正確には「-고」と「-아/어/여서」と表記すべきでしょうが、便宜上「하고」と「해서」とします。
又、動詞と形容詞など品詞による意味・用法の微妙な違いについてもここでは省略します。
日本人がどちらを使うべきか迷う最大の原因は、どちらも「〜して」と訳せる場合が多いからです。
しかし、よくよく調べてみると、全てがそうとは限りません。
まず【意味】をまとめると・・・
●하고…「並列」「先行」「手段・方法・状態」「原因・理由」
■해서…「先行」「原因・理由(根拠)」「状態」「目的」「時間」
・・・となります。
バラバラに見るとわかりにくいので、意味の「重なり」を上の図で表してみました。（クリックして拡大して下さい）
ご覧の通り、「先行」「原因・理由」「状態」の３つの意味において、「重なり」が見られます。逆に言えば、それ以外の意味はそれぞれどちらかに「特有」のものだということです。
次に、それぞれの【用法】を例文と共に詳しく見ていきましょう。
（解説の後に〔延世〕などとあるのは、＜参考文献＞のうちどれから引用したかを示すものです）
●하고(並列)
・２つ以上の事実を単純に空間的に羅列する、あるいは同時に発生したことを示す〔延世〕
・先行文と後続文の位置を逆にしても内容が変わらない〔林・白〕
（例）나는 주말에는 빨래를 하고 방 정리를 합니다.（空間的羅列・主語１人）
나는 피아노를 치고, 동생은 노래를 불렀습니다.（同時発生・主語２人）
●하고(先行)「〜して（それから）」
・前後の文の出来事が継起的に発生することを示す。先行文の動作は完了したものと理解される〔延世〕
・先行文と後続文の主語は同一である〔白〕
・하고서、하고 나서と置き換えが可能〔白〕
・先行文と後続文の位置を逆にできない〔林・白〕
（例）아침밥을 일찍 먹고 학교에 갔습니다.
●하고(原因・理由)「〜して（そのために）」
・文の内容によっては先行文が後続文の原因や理由になる〔白〕
・内容によっては後続文の原因や理由になり得る〔国語院〕
（例）취직 시험에 떨어지고 자신을 잃었나봐요.
●하고(手段・方法・状態)「〜して（その状態のまま）」
・先行動作の状態や結果が維持されながら後続動作が進行されることを示す〔白〕
・하고서と置き換えが可能〔白〕
・動詞によっては先行文の動作が完了し、その状態が後続文の動作に継続することを示す〔延世〕
（例）새 옷을 입고 외출했다.
손을 잡고 기뻐했다.
기차를 타고 부산에 갔다.
※「脱着」に関する動詞が多い
■해서(先行)
・先行文の動作が後続文の動作に順序として先立つ事を意味するが、２つの動作が互いに関連性がある場合に用いられる。先行文の動詞は動作動詞が用いられ、後続文の終結語尾に制約はない〔延世〕
（例）시장에 가서 여러 가지 물건을 삽니다.
철수가 책을 사서 동생에게 선물했다.
의자에 앉아서 잠깐만 기다리십시오.
모두들 교실에 들어가서 공부합시다.
・先行文と後続文の主語は同一である〔白〕
・「〜ので」と言い換えられない〔菅野〕
・「해서」は前後の行為が密接な関係を持つ時に使われ、「하고」が前後の行為の関連性なしに時間的な前後関係を主に表す点で文法性や意味の差異を見せる〔国語院〕
（例）학교에 가서 공부했어요.(○)
학교에 가고 공부했어요.(×)（「学校で勉強した」という意味では不可）
찬구와 만나서 영화를 보았어요.（その友達と一緒に）
친구와 만나고 영화를 보았어요.（その友達とは関係なく、１人で、あるいは別の人と）
・「해서」の場合は先行文と後続文の因果関係があり、「하고」の場合は因果関係がない〔林〕
（例）은행에서 돈을 찾아서 (그 돈으로) 점심을 (사서) 먹었다.
