Father Mussie Zeraiはスイスに住むエリトリア出身の神父で、バチカンの教区司祭を務めている。同時に移民支援の仕事もしている。神父の携帯番号はエリトリアの移民希望者の間で広まり、救済を求めて頻繁に電話が来るようになった。
Zeraiは船上の移民から電話を受けると座標を聞き取り、イタリアの当局に救援を頼んだり、救援船が出ない時は報道機関に知らせたりしている。今までに5000人以上の命を救った。
また島の収容センターに出向いて、移民たちに移民局の質問にどう答えるか助言をしたり、携帯電話を与えたりしている。