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【ワンネス】☆LOVEコミュのサヴァン症候群から見える、超常的な能力と瞑想の有効性 ☆

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■サヴァン症候群について

サヴァン症候群をご存知ですか? 映画『レインマン』として話題になったこともありますので、ご存知の方も多いかも知れません。サヴァン症候群とは、“知的障害や自閉性障害のある者のうち、特定の分野に限って常人には及びもつかない能力を発揮する”という症状です。

最初に発見されたのは1887年で、『ローマ帝国衰亡史(エドワード・ギボン)』という膨大な情報量の書籍を、一読しただけで一字一句間違えずに記憶した男性です。更にその読書法は、逆から読むという常識を越えた読書法だったといわれています。



◆名称の由来

命名者とされるJ. ランドン・ダウン氏は、その症状に対して「idiot savant」(イディオ・サヴァン=賢い白痴)と名付けました。後に"idiot"が差別的な意味を持っていることから、「サヴァン症候群」と改められています。語源となった「savant」は、フランス語で「賢人」の意味です。



◆サヴァン症候群の原因

サヴァン症候群の原因には諸説あり、特定には至っていないようです。サヴァン症候群には、自閉性障害を持つ者が非常に多いようですが、自閉症障害がある人の全てにサヴァン症候群が現れるわけではなく、稀なことです。



◆発症率

サヴァン症候群の男女比は、自閉症と同様に男性が女性の数倍だといわれています。超常的な特殊能力を発揮するサヴァン症候群は極めて少なく、全世界で数十名程度しかいないと言われています。一般的なサヴァン症候群は、自閉症患者10名に1人、脳損傷患者及び知的障害者2000人に1人の割合といわれています。



◆能力の例

・特定の日の曜日を言える(カレンダー計算)
 ※ただし通常の計算は、1桁の掛け算でも出来ない場合がある。

・航空写真を少し見ただけで、細部にわたるまで描き起すことができる

・楽譜は全く読めないが、1度聞いただけの曲を、最後まで間違えずに演奏できる

・書籍や電話帳、円周率などを暗唱できる
 ※内容の理解を伴わないまま暗唱できる例もある。

・芸術性の非常に高い作品(絵画、彫刻など)を作ることができる

・並外れた暗算をすることができる



※この他にも様々な能力(特に記憶に関するもの)がみられますが、対象物が変わると全く出来なくなってしまうケースが多いようです。



◆レインマン(映画)

サヴァン症候群を取り上げた映画作品として、1988年に上映された『レインマン』が有名です。この作品は、バリー・モロー(作家)が、サヴァン症患者のキム・ピークに出会い、インスピレーションを受けて作られたそうです。

作品の中で、キム・ピークはレイモンドとして画かれ、キム・ピークのサヴァン症候群以外の能力もレイモンドのキャラクターに盛り込まれています。作品全体を通じて、専門家の監修のもとサヴァン症候群の様子が表現され、比較的忠実に描写されている作品としても高い評価を得ています。



◆ サヴァン症候群と考えられている著名人

・山下清 - 日本の画家。日本中を放浪し、各地で見た風景を絵に描いたが、そのほとんどがスケッチすら取らずに、帰宅後に思い出しながら描いたものである
・Alonzo Clemons - アメリカの粘土造形家
・Tony DeBlois - 視覚障害者のアメリカ人音楽家
・レスリー・レムケ - 盲目のアメリカ人音楽家
・Jonathan Lerman - アメリカの芸術家
・Thristan Mendoza - フィリピン人。マリンバに秀でる
・Derek Paravicini - 盲目の英国人音楽家
・キム・ピーク - 1988年の映画『レインマン』のきっかけとなった
・James Henry Pullen - 英国の卓越した大工
・Matt Savage - アメリカの自閉症ジャズマン
・モーツァルト - クラシック作曲家、ピアノ演奏
・Henriett Seth-F. - ハンガリーの自閉症サヴァン。詩人、作家、芸術家
・ダニエル・タメット - 英国の自閉症サヴァン
・Stephen Wiltshire - 英国の建築芸術家
・Richard Wawro - スコットランドの芸術家




◆具体例:レスリー・レムケ

レスリー・レムケ(Leslie Lemke)氏は、14歳のときTVで初めてチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番を聞いて、間違うことなく完璧に弾くことができました。彼は、ピアノのレッスンを受けたことはなく、盲目で脳性マヒと発達障害を患っていました。レスリーは何千曲もの曲を弾きこなし、即興や作曲も得意です。



◆驚異的な記憶能力

サヴァン症候群の人達には、ほぼ共通して現れる能力があります。それは、特定分野での驚異的な記憶力です。例えばレスリーは一度聞いた曲を完全に記憶し、完璧に弾きこなし、一度覚えた曲は決して忘れないといわれています。

キム・ピークは9000冊以上もの本を丸暗記しています。他にも、アメリカの都市を結ぶ幹線道路の名称や、都市ごとの市外局番、電話会社等を完全に覚えている歩く百科事典のような人もいます。