은행에서 돈을 찾고 (그 돈으로 영화를 보고, 집에 가서 엄마가 만들어준…) 점심을 먹었다.
■해서(原因・理由・根拠)
・先行文の動詞に｢았｣や｢겠｣が現れる事はなく、後続文の終結語尾に命令形や勧誘形は使えない〔延世〕
・後続文に命令形や勧誘形を使うことはできず、理由を表す語尾｢−으니까｣と好対照を見せる〔国語院〕
・先行文が後続文に対して道理を糺す場合には使わない〔白〕
・「〜ので」と言い換えられる〔菅野〕
（例）김치가 매워서 못 먹었어요. 드라마가 재미없어서 텔레비를 껐어요.(○)
김치가 매워서 먹지 마세요. 드라마가 재미없어서 텔레비를 끕시다.(×)
김치가 매우니까 먹지 마세요. 드라마가 재미없으니까 텔레비를 끕시다.(○)
■해서(状態)「〜しながら」
（例）조심해서 다녀오십시오.〔菅野〕
■해서(目的)
・先行文が後続文の目的であることを表す〔国語院〕
（例）엄마는 가출한 동생을 찾아서 전국을 돌아다녔어.
■해서(時間)
・後続文が起きた時間を表す〔国語院〕
（例）동생은 밖에 나간 지 10분도 안 되어서 엄마에게 끌려 들어왔다.
그는 어려서 매우 똑똑했어.
그는 3개월에 걸쳐서 그 곡을 완성했다.
・・・いかがでしょうか？
これはあくまでも「文法書」上の分類ですので、実生活では双方入り交じって使われているのが実状だと思います。
また、意味の「重なり」のある「先行」「原因・理由」「状態」の３つについては、相互置き換えが可能な場合とそうでない場合があると思います。皆さんでそれぞれの하고を해서と、해서を하고と置き換えてみて、「おかしい」か「おかしくない」か確かめてみて下さい。
＜参考文献＞
〔林〕 林鍾大(2004) 『初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法』東京：DHC
〔菅野〕 菅野裕臣監修,朝鮮語学研究会編著(1987) 『朝鮮語を学ぼう』東京：三修社
〔国語院〕국립국어원(2005) 『외국인을 위한 한국어 문법2-용법 편』서울：커뮤니케이션북스
〔白〕 백봉자(1999) 『외국어로서의 한국어 문법 사전』서울：연세대학교출판부
〔延世〕 林瑚彬･洪�下�･張淑仁(1989) 『外国人のための韓国語文法』ソウル：延世大学校出版部
又、動詞と形容詞など品詞による意味・用法の微妙な違いについてもここでは省略します。
日本人がどちらを使うべきか迷う最大の原因は、どちらも「〜して」と訳せる場合が多いからです。
しかし、よくよく調べてみると、全てがそうとは限りません。
まず【意味】をまとめると・・・
●하고…「並列」「先行」「手段・方法・状態」「原因・理由」
■해서…「先行」「原因・理由(根拠)」「状態」「目的」「時間」
・・・となります。
バラバラに見るとわかりにくいので、意味の「重なり」を上の図で表してみました。（クリックして拡大して下さい）
ご覧の通り、「先行」「原因・理由」「状態」の３つの意味において、「重なり」が見られます。逆に言えば、それ以外の意味はそれぞれどちらかに「特有」のものだということです。
次に、それぞれの【用法】を例文と共に詳しく見ていきましょう。
（解説の後に〔延世〕などとあるのは、＜参考文献＞のうちどれから引用したかを示すものです）
●하고(並列)
・２つ以上の事実を単純に空間的に羅列する、あるいは同時に発生したことを示す〔延世〕
・先行文と後続文の位置を逆にしても内容が変わらない〔林・白〕
（例）나는 주말에는 빨래를 하고 방 정리를 합니다.（空間的羅列・主語１人）
나는 피아노를 치고, 동생은 노래를 불렀습니다.（同時発生・主語２人）
●하고(先行)「〜して（それから）」
・前後の文の出来事が継起的に発生することを示す。先行文の動作は完了したものと理解される〔延世〕
・先行文と後続文の主語は同一である〔白〕
・하고서、하고 나서と置き換えが可能〔白〕
・先行文と後続文の位置を逆にできない〔林・白〕
（例）아침밥을 일찍 먹고 학교에 갔습니다.
