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何て事のない作業が回り回ってコミュのネタばれあり。 HOME Tour2007

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 1彩り
 2and I love you
 3youthful days
 4箒星
 −MC−
 5Another Story
 6もっと
 7いつでも微笑を
 8PIANO MAN
 9ランニングハイ
 10Imagine(John Lennon)
 11CENTER OF UNIVERSE
 12Dance Dance Dance
 13フェイク
 14Any
 −MC−
 15to U
 16タガタメ
 17ポケットカスタネット
 18Worlds End
 19終わりなき旅
 20しるし
 −encore−
 21あんまり覚えてないや
 22overture
 23蘇生
 −MC−
24彩り

ステージを見るだけで興奮した。ステージはヴォーカルがバンドの回りを一周できる形だった。座席は2階スタンド席の、なんと最前列!!!!超見やすかった!

7時を過ぎても彼らは現れなかった。それは予想していた。大物歌手は大抵無礼に遅刻してきて絶対に謝らない。でもそこがいい!仮にもロックバンド。律儀に時間通りやられたら逆に萎え萎えだ。10分は待ったろうか、突然照明が落ちた。

ステージがぼんやり照っていた。ミスチルが登場してくる前に透けていて後ろの客にも見えるスクリーンにロボットが単純作業を繰り返しているアニメが流れた。そしてミスチルが参上し、1も2もなくJENさんのカウントが入り彩りが始まった。彩りが一曲目だった。そりゃビックリした。辺りの暗闇が優しく溶かされていくような始まり。

見事に期待が裏切られた、いい意味でね。凄い歓声だ、この瞬間はメンバーは気持ちいいはずだろう。シフクノオトのときもいつも終盤あたりでやる終わりなき旅から始まって半端じゃない歓声が上がった。ぼくはHEROかフェイクから始まるんじゃないかなと予想していた。

序盤からホントよく飛ばしていた!
全曲新し目の曲で構成されていて、名もなき詩、抱きしめたい、ツゥモネバなどといった往年の名曲は一曲も歌われることがなかった。すべて最近のアルバム3作からの抜粋であった。しかしそんなことは今になってやっと気づくくらい内容の濃い、これがミスチルだー!と提唱しても疑うことのないくらいのライブだった。

音は最高によかった。とくにアコギ!生生しい箱音でした。もうそばでかき鳴らされているよう。大きい音だったし、メンバーも今回は特別でいつもレコーディングしているメンバーだった。だからサックスもあったしトランペットにコーラス・・・こんなの多分ミスチルのライブでは活動休止宣言をしたあの有名な東京ドームでのライブ以来のことだ。それにヴィオラにヴァイオリン、コントラバスときたから贅沢なもんだった。JENさんのドラムの音は特にバスドラの迫力が凄くて体で振動を感じられて幸せだった。

あと小林武さんもいた。キーボードを弾いてた。個人的には小林さんがどんどんミスチルにくっついてくるのはなんだか複雑な心境がする。実際、ライブで本来4人でスクリーンに映し出される場面で小林さんを含む5人で写っていて「えーって感じだった」笑 桜井和寿が櫻井和寿としてのバンクバンドの概念をミスチルに少し持ち出してきているのは確か。敏感で生粋のミスチルファンならそこらへん気づいてるはず。その影響で徐々に自然と小林さんもミスチルに近くなって行けているのではないかと思うのだが、ここらへんは大いに議論したい。カインドオブラブは確かに作品作りにおいて桜井和寿&小林武を名コンビと格付けした。しかし僕の解釈ではそれはあくまでプロデューサーとしての小林さんを評価したい。そしてこれかもそういう目で彼を評価していきたいな。

田原さんのギター一本だったのが個人的には凄くうれしかった。前々から田原さんのギターをもっと純粋に生で聴きたいというのがあった。田原さんと桜井さんのツインギターなら彼らが高校生時代からだ!しかも自分の座席は田原さんサイドだった☆
12Dance Dance Dance
13フェイク
はまさに会場がダンスホールと化し、そんなラッシュをエレキ一本で盛り上げていく田原さんがやっぱすごかったー。フェイクではギター一本から予想してたとおり、フェイクのギターサウンドが入ってたけどね笑

フェイクとAnyの繋ぎよかったね。すべてはフェイク!って絶叫しまくって・・・そのすべて真実〜タララランとAnyがきてサプライズだった。フェイクのキーがAmなのでAnyはその流れでキーをCに。本来AnyのキーはD♭。しかし繋げて自然に半音下げにしましたね、けっけっけ。気づいてない人は多いと思う。

私、15to Uで不覚にもマジ泣きしてしまいました笑
歌詞とかに執着するのはあまり好きじゃないんだけど、「光と影と表と裏 矛盾も無く寄り添っているよ〜」のところでスイッチが入ってしまい・・・あとは堪えられずに垂れ流しです。まぁこうやって歌詞も含めて100%受け止めようと思って聴くのもたまにはアリだなと思った。

