F1大好きコミュのカンポス、ブルーノ・セナと契約締結！

カンポス・メタF1チームは、ブラジル人ドライバーのブルーノ・セナと2010年の契約を締結したことを正式発表した。

1988年、1990年、1991年にF1ワールドタイトルを獲得した故アイルトン・セナの甥であるブルーノは、2008年シーズンオフにHonda Racing F1のテストに参加し、F1マシンを初ドライブ。そのまま2009年のレースシートを獲得するかと思われたが、チームがブラウンGPへと変貌（へんぼう）を遂げたことによってルーベンス・バリチェロにシートを奪われ、F1デビューのチャンスを逃していた。

現時点では契約年数などは発表されていないが、後日スペイン・ムルシアにおいて行う記者会見でカンポス・メタのホセ・ラモン・カラバンテ会長とエイドリアン・カンポス（チーム代表）が、ブルーノの契約について詳細を明かす予定。

なお、もう1人のドライバーについてはまだ明かされていない。

ブルーノ・セナ

「人生の目標をかなえることができて本当に喜んでいる。これからは新しい目標を掲げることになる。カンポス・メタ1のF1プロジェクトは、コース内外における成功のためにデザインされているんだ」

エンリケ・ロドリゲス・デ・カストロ（メタ・イメージ会長兼カンポス・メタF1チームCEO）

「ブルーノ・セナをチームに迎えることができ、とてもうれしい。われわれは彼がマイナーシリーズに参戦していた時からよく知っているが、彼がGP2時代に自らの速さを迅速に発揮し、この世代の中では最も将来が約束されたドライバーの1人となったことを理解している。モータースポーツを開始してからわずか数年でF1に飛び込むということは、彼がいかに速いドライバーかということを証明しており、驚きだ」

「カンポス・メタ1にとっても、セナという名前がF1に戻ってくることは大変な名誉だ。ブルーノとの契約を結ぶことによって、われわれが初のスペインF1チームということだけでなく、初のイベリア・アメリカ系F1チームになるという目的が強化されることとなる」