●하고(原因・理由)「〜して（そのために）」
・文の内容によっては先行文が後続文の原因や理由になる〔白〕
・内容によっては後続文の原因や理由になり得る〔国語院〕
（例）취직 시험에 떨어지고 자신을 잃었나봐요.
●하고(手段・方法・状態)「〜して（その状態のまま）」
・先行動作の状態や結果が維持されながら後続動作が進行されることを示す〔白〕
・하고서と置き換えが可能〔白〕
・動詞によっては先行文の動作が完了し、その状態が後続文の動作に継続することを示す〔延世〕
（例）새 옷을 입고 외출했다.
손을 잡고 기뻐했다.
기차를 타고 부산에 갔다.
※「脱着」に関する動詞が多い
■해서(先行)
・先行文の動作が後続文の動作に順序として先立つ事を意味するが、２つの動作が互いに関連性がある場合に用いられる。先行文の動詞は動作動詞が用いられ、後続文の終結語尾に制約はない〔延世〕
（例）시장에 가서 여러 가지 물건을 삽니다.
철수가 책을 사서 동생에게 선물했다.
의자에 앉아서 잠깐만 기다리십시오.
모두들 교실에 들어가서 공부합시다.
・先行文と後続文の主語は同一である〔白〕
・「〜ので」と言い換えられない〔菅野〕
・「해서」は前後の行為が密接な関係を持つ時に使われ、「하고」が前後の行為の関連性なしに時間的な前後関係を主に表す点で文法性や意味の差異を見せる〔国語院〕
（例）학교에 가서 공부했어요.(○)
학교에 가고 공부했어요.(×)（「学校で勉強した」という意味では不可）
찬구와 만나서 영화를 보았어요.（その友達と一緒に）
친구와 만나고 영화를 보았어요.（その友達とは関係なく、１人で、あるいは別の人と）
・「해서」の場合は先行文と後続文の因果関係があり、「하고」の場合は因果関係がない〔林〕
（例）은행에서 돈을 찾아서 (그 돈으로) 점심을 (사서) 먹었다.
은행에서 돈을 찾고 (그 돈으로 영화를 보고, 집에 가서 엄마가 만들어준…) 점심을 먹었다.
■해서(原因・理由・根拠)
・先行文の動詞に｢았｣や｢겠｣が現れる事はなく、後続文の終結語尾に命令形や勧誘形は使えない〔延世〕
・後続文に命令形や勧誘形を使うことはできず、理由を表す語尾｢−으니까｣と好対照を見せる〔国語院〕
・先行文が後続文に対して道理を糺す場合には使わない〔白〕
・「〜ので」と言い換えられる〔菅野〕
（例）김치가 매워서 못 먹었어요. 드라마가 재미없어서 텔레비를 껐어요.(○)
김치가 매워서 먹지 마세요. 드라마가 재미없어서 텔레비를 끕시다.(×)
김치가 매우니까 먹지 마세요. 드라마가 재미없으니까 텔레비를 끕시다.(○)
■해서(状態)「〜しながら」
（例）조심해서 다녀오십시오.〔菅野〕
■해서(目的)
・先行文が後続文の目的であることを表す〔国語院〕
（例）엄마는 가출한 동생을 찾아서 전국을 돌아다녔어.
