【フレストの勃興 〜the factor was karaage〜】
時はBC802年3月25日、それは寝屋川高校の合格発表の日であった。中庭に設置されたゴシック様式の掲示板の下には、数々の愚昧な民衆が戯れ、その時を今か今かと待っている。
午前10時、戦いの火蓋が切ってとられた。
その時…何と民衆は皆、目の前に表示された合格者番号には目をとめず、寝屋川市駅に向けて走り出したではないか!しかもテンポ走で!
彼らはイズミヤの地下へと侵入し、パンに30円引きのシールを貼っていた重装歩兵を次々に倒し、唐揚げの試食という要所を押さえた。そこに現れたのが、Minotu.T.Frestであった。彼は、「We are the world! We are the children of the Frest! The time of izumiya has ended!」と叫び、そこにあった唐揚げや海産物、シップス、さらにはベルベル人の店員などを盗み出し、駅に向かって走り出した。そして寝屋川市駅1Fをメッカとし、フレスト割引主義指圧共和国を設置したのである。(しかし、この時の疾走によって彼がシンスプを患い、後のアルプラザの戦いにおいてフレスト香里園店の勃興を許すことになるとは、誰も予想しなかった…)