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現代美術 contemporary art コミュの常設展/静岡県・静岡県立美術館 京橋・GALLERY TERASHITA

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静岡県立美術館

2005・1/2-1/30
静岡市谷田53-2 054-263-5857
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/topj.html

物故作家と現存作家、近・現代作品で構成された立体的で
遊びゴコロと懐の深い常設展でした。
私は静岡県美で行われた稀有なワークショップ成功例
川田ゆう子氏の作品(一般応募の市民とによるワークショップ
各々思い出の写真数枚を持ち寄り、その写真についてのエピソード
を話す。その写真をコラージュし、パネル仕立てにするまでが一般
参加者の作業。
裏には感想やエピソードが綴られ、その写真を川田氏がアトリエに
持ち帰り、夫々の写真のエピソードを思い出しながら、ハッチングや
絵具で彩色し最終的に1枚の作品にする。
一般参加の方々の中には辛いエピソードをお持ちの方もあったそう
ですが、エピソードをみんなの前で話し、その写真を自らの手で
作品に変えていく段階で癒されていく。そんな場面もあったそうです。)
そして下にリンク先を貼ってありますが、やはりワークショップから
つくられた金沢健一氏の作品とを実際に見れたのがとても嬉しゅう
ございました。

静岡県美のワークショップは、あまたある美術家とのワークショップ
とは格段の質の違いを見せているように感じます。
静岡県美学芸員H氏担当のこのワークショップは「ワークショップ
とは」という問いかけを自身にも向けられて、しっかりと考え続け
ていらっしゃるところから既に違ってきているのだと思っています。

『厳しい子どもワークショップであった。厳しいというのは、講師の
金沢健一氏が、子どもたちを叱るというような皮相な意味ではない。
芸術表現の本質にかかわる厳しさを垣間見ることができたという
意味である。』
という書き出しから始まるワークショップ・レポートもお薦めです。
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/event/workj05_2.html

それと『晩年の技法が、山下律子(当Galleryとギャラリー本城が
2月に同時開催する作家)のそれと似通っていて興味深い』 とH氏が
お教え下さった「吉仲太造」という作家の作品を見ておけたのも
個人的に有意義な静岡行脚でした。

(2/6発売のスタジオ・ボイスにH氏の山下律子についての文章が
記載されます)


常設・橋本夏夫
GALLERY TERASHITA

2005・1/11-1/21
中央区京橋2-8-18 昭和ビルB2F 03-3564-6300

Gallery入口を入ると柔らかな光を反射させた二枚の縦長のアルミ
ニウム素材の彫刻が壁に設置されているのが目に入ってきます。
1枚のアルミの板の中央に一本、縦の(溶接でつくられた)突起
した線とその縦の盛り上がった太い線にクロスする細いたくさんの
ハッチングの線。その細かい線の集合は広げられたイカロスの羽の
ようにも見え、柔らかくなめるように光る背の高い銀板一対が画廊の
正面にあたる壁面に設えられ、それより随分小振りな作品(同素材)
がグルリと周りの壁面に設置されている。画廊の隅からその四方の
作品を見ていて感じたのは、山の中の教会小屋…。
そんな優しくて聖な印象を受ける展示空間でした。

コメント(1)

貼り忘れました(汗)

GALLERY TERASHITA
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=116365

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