■해서(時間)
・後続文が起きた時間を表す〔国語院〕
（例）동생은 밖에 나간 지 10분도 안 되어서 엄마에게 끌려 들어왔다.
그는 어려서 매우 똑똑했어.
그는 3개월에 걸쳐서 그 곡을 완성했다.
・・・いかがでしょうか？
これはあくまでも「文法書」上の分類ですので、実生活では双方入り交じって使われているのが実状だと思います。
また、意味の「重なり」のある「先行」「原因・理由」「状態」の３つについては、相互置き換えが可能な場合とそうでない場合があると思います。皆さんでそれぞれの하고を해서と、해서を하고と置き換えてみて、「おかしい」か「おかしくない」か確かめてみて下さい。
＜参考文献＞
〔林〕 林鍾大(2004) 『初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法』東京：DHC
〔菅野〕 菅野裕臣監修,朝鮮語学研究会編著(1987) 『朝鮮語を学ぼう』東京：三修社
〔国語院〕국립국어원(2005) 『외국인을 위한 한국어 문법2-용법 편』서울：커뮤니케이션북스
〔白〕 백봉자(1999) 『외국어로서의 한국어 문법 사전』서울：연세대학교출판부
〔延世〕 林瑚彬･洪�下�･張淑仁(1989) 『外国人のための韓国語文法』ソウル：延世大学校出版部
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コメント(42)
ありがとうございます！
では早速。お聞きしたいのは、「가자」と「갑시다」と「가시죠」のニュアンスの違いです。
「가자」がタメ口、「갑시다」が丁寧語と思っていたのですが、このようなことがありました。
20歳以上年上の형님と一緒にソウルの地下鉄に乗っていたときのことです。降りるべき駅に着いたのに、형님はボーっとしていて気づきませんでした。
そこで「갑시다」と言ったら、형님に「가시죠と言いなさい」と訂正されたのです。理由は「目上の人に갑시다を使うのは失礼にあたる」のだそうです。
ならば、갑시다という言葉はどのような状況で使用されるのでしょうか？
そもそも「〜시죠」という言い回しは、私の持っている文法辞典には載っていません。「〜자」の最敬礼形と考えていいのでしょうか。
よろしくお願いします！
では早速。お聞きしたいのは、「가자」と「갑시다」と「가시죠」のニュアンスの違いです。
「가자」がタメ口、「갑시다」が丁寧語と思っていたのですが、このようなことがありました。
20歳以上年上の형님と一緒にソウルの地下鉄に乗っていたときのことです。降りるべき駅に着いたのに、형님はボーっとしていて気づきませんでした。
そこで「갑시다」と言ったら、형님に「가시죠と言いなさい」と訂正されたのです。理由は「目上の人に갑시다を使うのは失礼にあたる」のだそうです。
ならば、갑시다という言葉はどのような状況で使用されるのでしょうか？
そもそも「〜시죠」という言い回しは、私の持っている文法辞典には載っていません。「〜자」の最敬礼形と考えていいのでしょうか。
よろしくお願いします！
＞ひろむじげさん
確かに目上の人には基本的に「-ㅂ시다」は使いません。
（目上でもかなり打ち解けた仲のいい間柄なら可能ですが）
韓国語の「尊敬・丁寧」体や「非尊敬・非丁寧」体は、日本語のそれに比べて非常に複雑で細分化されていて、例えば「尊敬・丁寧」のレベルが日本語が「A・B・C」の３段階に分かれるとすると「A・A'・B・B'・C」の５段階ぐらいあると思えばいいでしょうか？
問題のように「行く」の「命令・勧誘」の場合、日本語では「行こう！」と「行きましょう！」のどちらかでほとんどの状況をカバーできますが、韓国語ではその前後と間に微妙に丁寧度の違う表現が存在するということだと思います。
