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Sports Barでサッカー観Ciao♪コミュの★Zinédine Zidane★

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フルネーム★ジネディーヌ・ヤジッド・ジダン (Zinédine Yazid Zidane)

ニックネーム★ジズー

国籍★フランス

生年月日★1972/6/23

出身地★マルセイユ

ポジション★MF(OH)

身長★185cm

体重★80kg

代表デビュー★1994/8/17vsCZE(通算108試合,31得点)



 世紀を股に掛け世界最高のフットボーラーとして君臨し続けたフランス史上最高の名手。パス、トラップ、ドリブル、シュート、ヘディング、全ての技術が桁違いに優れており、尚且つフィジカル面でもトップクラスというパーフェクトな存在だった。「現代のアルフレッド・ディ・ステファノ」と評されるのも頷ける。
 ジネディーヌ・ジダンはフランスのマルセイユにアルジェリア系移民の子として生まれ、子供の頃から既に傑出した存在だった。体が大きく、卓越した技術を擁するジネディーヌ少年は大人と間違えられることも多く、試合の度に年齢を証明するための身分証明書を持ち歩く必要があったという。
 1988年にカンヌでプロデビューを飾り、1990/91シーズンには早くもレギュラーに定着。更なるステップアップを求めボルドーへと移籍すると、移籍初年度にキャリアハイとなるシーズン10得点をマークし、リーグ1でもトップクラスのMFと目されるようになる。1994年8月にはアメリカ・ワールドカップ出場を逃し若手の発掘を急ぐフランス代表に招集され、デビュー戦となるチェコ戦でいきなりの2得点を記録。敗色濃厚だった試合を引き分けに持ち込み、1996年の欧州選手権のメンバーにも選出された。
 欧州選手権終了後にはかつて母国の偉大なる先達ミシェル・プラティニが活躍したユベントスへと引き抜かれ、イタリアでもその実力を遺憾なく発揮。緻密でタフなサッカーの中でさらに実力を伸ばすと、母国での開催となった1998年ワールドカップで世界の頂へと躍進する。グループリーグ第2節のサウジアラビア戦で退場処分を受けたことで2試合の出場停止処分を受けたが、復帰した準々決勝のイタリア戦ではPK戦に突入した試合でプレッシャーの掛かる1本目のPKを成功。チームに勇気を与えると、イタリア、クロアチアを下し進出した決勝戦、ブラジル戦ではコーナーキックから強烈なヘディングシュートによる得点を2つ記録。優勝の原動力となり、同年のバロンドールを始め、FIFA最優秀選手など個人賞を独占した。その2年後に行われた欧州選手権では、予選で大苦戦を強いられるものの本戦に入ると復調。延長戦に突入した準決勝のポルトガル戦ではPKによる得点を記録しチームを勝利に導くと、決勝のイタリア戦でも素晴らしいパフォーマンスを披露。未だかつてどの国も成し得ていなかったワールドカップ、欧州選手権という順での連覇を達成し、フランスを2度目の欧州王者へと導いた。
 2001年、UEFAチャンピオンズリーグのタイトルを熱望し、140億ペセタもの天文学的な移籍金でレアル・マドリードへと移籍。2001/02シーズンには早速望んだタイトルを手にすることとなるが、決勝のバイヤー・レバークーゼン戦で見せたゴールは今尚語り草となっている。試合開始早々にラウル・ゴンサレスが得点を挙げると、その直後にはFKからルシオが強烈なヘディンシュートを見せレバークーゼンが同点に追いつく。試合は硬直し、迎えた前半終了間際。伝説のゴールが生まれる。ロベルト・カルロスからの山なりのクロスボールがレバークーゼンゴールの正面やや左に落下、それを待ち構えるジダン。左足を振り上げノートラップで放たれたシュートはスピード、精度共に申し分なく、ゴール左上へと叩き込まれた。このゴールでレアル・マドリードは9度目のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を飾った。
 だが2002年ワールドカップではシーズンの疲れと慣れない気候に苦しみ本領を発揮出来ず。チームの核を欠いたフランスはまさかのグループリーグ敗退に終わり苦汁を舐め、クラブレベルにおいても徐々に存在感を失っていく。レアル・マドリードの永遠のライバルであるバルセロナにブラジルの若きスター、ロナウジーニョが加入し、時代はジダンからロナウジーニョへと移行。リーグの覇権もバルセロナへと移り、UEFAチャンピオンズリーグの舞台でも精彩を欠く。
 大会終了後の現役引退を明言して望んだ2006年ワールドカップ。スーパースターが最後の輝きを放つ。グループリーグを手堅く突破したフランスは、決勝トーナメント1回戦で絶好調のスペインと対戦。しかしジダンを中心とした老練な組織はこれを難なく退けると、続く準々決勝ではマンオブザマッチに輝く働きで優勝候補筆頭のブラジルを撃破。準決勝のポルトガル戦ではPKによる得点を挙げ遂に決勝戦にまで進出する。決勝は2000年の欧州選手権決勝で対戦しヨーロッパ最強の座を争い続けた因縁の相手イタリア。フランスは試合開始から厚みのある攻撃を仕掛け、フローラン・マルダがペナルティーエリア内で倒されるとPKを獲得。キッカーはジネディーヌ・ジダン。プレッシャーの掛かるこのシチュエーションで、ジダンは豪快なキックでこれを成功させる。しかし19分にはイタリアが同点ゴールを挙げ試合は延長戦に突入。そして延長後半5分に問題のシーンが訪れる。ジダンをマークするのは同点ゴールを挙げたマルコ・マテラッツィ。ダーティーなDFとしても知られるマテラッツィは試合開始早々からジダンに対し挑発行為を繰り返していた。これに堪え切れなくなったジダンは、なんとワールドカップ決勝の、しかも現役最後の舞台でマテラッツィに頭突きをお見舞いしてしまう。この行為によりジダンは退場処分を受け、精神的な支柱を失ったフランスはPK戦で破れ準優勝に終わった。
 その素晴らしいキャリアに相応しくない最後となってしまったが、彼が築き上げた実績、彼が見せた数々の伝説的なプレーは今尚ファンを魅了してやまない。かつてペレの最盛期の目の当たりにした人々は、その時代に生まれた幸運を神に感謝したという。我々にとって、ジダンもまたそういった存在と言える。2004年にはUEFAによる欧州歴代最優秀選手の投票が行われた。フランツ・ベッケンバウアーやヨハン・クライフといった名だたる偉人を抑えて1位に輝いたのは他でもない、欧州最高の名手ジネディーヌ・ジダンである。

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