小森慶子 Keiko Komori (cl, b.cl, sax, from Koenji Hyakkei) 向島ゆり子 Yuriko Mokojima (vn, accordion, from SOLA) こぐれみわぞう Miwazou Kogure (ching-dong perc, koto, vo, from Jinta-la-Mvta) ユミ・ハラ Yumi Hara (p, harp, vo, from the Artaud Beats) 大熊ワタル Wataru Ohkuma (cl, b,cl, from Jinta-la-Mvta) ナスノミツル Mitsuru Nasuno (b, from SOLA) クリス・カトラー Chris Cutler (d, from the Artaud Beats)
リンジー・クーパー (1951-2013) について: 1970年代未だ保守的だったロックの世界に演奏家として初めてバスーンを持ち込み 作曲家としては不規則変拍子を確立 女性差別に毅然として立ち向かい Comus, Henry Cow, Mike Oldfield, Hatfield and the North, National Health, Egg, Mike Westbrook などと演奏 現代音楽、ジャズ、ロック、映画音楽、自由即興の間を軽やかに駆け回ったものの、90年代から多発性硬化症の闘病生活に入り、2013年に惜しくも亡くなった 昨秋、クリス・カトラーやフレッド・フリスをはじめかつての同志が集い、イギリスとイタリアで彼女の作品を演奏するメモリアルコンサートが行われ話題となる
演奏曲目について: 主にリンジー・クーパーがHenry Cowと News from Babelのために書いた作品を演奏 Henry CowはWestern Culture B面のほぼ全曲+ボーナストラックを演奏予定 News from Babel (リンジー・クーパー、ジーナ・パーキンス、クリス・カトラー)はレコーディング・プロジェクトでライヴ演奏は全く行っていなかった。そのためNews from Babelのために書かれた作品は2014年11月のロンドンでのリンジー・クーパー・メモリアル・コンサートで演奏されたのが世界初演となった。今回はその時にも演奏されなかった曲もとりあげ、5曲が世界初演となる
コンサートタイトルについて: Half the Skyは「空の半分は女性が支えている」という意味で、リンジー・クーパーがHenry Cowのために書いた最初の曲である。ゆっくりした中間部はティム・ホジキンソンの作で、まさしくHalf the Skyな名曲である
12月6日(日)東京千駄木 Bar Isshee リンジー・クーパー・トリビュート後夜祭スペシャルイベント)(ワークショップ、トーク、ライヴ、大熊ワタルによるカトラー&ユミ インタビューなど) 文京区千駄木3-36-11 千駄木センチュリー21 地下1階千代田線千駄木駅徒歩2分、団子坂下交差点すぐ「千駄木ラーメン あさくら」の地下