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キョンシー・ホラーコミュのコイサンマン、キョンシーアフリカへ行く

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原題:非洲和尚(Crazy Safari)
香港 ウィンズ・ムービー/サミコ・フィルムズ・プロダクション作品 91年 96分 カラー 東京国際ファンタスティック映画祭'92にて上映(TV→DVD)

製作:チャールズ・ヒョン/バリー・ウォン 顧問:ジャミー・ユイス 監督:チャン・ウイガイ 脚本:バリー・ウォン アクション監督:リー・キン・チュウ 音楽:ローウェル・ロー
出演:ラム・チェンイン/ニカウ/サム・クリストファー・チャン/チャン・ルン

−解説−
ロンドンから香港に戻る途中アフリカに不時着した道士と中国人の若者が、少数民族ブッシュマンのニカウさんと出逢い、輸送していたキョンシーを使ってブッシュマンを苦しめる奴隷商人一味に立向かうホラー・コメディー。出演は『霊幻道士』(85年)などのラム・チェンイン(林正英)、『プッツン学園騒動記』(87年、ビデオのみ)のサム・クリストファー・チャン(陳山河)、『ファースト・ミッション』(85年)などのチャン・ルン(陳龍)ほか。『愛と銃弾の掟』(88年、テレビ放送)などのチャン・ウイガイ(陳會毅)監督、91年作。

−物語−
イギリス在住の中国人サム(陳山河)はオークションで先祖のミイラ(陳龍)を入札、同行の道士(林正英)にミイラをキョンシーにさせてハロウィンで賑わうロンドンから香港へ向った。しかし飛行機はアフリカで不時着し、サムと道士はニカウさんのいる部族と出会う。彼らが白人の奴隷商人とその手下の部族に苦しめられているのを知った二人はキョンシーを使って加勢する。だが敵の部族にはブードゥー教の呪術師が付いており、凶暴なジャイアント・ゾンビを甦らせた。キョンシーVSゾンビの対決が繰り広げられるなか、悪党に囲まれ窮地のニカウさんを救うため何と道士はブルース・リーの魂を呼出し乗り移らせる!

コメント(2)

入会者の皆様は”ブッシュマン”ブームってご存知でしょうか?
本作はラム・チェンイン(林正英)主演のキョンシー映画として語る以前に、まず本来の元ネタである映画「ブッシュマン」シリーズと主演のニカウさん、そして日本でのブームについて知っておく必要があります。
シリーズ第1作『ミラクル・ワールド ブッシュマン』(80年、画像右)が東宝東和配給で日本公開されたのは、82年2月11日。英語を喋る白人の出演者がメインのためアメリカ映画と思われがちですが、実は南アフリカ共和国の映画なのです。飛行機から捨てられたコーラ瓶を巡って、当時ブッシュマンと呼称されたアフリカ南部に位置するカラハリ砂漠(画像中参照)に住むサン族の村の混乱を描いた所謂カルチャーギャップ・コメディーです。世界的なヒットとなり特に日本では配給収入が23億7000万円に達し、82年度年間1位を記録する大ヒットとなりました。翌83年にはフジテレビの「ゴールデン洋画劇場」初放送に併せて主演のニカウさんが来日し、その独特のキャラクターでお茶の間の人気を博しました。『霊幻道士』に始まり「幽幻道士(キョンシーズ)」シリーズでピークを迎える”キョンシー・ホラー”ブームは87〜88年ですから、当時小学校低学年以下だった方々は、”ブッシュマン”ブームは記憶に残ってないかと思います。
その後ブッシュマンという呼称が侮蔑的であるとして、彼らが使う言語の名称を取って”コイサンマン”と言う新たな呼称が広まり、それを邦題にした続編(画像右)がキョンシー映画ブーム直後の89年夏に公開されました。この作品ではニカウさんと子供たちの親子愛も描かれ、地方ではジャッキー・チェン(成龍)監督兼主演の大作『奇蹟<ミラクル>』(89年)と2本立だった記憶があります。
それから2年経った91年、ニカウさんを三度映画に引張り出したのは香港映画界でした。しかもキョンシーやラム道士と競演!それが本作なのです。Wikiには「非公式」の続編と記載されていますが、前2作の監督を務めたジャミー・ユイスが顧問としてクレジットされているため、公式的にもシリーズの第3作にはあたるのですが、内容的には番外編の様相が強いですね。

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