よく考えれば日本語でも「行きましょう！」と言うのがはばかられる場合もありますよね？その場合は「行きましょうか？」と疑問形にしたり、「参りましょう（か？）」と別の言葉に置き換えたり、言葉によってはさらに別の適切な言い方を選べることもあると思います。
韓国語の「尊敬・丁寧」文体というのは非常に大きなテーマですが、とりあえず「가자」「갑시다」「가시죠(가시지요)」のような「命令・勧誘」の場合に絞って調べてみたいと思います。
しばらく時間がかかりますことをご容赦下さい。
確かに目上の人には基本的に「-ㅂ시다」は使いません。
（目上でもかなり打ち解けた仲のいい間柄なら可能ですが）
韓国語の「尊敬・丁寧」体や「非尊敬・非丁寧」体は、日本語のそれに比べて非常に複雑で細分化されていて、例えば「尊敬・丁寧」のレベルが日本語が「A・B・C」の３段階に分かれるとすると「A・A'・B・B'・C」の５段階ぐらいあると思えばいいでしょうか？
問題のように「行く」の「命令・勧誘」の場合、日本語では「行こう！」と「行きましょう！」のどちらかでほとんどの状況をカバーできますが、韓国語ではその前後と間に微妙に丁寧度の違う表現が存在するということだと思います。
よく考えれば日本語でも「行きましょう！」と言うのがはばかられる場合もありますよね？その場合は「行きましょうか？」と疑問形にしたり、「参りましょう（か？）」と別の言葉に置き換えたり、言葉によってはさらに別の適切な言い方を選べることもあると思います。
韓国語の「尊敬・丁寧」文体というのは非常に大きなテーマですが、とりあえず「가자」「갑시다」「가시죠(가시지요)」のような「命令・勧誘」の場合に絞って調べてみたいと思います。
しばらく時間がかかりますことをご容赦下さい。
＞やっちゃんさん
おっしゃる通りですが、형님にそのことを教えてもらうまでは、 시 と 지요 を組み合わせるという発想が全くなかったので、驚きました。連結語（？）だから、載せてたらきりがないということでしょうか。
＞HJWさん
確かに、日本語でも「行きましょう」と言いにくい場面もありますね。「行きましょうか？」は韓国語では「갈까요？」でしょうかね。「가실까요？」という表現は一度も聞いたことがありませんが、存在するのでしょうか？
ところで、一つ重要な点は、「自分も一緒に移動するかどうか」だと思います。
「갈까요？」は自分が移動するかどうかと無関係に、単に相手の意思を確認しているだけかもしれないですよね。素人の考えですが・・・
とりあえず、「가자」「갑시다」「가시죠」の三つは、自分も相手も一緒に移動することが確実なので、この三つを軸によろしくお願いします！
別に急ぎの課題ではないので、いつでも構いませんよ。
ただ数年前から気になってただけですからㅋㅋ
おっしゃる通りですが、형님にそのことを教えてもらうまでは、 시 と 지요 を組み合わせるという発想が全くなかったので、驚きました。連結語（？）だから、載せてたらきりがないということでしょうか。
＞HJWさん
確かに、日本語でも「行きましょう」と言いにくい場面もありますね。「行きましょうか？」は韓国語では「갈까요？」でしょうかね。「가실까요？」という表現は一度も聞いたことがありませんが、存在するのでしょうか？
ところで、一つ重要な点は、「自分も一緒に移動するかどうか」だと思います。
「갈까요？」は自分が移動するかどうかと無関係に、単に相手の意思を確認しているだけかもしれないですよね。素人の考えですが・・・
とりあえず、「가자」「갑시다」「가시죠」の三つは、自分も相手も一緒に移動することが確実なので、この三つを軸によろしくお願いします！
別に急ぎの課題ではないので、いつでも構いませんよ。
ただ数年前から気になってただけですからㅋㅋ
ひろむじげさん
