F1大好きコミュのフェラーリ、シューマッハのテストを断念

ミハエル・シューマッハとフェラーリは、ヨーロッパGP前に2009年モデルのF60でのテストを諦めたもようだ。

フェラーリはハンガリーGPで重傷を負ったフェリペ・マッサの代役としてシューマッハの起用を決定。F1全チームとFIAに対し、ブランクのあるシューマッハに、特別にテストを行うことの許可を求めていた。

しかしウィリアムズは「ウィリアムズがフェラーリと同様の状況に陥ったら、迷わず契約しているリザーブドライバーを起用する」としてテストに反対。これに対し、フェラーリの広報ルカ・コラヤーニは「ウィリアムズがテスト反対だと言ったのなら、反論はない」とコメント。
さらに、レッドブル、トロロッソも「ハイメ・アルグエルスアリもテスト許可要請をしたが認められなかった」と、テストを認めないとの意思表示をした。
この状況を受け、フェラーリはシューマッハのための特別テスト禁止を受け入れたようだ。

ところがその一方でフェラーリは、公式webでウィリアムズを批難する『無分別（Indiscretion）』というタイトルのニュースを掲載した。

無分別
F60のテストに反対したのはだれ？　それは何年も優勝できずにいながらも、フェアプレー精神に欠けていることを証明するチャンスだけは逃さないチームだ。

また念のために明かすと、スクーデリア・フェラーリは、アルグエルスアリのテストにも賛成していた。しかし今回も、だれかが規約の標記の一言一句に固執したかったようだ。