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ネットでオペラを聴く人集まれ!コミュのクラシック・メール・ニュース創刊準備第26号

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 クラシック・ジャパン メールニュース創刊準備第26号が
届きました。(2005/9/19)お友達にも、このメールマガジン
の購読をお勧めくださいとありましたので、転送します。
長文で、恐縮。

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いまだ残暑が続いてますが、昨夜はもう中秋の名月で、朝晩は
涼しく感じられるようになってきました。秋がそこまでやって
きているのが感じられます。9月は夏の音楽祭がすべて終わり、
あちらこちらでシーズン開幕が行われます。

<目 次>
・初心者向けオペラ・イベントをニューヨーク・シティ・オペラ
が開催
・ルービンシュタイン賞にピエール・ルイ─ジ・ピッツィ
・パヴァロッティにロンドン市名誉市民称号
・ミュンヘン国際コンクールで岡崎慶輔が優勝
・ボン・ベートーヴェン・フェスト開幕
・英国ロイヤル・オペラのシーズン開幕
・ブラームス・コンクールで島てるみが入賞
・「プロムス」閉幕
・今年もヴェルディの誕生日に記念公演

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◆ニューヨーク(From New York)
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初心者向けオペラ・イベントをニューヨーク・シティ・オペラが
開催
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シーズンがオープンしたばかりのニューヨーク・シティ・オペラ
は、“オペラ・フォー・オール”と題したイベントを9月8、
9日に開催した。通常45ドルから125ドルするチケットを、
全種25ドルで開放したもの。オペラに馴染みの無い新たな観客
を開拓するためのもので、初日はポップス界からルーファス・
ウェインライトも出演、オペラアリアを中心としたコンサートが
行われた。
また、2日目は<蝶々夫人>の全幕を上演。<蝶々夫人>では、
まずテレビ番組「セックス・ アンド・ザ・シティー」で人気が
沸騰したシンシア・ニクソンが登場、簡単に作品を紹介する
スタイル。第1幕、2幕の前には、舞台裏のドキュメンタリー
も上映した。
この日のプロダクションは、去る5月日本でも上演された、
マーク・レイモスによるもの。シンプルなラインが美しく、
シティ・オペラの財産のひとつ。子供の顔もちらほら見られた
観客の反応は非常によく、この種のイベントとしては大成功を
収めた。指揮は、アリ・ペルト。

◆ミラノ(From Milan)
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ルービンシュタイン賞にピエール・ルイ─ジ・ピッツィ
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【ミラノ発】輝かしい功績を修めてきた芸術家への称号、
アルトゥー ル・ル−ビンシュタイン賞の授与式が9月3日、
ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で行なわれた。今年の受賞者
は、世界的な舞台演出家であり、美術家、衣装作家としても
名高いイタリアのピエール・ルイージ・ピッツィで、最高賞が
贈られた。
同賞は1979年、ルービンシュタイン文化協会によって創設
されたもの。音楽分野におけるノーベル賞と謳われ、かつての
受賞者には、カール・ベーム、レナード・バーンスタイン、
マウリツゥオ・ポリーニなどが名を連ね、また昨年は、知性派
バス歌手、ルッジェーロ・ライモンディが受賞している。
フェニーチェ劇場で行われた授賞式には、マリエッラ・
デヴィーア、エヴァ・メイ、ダニエラ・バルチェッローナ
はじめとする総勢25名の歌手たちが出演。アンサンブルで
50余年の輝かしい舞台人生をおくってきたピッツィを称えた。


◆ロンドン(From London)
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パヴァロッティにロンドン市名誉市民称号
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シティと呼ばれるロンドンの金融街の正式名称はシティ・オブ・
ロンドンである。我々が通常理解しているロンドンとは少し意味
合いの違う区域で、かっては王権の及ばないところであった。
現在も中世以来の伝統が連綿と脈打っている。その一つが
フリーダム・オブ・ザ・シティ・オブ・ロンドンという
13世紀に始まった名誉市民称号である。
その名誉市民称号が12日夜、ルチアーノ・パヴァロッティ
(69歳)に贈られた。長年のチャリティ活動によるもの。
パヴァロッティは脊髄の大手術を終えたばかりだが、当日
の式典にも出席。古式豊かなガラ・ディナーも盛大に執り
行われた。
名誉市民称号者には、13世紀以来不変の恩典が与えられるが、
そのうちの一つは羊の群れを連れてロンドン橋を渡ってよい
ことになっている。