文法の専門的なことについては、ＨＪＷさんの「講義」を待ちましょう
私からは、韓国での韓国人の会話として一般的なことを申し上げます
?가자 ⇒ 勧誘のパンマル（반말）で、目下の人か親しい対等の人にしか使えません。
?갑시다 ⇒ 勧誘の丁寧語で、対等の人（多少の年齢差はＯＫ）に使います。
?가십시다 ⇒ 勧誘の尊敬語で、目上の人に使います。
?가지요（가죠） ⇒ 相手と心情的な合意の上での意志表示の丁寧語で、対等の人（多少の年齢差はＯＫ）に使います。
?가시지요（가시죠） ⇒ 相手と心情的な合意の上での意志表示の尊敬語で、目上の人に使います。
?と?は、しばしば、やわらかい感じの勧誘表現として使われます。ただし、?は、가요 という言い方をする方も多いです。
また、?は強い勧誘表現ですので、目上の人にはあまり使いません。例えば、違う会社の社長同士の会合とか国会議員同士の集まりとかでは使うことがあるようです。
というわけで、「20歳以上年上の형님」さんに対して、「行きましょう。」と声を掛ける場合は、’가시지요（가시죠）’ と普通は言います
文法の専門的なことについては、ＨＪＷさんの「講義」を待ちましょう
私からは、韓国での韓国人の会話として一般的なことを申し上げます
?가자 ⇒ 勧誘のパンマル（반말）で、目下の人か親しい対等の人にしか使えません。
?갑시다 ⇒ 勧誘の丁寧語で、対等の人（多少の年齢差はＯＫ）に使います。
?가십시다 ⇒ 勧誘の尊敬語で、目上の人に使います。
?가지요（가죠） ⇒ 相手と心情的な合意の上での意志表示の丁寧語で、対等の人（多少の年齢差はＯＫ）に使います。
?가시지요（가시죠） ⇒ 相手と心情的な合意の上での意志表示の尊敬語で、目上の人に使います。
?と?は、しばしば、やわらかい感じの勧誘表現として使われます。ただし、?は、가요 という言い方をする方も多いです。
また、?は強い勧誘表現ですので、目上の人にはあまり使いません。例えば、違う会社の社長同士の会合とか国会議員同士の集まりとかでは使うことがあるようです。
というわけで、「20歳以上年上の형님」さんに対して、「行きましょう。」と声を掛ける場合は、’가시지요（가시죠）’ と普通は言います
ひろむじげさん
目下、対等、目上というのは、現代の韓国においては、基本は年齢の違いによります。
前述のとおり「対等」は多少の年齢差は含みますが、ひろむじげさんの年齢で±3〜5歳くらい、私の年齢で7〜10歳くらいといったところでしょうか。
年齢以外の要素では、同じ組織内での地位（会社の役職とか）、利害関係（売り手／買い手とか）で決まってきます。
ただし、極端に年齢が下の人以外には、親しい関係でない限り「目下」の表現は使わない方が良いでしょう。
例えば、食堂とかで店員さんに’반말’を使うと、あまりスマートではありません。
とは言え、会社とか同じ組織内で年齢が下の部下に対しては、たいてい「目下」の表現です。
やっぱり、難しいですよね
目下、対等、目上というのは、現代の韓国においては、基本は年齢の違いによります。
前述のとおり「対等」は多少の年齢差は含みますが、ひろむじげさんの年齢で±3〜5歳くらい、私の年齢で7〜10歳くらいといったところでしょうか。
年齢以外の要素では、同じ組織内での地位（会社の役職とか）、利害関係（売り手／買い手とか）で決まってきます。
ただし、極端に年齢が下の人以外には、親しい関係でない限り「目下」の表現は使わない方が良いでしょう。
例えば、食堂とかで店員さんに’반말’を使うと、あまりスマートではありません。
とは言え、会社とか同じ組織内で年齢が下の部下に対しては、たいてい「目下」の表現です。
やっぱり、難しいですよね
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