、本人にはもちろん一切掲載の許可をとっていませんが、
それはそれ、堅いことは抜きにしたい。


まず、この文が作られた背景から説明したい。
(ほぼ推測)

  「明日まで、作文を書いてきてください。」

よくある宿題である。
しかし、小学2年生の男子になぞ、なんの書きたいことがあろうか。
困った。そんなことより、遊びたい。

そこで少年がとった作戦がこれだ。
“今していることをひたすら書き連ね行数を埋めていく”

言うなれば、典型的な『実況中継型作文』である。
つぶさな時間の経過とともに、
時折顔を出すダイナミックな話題の転換。
そして特筆すべきは、それらのスピーディーな展開が、
すべて『そして』という接続詞のみで繋がれていることである。

 もう待ち切れませんか?

 それではどうぞ。



 
 『


   うちにかえってからのこと

                   さとうかずひこ


  きょう学校から帰ってきてから少したってから

  せいぶけいさつをみました。そしてみていたっけ、
 
  少したってからねてしまいました。

  うんとたってからおきっとこしたっけまだおきませんでした。

  そしてやっぱおきました。

  そしてガンダムとダッシカペイといっきゅうさんとパーマンと
 
  いがのかばまるを見ませんでした。歌を見ました。

  そして56かい見ました。
 
  おばあさんがべつなテレビの1チャンネルにまわしました。

  サラダを食べました。

  そしておさつスナックを食べました。

  そしてみかんを食べました。

  そしてあしがかいくなったからかきました。

  ぎゅうにゅうをおじいさんとぼくとかずゆきが

  わかしてのみました。

  そしてけしごむがなくなって、

  さがすとこたつにおちていました。

  そしてみつけたからとりました。

  そしてあんちゃんのつかっていたから

  「あんちゃんのすべろっ。」ていったから

  おわったらすべっからっていますべました。

  そして外にいっておしっこをたいました。

  そしてはなみずがでてきました。

  そしてテレビをけしてテレビのしたをみたっけ

  あんちゃんのプラモデルのアクロバンチが

  かっこわりと思ったけかっこいかったです。

  そしてうんこがつまってたいにいくところしたっけ

  つまんなくなりました。

  そしてねました。
                                      』 
  


【訳】

家に帰ってからのこと
                   佐藤和彦

今日学校から帰ってきて少したってから、『西部警察』をみました。見ている間眠気に襲われ、少しうたた寝をしてしまいました。しばらくたってから起きようとしましたがまだ起きませんでした。でもやっぱり起きました。そして『機動戦士ガンダム』と『ダッシュ勝平』と『一休さん』と『パーマン』と『伊賀のカバ丸』を見ることなく、歌番組を見ました。5〜6曲ぐらい見たところで、おばあさんが別なチャンネルにまわしました。サラダを食べました。そしておさつスナックを食べました。そしてみかんを食べました。そして足が痒くなったので掻きました。おじいさんとぼくと弟の和行の3人で、牛乳を沸かして飲みました。そして消しゴムが無くなり、探してみるとコタツの下に落ちているのを発見したので、拾い上げました。そしてその消しゴムは、お兄ちゃんのを無断で使用していたため、「ちゃんと片づけろよっ。」といわれてしまい、「終わったら片づけるよ!」と言い返しました。ハイハイ、今まさに片づけましたからね。そして外に行き、放尿しました。ブルブル!さすがに外は寒いや。鼻水が出てきちゃいました。そしてテレビを消すと、ふと、テレビの下にあったお兄ちゃんのプラモデル(アクロバンチ)が目に入りました。普段何気なく見ていたのですが、こうしてあらためて眺めてみると、なかなかどうして趣があるように感じられるものですね。そこで急に大きい方をもよおしたため慌ててトイレに駆け込みましたが、ズボンをおろしたときには既に便意の波が消え去っていました。そして寝ました。



 
 天才だ。
 天才の降臨だ。


 繰り返し使用される
 「〜しようとしたが、しませんでした。」の落としは、
 人前でお話をする際のつかみとして
 是非身につけたいテクニックのひとつである。
 特に、「『ガンダム』と『ダッシカペイ』と…」
 のくだりでは、5つもの番組名を挙げておきながら
 「見ませんでした。」と切り捨てるあたり、
 誰もが「見なかったのかよ!!」と突っ込まずにいられない
 絶妙な空気を作り出している。
 いずれも、当時の小学生に人気のあったアニメである。

 そして、クライマックスとも言える消しゴムの場面に突入する。
 ここで登場する「すべろっ。」とは、浜の方言で
 “片づける”を意味する“すべる”の命令形であり、
 言うまでもなく文章中唯一のセリフである。
 「ろっ。」のなかの小さな「っ」によって表現される
 スピード感にも注目したい。
 

 ちなみに、彼が今どこで何をしているかは不明です。

コメント(3)

