フォルツァ総曲輪コミュの『ANPO』自主上映会のごあんない

フォルツァ総曲輪コミュのみなさま、こんにちは。
映画『ANPO』の自主上映を主催しているともと申します。
来週末の上映が近づいてまいりましたので、案内をさせていただきます。
長文おゆるしください。

『ANPO』自主上映会
日時：4月9日（土）1回目13:30　（トーク15:10～16:20）　2回目16:30
場所：フォルツァ総曲輪（富山市総曲輪3-3-16 ウィズビル４Ｆ）
料金：一般1,000円、大学生以下500円（当日券のみ）
問い合わせ：076-493-8815（中川・佐伯）

『ANPO』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/anpo/

未来を考えたい人に見てほしい～映画「ANPO」監督インタビュー | OurPlanet-TV：特定非営利活動法人アワープラネット・ティービー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/619

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リンダ・ホーグランド監督『ANPO』（2010年、89分、米国・日本）は、60年安保闘争をめぐる当時のアーティストたちの反応を、かれらの作品とインタビューを通してたどるドキュメンタリーです。

『ANPO』で紹介されている絵画や写真、映画は、60年代から現在までのあいだに制作されたものですが、どれも驚くほど力づよく、みるものを圧倒します。そのパワーの源泉はなんであるのか？映画とともに過去をふりかえりながら、そのことについて、みなさんといっしょに考えることができたらなとおもいます。

この映画のおもしろい点は、日米安保条約という政治的テーマについて、芸術をとおして眺めてみようとしている点であり、芸術と社会がきりむすぶ関係について、もういちど深いところで考え直しを迫るような作品になっています。ぜひ映画館の大きなスクリーンで、その時代の空気にふれてみてください。きっとなにか発見があるはずです。

当日のトークセッションでは、映画に登場する朝倉摂、池田龍雄をはじめ多くの芸術家と交流のあった方にも来ていただく予定ですので、当時のエピソードなどを聞くことができるかもしれません。また、現在の政治状況と照らし合わせて、いまあらためて安保を取り上げることの意義についても、富山大学経済学部教授小倉利丸氏のレクチャーをお聞きして、議論を深めたいとおもっています。

さいごに、いま震災の大きな被害をまえにして、こんなとき芸術は無力だと意見と、こういときだからこそ必要なんだという意見があります。映画『ANPO』は、そうしたことについても考えるよい機会をあたえてくれるものと確信しています。

個人的には、武石聡、永井晶子のおふたかたが担当している音楽が、めちゃくちゃかっこよかったです。要チェックですぞ。