◆ミュンヘン(From Munish)
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ミュンヘン国際コンクールで岡崎慶輔が優勝
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ドイツ放送連盟主催第54回ミュンヘン国際コンクールが
閉幕した。ミュンヘン国際コンクールは世界の権威あるコン
クールのひとつで、これまで俊才を数多く送り出している。
今年はヴァイオリン、チェロ、ホルン、ピアノ・デュオの
4部門が審査の対象だった。今年の参加者は32カ国から
194人。そして、ヴァイオリン部門第1位に岡崎慶輔
(1976年生まれ、ファイナルの演奏曲はブラームス・
ヴァイオリン協奏曲)、第2位に山田晃子(1986年
生まれ、ファイナルの演奏曲はべートーヴェン・ヴァイ
オリン協奏曲)が入賞した。山田は特別賞として『オーディ
エンス賞』と『オズナブリュック音楽賞』も受賞した。
受賞コンサートは、岡崎が9月16日にガスタイクのフィル
ハーモニーでヤコブ・クライツベルク指揮のバイエルン放送
交響楽団とブラームスのヴァイオリン協奏曲を、山田が9月
15日にプリンツレゲンテン劇場でミュンヘン室内オーケス
トラとモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番を演奏する。

【関連サイト】ミュンヘン国際コンクール
http://www.br-online.de/kultur-szene/klassik_e/pages/ard/ard.htm

◆ボン(From Bonn)
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ボン・ベートーヴェン・フェスト開幕
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ボン・ベートーヴェン・フェストが9月8日、ロマン・コー
フマン指揮ベートーヴェン管弦楽団の<第9>のオープン
エア・プレ・ コンサートで開幕した。ボン・ベートーヴェン・
フェストの歴史はベートーヴェン生誕75年の年、1845年
に遡る。初回の開幕コンサートはシュポア指揮<ミサ・ソレム
ニス>と<第9>、ソリストにリストを 迎えてのピアノ
協奏曲5番<皇帝>を演奏した。
それから160年後の今年は、テーマが「リベルテ、ベートー
ヴェン とフランス文化圏」。ロリン・マゼール指揮ニュー
ヨーク・フィル、クルト・マズア指揮フランス国立管弦楽団
などの管弦楽コンサート、アルフレート・ブレンデル他の
ピアノ・リサイタル、ボン市立オペラの< フィデリオ>新制作
初日公演など、ボン市とその近郊、合せて25会場 で63の
コンサート等催し物が予定される。閉幕公演は10月2日、
インゴ・メッツマッハー指揮バイエルン放送交響楽団のコン
サート。

【関連サイト】ボン・ベートーヴェン・フェスト
http://www.beethovenfest.de/

◆ロンドン(From London)
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英国ロイヤル・オペラのシーズン開幕
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ロイヤル・オペラが9月10日、新シーズンの開幕を迎えた。
開幕公演はドニゼッティの歌劇<ポルトガル王ドン・セバス
チャン>をコンサート形式で上演した。ドニゼッティは
42歳の時にパリに移り住み、フランス語のオペラを作曲した
が、その時期の作品。18世紀の歴史物語で、若きポルトガル
王がアフリカの女を助けるが、叔父と大法官の策略にかか
って二人とも命を落すというストーリーが展開する。
タイトル・ロールはジュゼッペ・フィリアノッティ。故アル
フレード・クラウスの弟子で、ドミンゴのオペラリア・コン
クールの優勝者でもある。アフリカ女にヴァッセリーナ・
カサローヴァ、大法官にアラステア・マイルス、アフリカ
女の夫にサイモン・キーンリィサイド他の出演。指揮は
ハレ管弦楽団音楽監督のマーク・エルダー。
当日の公演は珍しいオペラを多く録音している「オペラ・
ラーラ」が2007年発売に向けてライブレコーディングして
おり、雑音には気を付けてほしいのアナウンスもあったが、
第2幕の終わり近くでドン・セバスチャンは声が割れてし
まった。一方、カサローヴァとキーンリィサイドの二重唱が
圧巻。13日にも、もう一度上演される。

