Betsy Chapman/Euphoria ?
WIND LACE RECORDS PDBC 1736('77 US North Holly wood CA)
US obscur female Vo Baroque Folk/Pop
まず、この自主制作としか言いようのないジャケットがすごいのですが、演奏もそんな感じ。オーケストラの入った分厚いアレンジが非常にゴージャスなのに、演奏やミキシングがあり得ないくらいイナタい感じで、それがすばらしい。低予算の自主制作でこんなにオーケストラ使って大丈夫なのか?勝手に心配してしまいます。一曲を除き彼女のオリジナルで全編高水準。なかなかの才人だと思います。A-1"Euphoria ?"は壮大なオーケストレーションとエコーのかかったvo、ロマンチックでひなびた雰囲気がある種サイケデリック。B-1"Jimmy with the Amber eye"もGroovy & Coolでよい。唯一のカバー曲、A-Last"Deep Purple"は、ピアノ、フルート、ウッドベース、ジャジーなギター等のアレンジがトワイライトかつ甘美で絶品。レーベル名が"WIND LACE"というのが、ロマンチックでいいなあ。「よどみたそがれの女性vo」としてかなりいい線行ってると思いますが、この作品はほとんど無名。検索してもほとんど情報がありません。'80sに大手(CBS)からレコードをリリースしてますが、たぶんこっちの方が面白いのではないかと予想してます。ひなびたpopsのファンは楽しめると思います。
US自主フォークデュオ。Leaving on a Jet plane,I am a Rock,Four Strong windsなどのスタンダードナンバーとRon Franklinによるオリジナル(6曲)を演奏している。全体に自主盤でしかありえないような、ベースメントでフラジャイルな特別な雰囲気がある。特にA-1のひっそりと沈んだ気配とピュアな歌声はすばらしいの一言。JON&JODI,THE PAULETTE INTERPRETATIONなどが好きな人は好きだと思います。
6年くらい、張り跳びのある盤で聴いていたのですが、最近ようやくまともなコンディションの盤を入手しました。昔は本当にレアで、ほとんど幻の一枚だったのですが、去年〜一昨年は何回か売りに出されることがあったようです。
数年前、友人が探していたときは、何一つ情報が見つかりませんでしたが、最近ネットで探してみたら、メンバーの写真や録音の様子を撮った写真がありました。試聴音源もどこかにあるかもしれません。
MYSTIC ZEPHYERS 4/May be
two dot HRH6873('74 US private)
very innocent,cute and cool US family garage psych
当時わずか12〜18才の少年、少女達によるpopなガレージサイケ自主盤。
Hendrickson Road Houseと同じtwo dotレーベルからのリリース。
シャッグズ的なビートと天真爛漫さ、
キュート&クールで美しい楽曲の数々、舌足らずでイノセントな
演奏とvo、VUのloadedあたりに通じる浄福感などすばらしい。
咲き乱れる花と雄大な山々を背景に演奏しているジャケ写も超クール!
PIT RECORDS SI 1019('60s? US private)
空き缶にメンバーの似顔絵が描かれている自主としか言いようのない
モノクロジャケットからして只者ではないのですが、音の方もすごい。
メジャーでは絶対にありえないような下手くそな演奏でROCKの有名な
曲をやっていて、かなり笑えます。でも、きわものというだけでなく、
フォークガレージ風味のあるサイケとしてもとてもいいと思う。
このプリミティブな音色やユルいグルーヴ、微妙に外れまくった音の
一つ一つがなんとも味わい深く魅力的です。レコード店のOrderCatalogには
「サイケやフォークガレージ系を聴き尽くした正真正銘の音楽ジャンキー向け」
などと書かれていました(笑)
Smoke on the warter,Born to be wildも超すばらしい!
高揚感のあるvoがいいです。
Quoth The Raven – Nevermore 1972
https://www.youtube.com/watch?v=k1kkgypG8rM&index=3&list=PLGkeRiGAYgauby5tf7Ohe3udh3lbLTtL_
知る人ぞ知るUSfolkpsych自主盤の佳作。
All That The Name ImpliesとVIRGIN INSANITYにちょっとだけ近いかも。
$100で買えるVIRGIN INSANITY(笑)
以下はP通信のレヴュー
female/maleVo、ACOUSTICギター2本、GUITARRON(大型のアコギのような
形をしたBass−名前が笑える) という編成のUS FOLK Trio。
メンバーの3人の頭文字がGだから"Triple G Records"で、たぶん女1人、
男2人だからレコード番号が"TGS 1-2"という、正真正銘の自主盤です(笑)。
S&G,P.P.Mなどとは全く別の音楽的Back groundがありそうな、7thコード
を多用した独自の音作りで、全曲オリジナル。メランコリックで切ない
Love songや、さすらいを感じさせる歌など歌っています。
素人的で女性Voもつや消しな感じで、とにかく地味でなので
あまり騒がれそうにないけれど、よく聴くと味わい深い。
けなげな感じが好きです。
Blue Bus - Your Mind's Moving Too Fast 1968
https://www.youtube.com/watch?v=np9Cg-VNNFg
The Blue Bus - Friend Of Mine
https://www.youtube.com/watch?v=I-2nLize_zI
個人的にかなり好きなガレージサイケ発掘盤
メロディーがいいし、たなびくようなフィードバックギターもイケてる。
(68年にしては先駆的な音作りかも?)
でも、ヘロヘロな演奏なので好みが別れるかも。
Your song,Last supper
https://www.youtube.com/watch?v=alepK89yWLc
3;21からの”The last supper"を聴いてみてください。
By My Side
https://www.youtube.com/watch?v=SG4W7TGEtFk
QUOTH THE RAVEと同じ写真を使ったジャケットのUSクリスチャン自主FOLK
可愛らしくて、やさしくて、ひたすらピースフルな演奏。
Perspective,Take flight,All in one,His peopleあたりのUS自主FOLKが
好きな人にはばっちりでしょう。
この他にもDay by day,Colour my world,Let's get together,Sabbath prayerなど、
名作多数。何曲かはLast Daysを思わせるトワイライトメロウの極み。
運が良ければ$100で買える知られざる名作です。
以下は”psychdelic通信”のレヴュー
QUOTH THE RAVEN以上にまったく知られていないが、内容はとてもいい。
メンバーはおそらくみな10代の学生達で11人もいて、そのうち7人の
女の子がVoを担当している。ふんわりゆったりとしたリズム、fluteやpiano、
アコギ、bass、パーカッションなどをバックに歌われる、
SOFTROCKテイストのあるvoやコーラスが美しい。
たなびくflute、たゆたうさざ波のようなアコギ、やさしく美しい
メロディや歌声などひたすら安らかで、孤独なサイケ者の心を癒してくれます(笑
(15 April '06)
Shira Small – The Line Of Time And The Plane Of Now
LC7475 (1974 US, Private)
昔SALON de REMという雑誌でモロに自主なジャケ写を見て気になっていた一枚。
youtubeで聴くことができました。
欲しいけど、もうすごい値段になってるので無理そうです。
20:17のFingerpainterも相当かっこいい。
Probe – Direction 1969 US
イリノイ州の渋く硬派なオルガンファズサイケ。
未知の冒険に乗り出していくようなA1の飛翔感、A4の突き抜けるような高揚感、静かなパートでの幽玄味や渋く繊細な美しさなど、すばらしい。
昔G-Modern(第6号)で平野剛さんが「Probeはゴミではない!」と書いていたのが印象に残っている。