はいみなさんおばんです。
こちらも私の日記からの引用です。ご一読あれ。





    『 アルプス一万尺 』







   1980年代の初頭。
   私が小学校低学年の頃である。


   十三浜界隈の子供たちは、このような歌を歌っていた。




 「

    となりのじじばば  イモ食って屁ーして
  
    パンツがやぶれて  べべ出した

                               」




ヘイ!!とかけ声も高らかにランラランラ言ってしまいそうになるが、
『べべ』とはつまりアレだ。十三浜地方の方言で、女性のアレのことを指す。
まだよくわからないという方は、私の前回の日記を読んでいただきたい。
成人男性が4,000円を払って見に行くアレのことである。

パンツを突き破るほどの放屁が既に驚きであるが、肛門付近のみならず
『べべ』付近まで露出させられてしまうというのだからおそろしい破壊力だ。

トランクスを履く男性諸君であれば、数年に一度ものすごい勢いでバリバリと裂けるあの感覚、
と言えばわかりやすいであろう。
尚、この場合の『べべ』は、できればカタカナではなくひらがなで表現したい。
見た目は同じであるがそこはこだわりたいところだ。



それにしても、なんてヒドイ替え歌であろうか。
少し大きくなってから、あらためてそう思ったものだ。







   やがて、8コ離れた妹が保育所に入るとほどなく、 
   小さな彼女は聞きなれたあのメロディを口ずさむようになっていた。



   1990年頃の歌詞である。



 「

    となりのじっちゃんばっちゃん  イモ食って屁ーして
  
    パンツがやぶれて  空飛んだ

                                       」



『じっちゃんばっちゃん』とやや慌ただしくなったものの、
『じじばば』よりは幾分敬老の精神を見て取ることができる。

食したイモを体内でガス化したじっちゃんばっちゃんは、遂に空へと飛び出したのだ。

80年代バージョンに比べ、ファンタジーの要素が追加され、
全体的に子供向けの歌詞に仕上がった印象である。


妹に詳しく聞くと、なんと先生から教えられたのだという。
なるほど。言われてみれば、やはり大人の手が加わった無難さが感じられる。
本来の毒々しさは影をひそめ、『空飛んだ』というコミカルな表現によって、
文字通り“昇華”されたのである。ここは大人の作戦勝ちといえる。

個人的な見解を述べると、この歌詞のモデルは間違いなくキン肉マンであろう。

実際に成人男性を空中に浮かばせ、かつ前進までさせるには、
すさまじい風圧と推進力を必要とするに違いない。
しかし、七人の悪魔超人編においては、ブラックホール(すべてを吸い込む力)に対し
ホワイトホールと称して得意の放屁技により勝利したキン肉スグルであれば、
まったく心配ご無用なのである。







   さて、時は流れ2009年。


   幼稚園から帰ってきた我が娘の口から、思いがけずあのメロディが。





 「

    となりのじーさんばーさん  イモ食って屁ーして
  
    大事なパンツに 穴あけた

                                     」





お見事。一本!である。

『じじばば』という蔑称はいずこへと消え去り、
『じーさんばーさん』という、多少うるさいPTAも目をつぶる程度の呼称に変更されている。

そして特筆すべきはラストの部分。

数十年前にはべべを露出していたとは思えぬ優等生ぶりで、
教育的にもすばらしい内容にまとまっているではないか。

一寸の虫にも五分の魂。
一枚のパンツをも大切に履き続けようという慈悲の心
ひいては博愛の精神がそこには歌われているのである。




気がつくと私は、ヘイ!!というかけ声とともに、ランラランラと楽しいコーラスをしていた。
その目にはうっすらと涙が浮かんでいたが、その涙の意味を娘は知る由もない。









   阿部さん、誕生日おめでとう。
隣のじじばば懐かし〜!!w 今でも歌われてるんですねふらふら
うちの地区では「隣のずんずばば 芋食って 屁〜たいで パンツが破げで すんずま〜った(死んじまった)ヘイっ!!でしたうれしい顔

☆パンツ破げだぐれで死なね〜べや手(パー) じいさんばあさん殺すなや手(パー)ってツッコミ入りましたわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

他に♪坊や〜 良い子だ 金出しな手(パー) とかありましたね。オカマ虫とか、TOTO便器とか懐かしい!

佐藤和彦氏の作文素晴らしいバンザイ
すみません、気になったので足跡つけてしまいました。
そして、近くにいた後輩と、勝手に推測してみました。

?パンツが破れてすんずまった → 小指地区
?オカマ虫・TOTO便器 → 中・高校時代はイヌワシのTシャツを着ていた
?佐藤和彦氏を知っている → 昭和48〜52年の生まれ

こうして導き出した答えが・・・・・



  わからない!



しかし、あのジャージを着ていた人間が今や海外にお住まいであるというだけで感慨深いものがあります。
勇者と呼ばせてください。

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