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キョンシー・ホラーコミュの激突!キョンシー小僧 vs 史上最強のカンフー悪魔軍団

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原題なし(DVD発売時別題『少林寺VS霊幻道士』)
日本 朝日放送/大阪東通=香港 88年 90分 カラー 日本劇場未公開(TV→VHS→DVD)

製作:山内久司(朝日放送) 制作:杉本宏/辰野悦央(朝日放送)/三上義智(大阪東通) 監督:ゴードン・リュウ(リュー・チャーフィー)  脚本:安土利夫/チャン・スーチン 撮影:トム・ウン

出演:(3点リーダー以降の人名は日本語吹替版ビデオのキャスト)
ゴードン・リュウ/リュー・チャーフィー(劉家輝)=大勇…谷口節
工藤夕貴=橋本優子
リー・ウォン・ホー=ベビーキョンシー…浪川大輔
チャウ・サイメイ=美…藤枝成子
トーマス・シン(冼浩英)=招強…池田勝
ブルース・マン(孟龍)=阿男…古田信幸
チョウ・ウォンプィー=村長…秋元羊介
ウォン・チーキョン(王志強)=道士…麦人
フォン・サーリン=大勇の妻ジェーン…高島我羅

―解説―
『少林寺三十六房』(78年)などのゴードン・リュウことリュー・チャーフィー(劉家輝)が監督と主演を兼ねて88年に手掛けたテレビ用映画。妻を失ったスタントマンと日本から留学してきた女子大生が、キョンシーを利用して村の地上げを企む一味に立ち向かう。日本から『ヒマラヤ杉に降る雪』(99年)などの工藤夕貴が出演したほか、『天使行動』(87年)などのトーマス・シン(冼浩英)、『シティ・オブ・フューリー』(88年)などのブルース・マン(孟龍)、子役のリー・ウォン・ホー、チャウ・サイメイらが共演。

―物語―
現代の香港。スタントマン大勇(劉家輝)が家族と住む村では、キョンシー騒動が起こり村人は恐怖におののいていた。ある日大勇の娘・美(チャウ)は騒動を利用して村の地上げを企む村長と道士の密談を聞いてしまい、命を狙われる。そして廃屋に閉じ込められ火を放たれるが、ひょんなことで出あったベビーキョンシー(リー)に助けられた。しかし事件で妻が犠牲になり、悲しみに沈む大勇の前に、日本から女子大生・橋本優子(工藤)が訪ねてくる。

コメント(1)

ゴードン・リュウことリュー・チャーフィー(劉家輝)が『少林寺武者房』(83年、テレビ放送。画像左)に続き監督も兼ねて主演した1作です。キョンシー映画は『霊幻道士』(85年)より前に撮られた『霊幻少林拳』(79年)以来となります。日本のテレビ局が出資したテレフィーチャーでビデオ撮り作品です。香港でオールロケを行い、キャストは香港のタレントさんですが、唯一の日本人キャストとして工藤夕貴さんがヒロインに扮しています。
さて、数要る女優さんのなかから、なぜ工藤夕貴さんがキャスティングされたのでしょうか? コレは日本側のスタッフを見れば理解できます。特に製作総指揮的な立場だった朝日放送の山内久司さん。この名前にピンときた方は相当の時代劇マニアと自負して結構です(笑)
実は山内久司さんは、1972年から現在に至るまで続く時代劇「必殺」シリーズの生みの親というべき存在で、工藤夕貴さんは当時シリーズ(一旦の)最終作とされた「必殺剣劇人」(87年、画像中)のレギュラーに選ばれたのです。主人公の"剣劇人"3人を振回すおきゃんで天真爛漫な八丈島生まれの娘を演じた彼女の演技は出色で、ファンばかりかスタッフの間でも大好評を得ました。以降工藤夕貴さんは山内久司さんプロデュースの朝日放送制作ドラマに起用され、本作への抜擢にもつながったと思われます。彼女も初の海外ロケを大いに楽しんだようで、インタビューで「リューさんから香炉を頂いた」とコメントしていますが、演技は完全に日本式で、香港側のお芝居と比べ明らかに浮いていましたw
本作に出演直後、工藤夕貴さんはジム・ジャームッシュ監督作『ミステリー・トレイン』(89年)への出演を果たし、本格的にハリウッドへ進出していきます。アクションの技術にも磨きをかけ『ラッシュアワー3』(2007年、画像右)では大スター、ジャッキー・チェン(成龍)とアクションを交えるまでになったのです。

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