これは、サヴァン症候群の脳が極めて狭い範囲で強固なネットワークを形成しているためだといわれています。一般の人間の記憶は広くて浅く、サヴァン症候群の記憶は狭いが異常に深いというのが特徴ともいえそうです。



◆能力が消えていく場合もある

サヴァン症候群の能力は突然現れることもあり、逆に突如として消えてしまうこともあるようです。エリーという少女は幼い頃から精神障害をわずらい言葉を話すことができませんでした。しかし、彼女には優れた絵の才能がありました。

その類まれない才能から彼女は「猫のラファエロ」と呼ばれ、芸術家たちの間でも非常に高い評価を受けていました。ところが、エリーは施設に入り、言葉を覚えることができました。しかし、言葉と引き換えるように絵の才能は失われてしまったそうです。

この事から、サヴァン症候群の人たちが概念でものを見ていないと推測されることもあります。概念でものを見るということは、言語能力を獲得するということでもあるからです。



◆空海と虚空求聞持法

空海は、虚空蔵菩薩への祈りを唱え続け、“光り”を得て悟りを開いたと伝えられています。その瞬間から世界が輝いて見え、無限の智恵を手に入れたのです。そして、お経を一度見聞きする事が有ればお経の意味を理解する事ができ、永く忘れる事が無いと言われています。

これなどは、サヴァン症候群における驚異的な記憶力を、健常的な状態で発揮でいた例ではないかと思われます。空海の場合は、狭い範囲の記憶力ではなく、必要に応じて知識を得て、必要に応じて思い出したり組み合わせて様々な教えや事業を成し遂げています。

空海の為したことは、10人分の人生に相当するといわれ、空海の業績が疑問視されることもあります。しかし、サヴァン症候群を考えると、充分に可能だったのではないかと推測することもできるのです。

また、仏教では、世界を形作る五大元素として、地・水・火・風・空が教えられています。空とは、そこに重々無尽(融通無碍)に浸透している虚空(空・エーテル・氣)です。そして、空海は、「行者が、創造の波動として、宇宙に鳴り響いている宇宙原音に意識を合わせると、その音を直ちに自分の理解できる言葉として聞くことが出来る」と述べてもいます。

これは、空とは、まさに氣波動のことで、全てに浸透している全てのものから波動が出ていることを、空海もまた感じていたのです。そして、波動に意識を合わせると、その波動(音)を自分に理解できる言葉として聞くことができる…、これなどはまさにケイシー・リーディングと同じであり、聖書にも記述されている、宇宙創生以来の記憶が与えられるという意味と同じです。




◆聖人の超常的な能力との関係

様々な聖典や聖書による伝承をはじめ、ブッダ、イエス、空海、ケイシーなど、現実に健常でありながら超常的な能力を発揮した人は実在していました。特に、エドガー・ケイシーは、新聞やTVにも取り上げられ、その業績が証明され、身近なところではFMラジオもリーディングによって開発されました。

私たち人間には、この様な未知の能力がまだまだ秘められているのではないでしょうか。実際、リーディングはその事を示唆しており、瞑想と霊性を高めるトレーニングによって、それらの能力が必要において発揮されることも告げています。そのトレーニングの多くは、神を愛し隣人を愛するというものが中心です。

リーディングのアドバイスによると、愛と理想に溢れた態度による、祈りと瞑想と実践が大切です。つまり、神についての理解を深め、神聖なエネルギー(波動)を心身へ浸透させ、後は出来ることを出来る範囲で実践していくだけで良いのです。ただし、一貫性と忍耐が非常に重要で、心楽しく継続できる必要があります。



◆聖人に共通していた要素とマトメ

超常的かつ健常であった人たちに共通しているのは、神や仏への信仰があり、つまり 【愛や法を第一の理想として生きていたこと】 です。私たちも単なる能力としてではなく、日常生活に瞑想を取り入れ、また霊性を高め、人生を価値あるものとしてチャレンジしましょう。

事実、ケイシーの元で霊性を開発した10人のグループは、キリスト意識に到達した人や、瞬間的な癒しが可能になった人たちがいます。その人々も、日常生活の中で、瞑想や協力といった基本的なことに磨きを掛けていっただけなのです。特別な場所で特別な修業をする必要はありません。

中途半端な知識や実践は何も身になりません。過去を振り返って如何ですか?かといって、生活を犠牲にするほどの修業は必要在りません。出来ることを出来る範囲で、日々に基本を重ねて見ませんか。毎日、わずか15分程度で良いのですから。

このことにより、忙しく時間の無い人にも学びの時間ができ、また学校や昇進試験にも大いに有効になり、人生に豊かさと余裕がもたらされ、より一層意義在る活動を心から楽しむことが出来るようになるでしょう。それ以前に、もっと深いレベルでの人生の目的(天命)や愛の大切さに氣づくことができ、生まれてきた意味や目的を成就することが出来るのではないでしょうか。

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