ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

TOKYO ポエケットコミュのポエケットレポート2025 �供  ゞ蛙領短�

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【ポエケットの圧倒的安心感】                   

恭仁涼子

 机の上に敷物を広げながら、思えば遠くに来たもんだ、としみじみしました。

 私にとって、詩そのものとポエケットとの出会いは同時です。記念すべきその場に、ひとりで出店側として参加するようになるとは。

 六年前、ある大好きな小説家の面影を追って旅をしたとき、偶然一人の詩人と出会いました。その方が何を思ったのかはわかりませんが、私を詩の合評会とポエケットに二日連続で連れて行ってくれたのです。小説ばかり読んだり書いたりしていた当時、私は詩に関しては門外漢で、まさに初対面。その時のポエケットは、元お風呂屋さんの地下会場で開催されていました。地べたに座り込んで夢中で見本誌を読んだことと、その時サンダルの底に大きな穴が開いていたのに後で気づいてうわってなったことと、来場者が連れて来た小さなお子さんに「ここにいるのは全員詩人!」と楽し気に教えていたこととが印象に残っています。

 私は、その時のポエケット前日にお邪魔した合評会に定期的に参加するようになり、主催者の同人誌の同人となり、今回その同人誌の売り子として、やってきたわけです。正確にいうと、前回もそうだったのですが、その時は売り子が複数おり、一人でポエケットの出店スペースに座るのは初めての経験でした。

 文学フリマでは、経験があります。しかし、文学フリマとポエケットでは大きな違いがあることがわかりました。文学フリマはガチャガチャしており、お手洗い等で席を離れるのもはばかられ、お買い物もままならないのですが(※文学フリマをディスる意図はありません)ポエケットはそれがない。圧倒的安心感。まず、緊張して会場にやってきた私を、主催の方々が優しく歓迎してくださり、開場前まで、ほかの参加者さんたちと軽くおしゃべりをしました。もっとも、おしゃべりといっても、パンを食べながらぽそぽそ言葉を交わす感じだったのですが、それが妙に心地よかった。心地よさは開場してからも同じで、遠慮なくお手洗いに行ったり、お買い物をしたり、とにかく安心感が半端ない。ある出店者さんのところで大人買いをしたのですが、うわー生きている人の現代詩文庫だ! とかはしゃいでみたり。ほかにも、気になる人にはどんどん声をかけました。素晴らしい朗読パフォーマンスも、出店スペースの位置の関係で、真正面から見られてラッキー!

これは自分のお店に来てくれた人の言葉で、確かにそうだなと思ったのですが、ポエケットはお客さん側にも椅子があるところがいい。椅子を勧めて、一般来場者ともゆっくり話せます。感触として、一般来場者が多い。かつての「ここにいるのは全員詩人!」を思い出しました。自分が思っている以上に、詩人って、多い。

ただ、これはコロナ禍があったことが関係しているのかもしれませんが、終わった後に全体の打ち上げみたいなのがあればもっとうれしかったかな。もっとも、同人単位でおのおの打ち上げをするとかが恒例なのかもしれないですけれども。あと、連詩の完成したのが見られるのって、おそらくこの文章が紙面に載っているころですよね? どうなったのか気になりすぎるっ! 自分はヤリタさんの次で二番手だったので、しょっぱなから変な無茶ぶりとかになってしまわなかったか心配です。(笑)即興詩は苦手なんです、許してください……(でも、考えるの楽しかったですよ!)。

帰り道、スカイツリーが血のにじんだガーゼのような夕焼けに屹立しているのが見事で、思わず写真を撮りました。来年もこの風景を見るのかなあ。それとも、江戸博の改修工事が終わっているのかな。江戸博ポエケットは行ったことないから楽しみ。お風呂屋さんの可能性もゼロじゃないかも? どこになろうとも馳せ参じます。


*注 このレポートは28回TOKYOポエケットで配布されるポエケットニュースに掲載されます。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

TOKYO ポエケット 更新情報

TOKYO ポエケットのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。