あと18Worlds End この曲を入れてきたのは意外だった。この曲は前回のアルバムのコンセプトにあった衝動という言葉をもっとも象徴する曲だったのでアルバムHOMEのライブでこの曲をやるとはね。まあつながりとして考えられるのは「飲み込んで吐き出すだけの単純作業繰り返す自動販売機みたいにこの街にぼーっと突っ立て そこにあることで誰かが特別喜ぶでもない でも僕が放つ明かりがきみの足元照らすよ〜」という歌詞と彩りの、単純作業は誰が褒めるでもないけど、回りまわって目の前の人の笑い顔を作って結果的にその人の顔にピンクの彩りを加えることになるところかな。でも曲のエンディングで日常の些細なニュースから、世界で起きている様々なニュースが同時にスクリーンに流れてくる演出にはやられましたね。一気に言葉が流れてきて、風が吹いてきてその風を集めました。。。とか山に登って雨が降って。。。とかそこから、初めてつかまり立ちした、とか小学校を卒業した。。。とか初めてデートして。。。。とかetc…それと同時に「飢餓の問題」とか「世界最軽量の赤ちゃんが退院」とか出て非常にスケールの大きいものとなっていますた。すべてこの演出は「だけど僕らつながってる、どんな世界の果てへもこの確かな思いを連れて」に集約されている!とみた。個人的にはポンっと出てきた「初めてデートして。。。」がやけに突き刺さったよ〜、だって想像出来たもんなんかお金のかからない感じのデートでさぁもー笑 締めの言葉は「世界はどのようにして始まったんだろうか・・・そしてどのようにしておわるんだろうか・・・」だった。

終わりなき旅は静か目から盛り上がっていくヴァージョン。桜井さんはブルーフラワーを、やっぱり低い位置で弾いていた。このブルーフラワーはテレキャスターでたしか70年代後半から80年代前半のモデルのブルーフラワーだ。今新品で出回ってるブルーフラワーは赤い花があしらわれていてトリッキーな感じを狙いすぎていてあまり好きじゃない。さらに桜井さんのブルーフラワーは指板がローズになっている。本来はメイプル仕様である。あとピックガードが透明な元のものから白いものに張り替えられていて中央部分には花の模様が。ボディーの模様から透けているみたいになっている。ちなみにPVでは普通のテレキャスター(フェンダー社がブロードキャスター、後のノーネームキャスターとして売っていたころから変わらないモデルのやつ)を使っていて、ぼくは中学生時代にあこがれて買った。腰をくねくねしながら弾く姿、格好よかったー。

待っていました、しるし。君と僕のしるし!
この曲の時は本当に会場が静まり返ってた。最初に聴こえるのは桜井さんの声とギブソンのギターとピアノだけ。終わりなき旅の感じをちょっと引きずってる感じがあった。それは終わりなき旅で登り詰めて・・・最初からこうなることが決まってたみたいに・・・ときて慣れてる歌詞でも引き込まれかたが少し違うような気がした。雰囲気的にもタガタメから始まった流れは確かにあった。しるしに行き着くまで確実に緊張感が作られた。しるしで見事に吸い込まれましたね。やっぱり安売りしてこない曲だった。桜井さんの声が生生しかったのでしるしはライブが最高にいい!といえるほどだと思った。ここでようやく前々からのひとつの予想が当たった。しるしでミスチルが掃けた。僕はしるしが最後の曲になることはないが(重いから笑)、しるしに続く曲は無いなと予想していた。

ここまで本当に早かった。ミスチルがいったんさがってから、しるしが大いに手伝って放心状態だった。しばらくして再登場!メンバーは着替えてる。私服っぽい感じ。しかしこのとき思ったんだけど桜井さん痩せてたなー。・・・。ニコニコで出てきたんでステージ上の緊張感はほぐれ更にあんまり覚えてないやでほぐれまくり。ステージの前のほうでみんな楽器を構えて演奏会みたい。あんまり覚えてないや、すこしJENが歌いました。ハモリもやってたけど、突然歌ふられてた。JENのハモリって格好いいですよね?JEN「夕べギターを弾いてうとうとしかけた瞬間に〜あ、歌詞覚えてねー」 すると桜井さんの助け舟、「奇跡のメロディーが〜」JENも一緒に「奇跡のメロディーが、あっハモっちゃた笑 ぽっ」 可愛かったけど、何気に生ハモりきけて感動&格好良かったわ。

「最後にもう一度彩りを歌いたいと思います。この彩りの中にこめられた思いが一日でも長く、皆さんの日常にあり続ける(だったか加えられるようにだったか)ように願って。聴いてください」とピアノのバックで桜井さんの一言が入る。もう一度彩りが聴けるのはうれしいけど、もう終わってしまうのか…なんだか寂しい気持ち。まさに夢の時間だった。憧れの彼らが目の前で躍動していて、ああまたこの愛しい敬称つきのガキたちとはいつ会えるんだろう。なんて思いが胸を駆け巡った。そしてゆっくりと歌いだす。たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーだーーー目の前に…ためます。めっちゃためます。いつもより余計にためております。桜井さんは嬉しい替え歌もしてくれました。ただいま、おかえり、ただいま、おかえり〜 のところを、ただいま、おかえり、ありがとう、また会おう〜と。歌い優しげな拍手が起こった。そして極めつけは最後に「なんてことの無い作業が回り回り回り回って〜今僕の真後ろの人の笑い顔を作っている」と歌いました。その瞬間後ろのJENさんは満面の笑みです!(サイドバック中央にいた馬鹿なファンが「桜井さんは後ろにいる私たちのことも大事にしてくれるんですね」と勘違いしている)きっとJENの怪我のことでライブの前何かあったんでしょう。とにかくそういうほろっとくる彩りで最後きっちり締めくくられましたね。

ぼくが今までいったライブのなかで一番いいライブだった。

散文、最後まで御拝読いただき感謝いたします。

コメント(2)

このコミュニティーの名の曲ついこの前初めて聞きましたウッシッシ
そうなんだ、あんまり歌詞に固着して聴くのは好きじゃないけど、凄いいい詞だよ。ストーリーを想像して読んでみるとなおいいよ。 前のトピで歌詞に勝手に手を加えたものがあります。

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