【関連サイト】ロイヤル・オペラハウス
http://www.royalopera.org/

◆ウィーン(From Vienna)
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ブラームス・コンクールで島てるみが入賞
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第12回国際ヨハネス・ブラームスコンクールが先週、ブ
ラームスゆかりのオーストリア・ペルチャッハで開催され、
声楽部門でウィーン在住のソプラノ歌手、島てるみがアジア人
として、またソプラノとして最高の第4位を受賞した。
コンクールは、声楽の他にピアノ、ヴァイオリン、チェロ、
室内楽もある比較的規模の大きなコンクールのひとつ。声楽
部門はブラームスを中心とするドイツ歌曲の表現と歌唱力を
評価され、ドイツ語圏からの参加者が多く、さらにブラームス
ということで、歴代優勝者はすべてバリトンかメゾソプラノ、
アルト。日本からは女声8人がコンクールを受けた。

【関連サイト】ヨハネス・ブラームスコンクール
http://2005.brahmscompetition.org/

◆ロンドン(From London)
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「プロムス」閉幕
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7月15日に始まった「プロムス=プロムナード・コンサート」
が9月11日、恒例の「ラスト・ナイト」のコンサートで閉幕
した。最終日はBBC交響楽団とその首席指揮者がトリを受け
持つのが恒例だが、次期首席指揮者のイルジ・ピエロフラー
ヴェクの着任が10月ということもあり、今年は6月までイング
リッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督だったポール・ダニ
エルがその指揮台に登場した。今年はナポレオンを破ったトラ
ファルガーの海戦200年記念とあって「プロムス」は海を
テーマにしてきたが、11日の「ラスト・ナイト」も、ウォル
トンの序曲<ポーツマス・ポイント>で開演。続いてカウン
ター・テノールのアンドラス・ショルが登場して、ヘンデルの
<オンブラ・マイ・フ>他3曲を歌った。
今年の「ラスト・ナイト」は、6000人近くを詰め込んだアル
バート・ホールのほか、ハイドパークに4万人、マンチェスター、
グラスゴー、ウェールズのスワンジー、北アイルランドのベル
ファーストにも数万人の観客を集め、それぞれの会場にBBC
地域オーケストラを配し、アルバート・ホールとサテライト
中継で結ばれた。また、アルバート・ホールでは毎晩、「プロ
マー=常連客」から会場で音楽家のチャリティーのために
募金を募ってきたが、総額は日本円に換算して1000万円を超え
たという。後半は待ちに待った観客全員参加によるエルガーの
<威風堂々>に続き、プロムス創立者ヘンリー・ウッドがトラ
ファルガーの海戦100年記念に作曲した<ファンタジア>。
アルバート・ホールと他の5つの会場を結んで金管楽器が呼応し、
ラストスパートをかけるダニエルに、客席も負けじと笛が鳴り
国旗が打ち振られる毎度お馴染みの光景。最後は全ての会場で
一斉に「ルール、ブリタニア!」と声を限りに歌い、今年の
夏を締め括った。

【関連サイト】プロムス公式サイト
http://www.bbc.co.uk/proms/

◆パルマ(From Palma)
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今年もヴェルディの誕生日に記念公演
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作曲家のジュゼッペ・ヴェルディは1813年の10月10日、
パルマ近郊で生まれた。今年も誕生日の10日、ガラ・コン
サート<Buon compleanno Maestro Verdi=マエストロ、
お誕生日おめでとう>が行われる。2003年からパルマ市と
パルマ王立歌劇場財団が始めたもので、今年で3回目。ヴェル
ディの作品を作曲年代順に追い、毎年異なる指揮者、歌手に
よるソロやアンサンブルをコンサート形式で聴かせる。今年は
レオ・ヌッチ、ラーモン・ヴァルガス、ステファーニャ・ボン
ファデッリ、ロザンナ・リナルディ、マルチェッロ・ジョル
ダーニらの出演が既に決定している。指揮はチョン・ミョン
フン。

【関連サイト】パルマ王立歌劇場
http://www.teatroregioparma.org/

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