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日々こぼれ落ちる歌たち(童話)コミュの宇宙(そら)

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ひかりは自分を信じなかった
ひかりは他を信じなかった
ひかりはこの世界に幻滅した
ひかりはそれでも人として存在していた
ひかりは本当のことを知っているくせに語らなかった
ひかりはそれでも尚自分に対し素直な感情を持ち続けた
ひかりは孤独だった
ひかりはやがて仲間を失いはじめた
ひかりは仲間の消え往く明かりを黙って見つめた
ひかりは自分のとなりのともし火が消えたとき
初めて限りの無い悲しみをいだいた
ひかりは自分の可能性を問うた
なぜ僕は何もしなかったのだろう
なぜ僕はとなりで輝いていたあのひかりを求めなかったのだろう
なぜぼくは多くのひかりが消え往くのを黙ってみていたのだろう
僕は誰
僕は何
僕はどうしてここにいるの
そして僕は永遠に消えないの?
ひかりが本当に恐れていたのは永遠の存在だった。今初めてそのことを光は思い知った


永遠の時がひかりを包むとき
気が付くとひかりは漆黒の闇にぼつんと一人佇んでいた
誰に咎められることも無く永遠に其処にいた
そして自分の暗闇をやっとの思いで照らしていた
今はいなくなった仲間達の痕跡を探して
やがて再び訪れるだろう、旅人の道しるべとして
そのときひかりはなぜ自分がこの世界に一人しかいないのかを知った
そう、この世界を求めたのは自分だったのだ
もっと自分を信じれば
もっと他人を認めていれば
もっとこの世界を住みよくすることに勤めていたら
すべてが自分の思い通りだと知っているくせになぜ何もしなかったのか
何もかも失った今、ひかりはようやく自由の意味を知った
今は只闇夜に輝く自分にがあった
闇が暗ければ暗いほど、自分がいつの間にか辺りを照らす存在になっていたことを知ることが出来た。


いまはもう、ひかりは寂しくも怖くも無かった
ひかりは自分を永遠に存在する化石のように
その自分を頼る誰かのために
今は只在る
それだけでうれしかった

コメント(2)

ふみさん今晩は。一年ぶりにコメントかえします。
去年は沢山大切なものを失った気がします
こんなに世界が変わってしまうなんて思わなかった
正直、なんにも頭に湧かなかったし、捨て鉢になっていたかもしれない
でも、自分はこれからも在り続ける。
生きている以上、在り続けなきゃいけないんだと思います
そうしないと世界が変わっちゃうから
一人でも絶望しちゃいけないんだ
希望がなければこの世界がつまらなくなっちゃう
今日本人は幸福や幸せや、豊かさや希望が少なくなっちゃった。
みんながこれらを捨てたら、本当に日本はつまらない世界に変わっちゃう気がする
僕は去年本当はお遍路の旅にでたかった。
そして何もかもお寺に捨てて来たかった
でも出来なかった
結局、京都都奈良の古寺を回るだけだったけど、年を越していくらか気がまぎれた気がします
希望を持たなきゃダメですよね。
本当にそうだ。
そうなんだ


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