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ジル・ドゥルーズコミュの『アンチ・オイディプス』新訳

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河出文庫から上下巻、各¥1260。訳者は宇野邦一氏。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309462804/sr=1-2/qid=1160639054/ref=sr_1_2/503-8860117-7056718?ie=UTF8&s=books
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309462812/sr=1-1/qid=1160639200/ref=sr_1_1/503-8860117-7056718?ie=UTF8&s=books
カバーデザインが美しい。

さて、これ、20年前に市倉宏祐氏が訳した『アンチ・オイディプス』(僕は¥3100の古本を買ったんですが)と比べて、どうなんでしょうね。Amazonでは訳文に関して賛否両方の意見が出ていますが、原語を解さない僕のような非専門家には、何とも言い難いものがあります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309240828
皆さんのご意見をお伺いしたいです。

それにしても、宇野さんといえば、法政大学出版局から刊行予定という『シネマ 2』の訳者でもあるようですね。法政というと、散々待たされた挙句に刊行された『感覚の論理』の訳者あとがきに、「訳文は出来ていたが、諸般の事情で出版が遅れ」云々と書いてあって、「この出版局は、いったい何をしているのか!」と。『シネマ』に関しても、いったい何をしているのか?

コメント(17)

そんなものが出ているんですか!?買わねば。
これでいつでも持ち歩いてどこでも読めますね。

勝手な妄想ですが、宇野氏の訳になったことで「千のプラトー」
との訳の整合性というかそういう点が向上してるといいな、と。
ん。ところで、
『シネマ 1』は財津理氏が、
『シネマ 2』は宇野邦一氏が翻訳を担当する
と云うことなのかしら?
おおおおお!!
「シネマ」の翻訳、進行中なのですか?
これは嬉しいです。
 『シネマ』の邦訳、正直、進行中かどうかさえ不安な気分です。今から九年前、1997年10月に出た、ドゥルーズ&ガタリ著『哲学とは何か』邦訳本の巻末に、1は宇野彰・四方田犬彦、2は宇野邦一訳で法政大学出版局から刊行の予定、と書いてありました。『KAWADE道の手帖 ドゥルーズ』って2005年に出てるんですね。宇野彰・四方田の両氏が途中まで訳して、あとは財津さんにバトンタッチ、という事なんでしょうか。
 まぁ、『哲学とは何か』の予告に一緒に載っていた『感覚の論理』も、出るには出たので、『シネマ』もいつかは出るんでしょう…。それまでは、『ユリイカ』の『シネマ』特集などで我慢。

 で、本題の『アンチ・オイディプス』ですが、確かに、『千のプラトー』の訳語との整合性がとられている点に期待したい所ですね。あと、個人的には、『アンチ・オイディプス』で言及されている、カルージュの『独身者の機械』が復刊すれば良いのになー、なんて思ったりして。僕自身は持ってるから不都合無いんですが。
 ところで、『千プラ』といえば、日本では『裁かるゝジャンヌ』って邦題で知られている映画が、原題(『LA PASSION DE JEANNE D'ARC』)の直訳で『ジャンヌ・ダルクの受難』と訳されてました。『千プラ』には、宇野邦一さんも参加していたわけで…。『シネマ 2』、不安。

 宇野さん、二人(彰と邦一)居るから、ややこしいですね。
ひょっとして「宇野彰」というのは、宇波彰さんのことでしょうか?
>宇波彰さんのことでしょうか?

あ、ホントだ、「宇波」でしたね、そういえば。

なんか、マヌケすぎて自分でウケちゃいました(笑)。
わたしもときどき、固有名詞を勘違いして覚えていることがあります。一度間違うと気がつくのに時間がかかりますよね。先日もある本の著者の名前を勘違いして学生に説明していて、あとで気がついて真っ赤になりました。(笑)
あとがきによると、市倉訳は学術的で注も相当な分量で(まともにやったら注だけで本1冊になるそうですものね・笑)、非常に有益だが、私と知っては、原文の文体を活かし、勢いで読んでもらいたい訳にした。とのことです。
よって、注も最低限度です(それでも、結構な分量ですが)。
しかし、全部下巻に注つけるのは、反則!
読みにくいです!
 岩波文庫なんかだと、索引は最終巻、という形になっていますが、註が下巻というのは、困りますね、確かに。

 にしても、僕が持っている市倉訳では、原注しかなくて、訳注は無いんです。カバーが古いバージョンの物を古本で買ったんですが、カバーが変わった頃に、訳注も後から付けられたんでしょうか…。
日本の翻訳者は早く出す、みなが待ってる、という意識のなさ、ではちょっと行きすぎでしょう。
「責任」感がない。「版権」を独占的に取得することの意味がまるで分かってない。
どうせ誰にも引用されない論文、雑誌寄稿するのなら、翻訳進めたほうがよほど、世のためでしょう。
>はじめまるさん
仰っていることはごもっともですが、論文の数で評価される現行の大学システムでは翻訳より論文を優先してしまうのはある程度仕方ないことだと思いますよ。
ましてや哲学書の翻訳は訳語の選定に非常に慎重にならざるを得ませんし。
>ANKLANGさん
早速のご意見ありがとうございました。
それにしても「遅すぎる」のではないでしょうか。
とくにデリダにしても、なんにしても。おそらく根本的には誠実さがないのだとおもいます。
時間的にできない、と思えば、「独占的に」引き受けなければ良いし。
色々な待たれてる翻訳が遅れてる理由を個々具体的に知りたいですね(今あまり情報源がないです)。
>市倉宏祐氏が訳した『アンチ・オイディプス』(僕は¥3100の古本を買ったんですが)


僕もそれを古本屋さんで2,250円で購入し、読んでいるところです。
市倉さんが「訳者あとがき」で書いていますが、フロイトの用語であるイドと、単なる「それ」をどう訳し分けるかという所にさえ、訳者の解釈が入ってきますね。
下巻を宇野邦一さん訳で読んでいます。
特に違和感は感じません。
この刺激的な本は、志ある者には常に読まれるべきだ。

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