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F1大好きコミュのマクラーレンとフェラーリ、F1の将来のため共同戦線を組む

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マクラーレン・メルセデスとフェラーリが、F1の将来の利益のためコース外での協力関係を強化している。現地時間(以下、現地時間)30日、『ロイター』通信が伝えている。

 フェラーリの広報担当ルカ・コラジャンニ氏は、29日、イギリス・ワーキングにあるマクラーレンのファクトリーを訪れ、チーム代表のロン・デニス氏や他のスタッフと話し合いを持った。その後、両チームによって開催されたメディア夕食会の席で、L.コラジャンニ氏は報道陣に対し「もし1年前、私がこんなことをしろと言われても、信じられなかっただろう」と驚きを交えて語っていた。

 長年に渡り、コース内外でライバル関係にあった両チーム。2007年には、マクラーレンがフェラーリから漏洩した技術データを不正所有するスパイ事件に関与したため、多額の罰金を支払い、全コンストラクターズポイントを剥奪されている。この結果、この年のコンストラクターズタイトルを獲得したフェラーリは、マクラーレンに対して訴訟を起こし、R.デニス氏や他のチーム首脳陣はイタリア警察による事情聴取を受けることになった。しかし、その後マクラーレンが正式に謝罪したため、この訴訟は取り下げられている。

 ところが、フェラーリはジャン・トッド氏からステファノ・ドメニカーリ氏へとチームの指揮権が移り、またマクラーレンも今年3月1日からロン・デニス氏がチーム代表の座をマーティン・ウィットマーシュ氏へ渡すことになっており、両者の関係も変化してきた。

 昨年7月には、FIA(国際自動車連盟)やF1の商業面を支配するFOM(フォーミュラワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン会長との話し合いにおいてチーム間の意見を代表するための組織、FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が設立された。FOTA会長はフェラーリのルカ・ディ・モンテツェーモロ社長が務めている。

 コスト削減の必要性が切迫した昨シーズン中には、イタリア・マラネロのフェラーリ本社をR.デニス氏とM.ウィトマーシュ氏が訪問し、話し合いが行なわれたこともあった。

 FOTAは、FIAと大幅なコスト削減を今シーズン以降行なうことで合意し、さらにB.エクレストン会長に対して現在F1の収入全体の50%を占める各チームへの分配金をさらに引き上げるように要求している。

 F1の運営方法についてB.エクレストン会長を批判しているL.ディ・モンテツェーモロ社長だが、先日、チーム代表辞任を発表したR.デニス氏については「一級チームにおける一級の人物」と評し、またF1はコース上のすばらしい競争とコース外のすばらしい結束が必要だと主張している。

 また、R.デニス氏はF1の公式サイト『Formula1.com』に対し、マクラーレンとフェラーリは「極めて親密に一緒に働いている」と語り、今後は自らFOTAの活動に時間を割くつもりだと明かしている。

 さらに「我々の協力の結果は、ほかの全チームに支持され、すでに深くへと達している。FOTAが提出したコスト削減策は(昨年)12月10日のモンテカルロの会合でマックス・モズレー(FIA会長)の合意を得て、1月8日にロンドンで再びFOTAがマックス不在で会合を行なったときにさらに進んだものとなった。このようにFOTAはすでに大きなことを成し遂げているし、今後数週間、数ヶ月、数年以内にさらに大きなことを達成するだろう。我々は自己満足してはいない。根本的な変化を受け入れることをいとわない。コース上の競争には縛られない。いや、F1の将来の利益のためにともに働き、我々のスポーツをさらに金銭的に受け入れやすく、より環境に優しく、より観客やテレビ視聴者に訴えかけられるように改善するための効果的な戦略や新機軸を考案し続けるんだ」と、フェラーリや他チームと協力し、F1の改革を進める決意を語っていた

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