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Show Pony

Ponyとは子供が乗馬を学ぶ小型馬で、上流階級の子供は自分のponyを持った経験があったりします。Show ponyとはさらにその高級版で、ドッグ・ショーならぬホース・ショーとも呼ぶべき品評会のような競技に子供の騎手と共に出場します。
British Show Pony Societyへのリンクです。
http://www.britishshowponysociety.co.uk/

転じて、人前で見せることを目的として作られた作為的なものの例えとして使われます。

また、スラングでは目立ちたがり屋、ファッション通などの意味としても使われます。

どうしてshow ponyという単語を選んだかというと、実は最近アメリカで、Amy Chua という中国系女性が書いた教育ママのエッセイ集が話題を集めているのです。
題名は"Battle Hymn of the Tiger Mother"

Tiger Motherなんて言うぐらいだから内容は強烈で、友達と遊ぶことを禁止して勉強と習い事のオンパレード。朝から晩まで単語カード漬け。叱るときは声が嗄れるまで罵倒して、ピアノの練習中はトイレもダメ、水も飲ませない、泣いてもやめさせない厳しさ。

これって日本で言う「教育ママ」じゃない?と思うのですが、英語には「教育ママ」という言葉がないらしく「stage mom」ステージママという言葉が使われ、Lindsay Lohanの母親と比較されています。

この教育ポリシーに対する批判として「親が我が子をshow ponyとして育てるとき、自分に対しても子供に対しても、この行程は子供自身の利益とはほとんど無関係であることを認めなければならない」

But when parents raise their children as show ponies, they owe it to themselves and their kids to admit that the process has little to do with what's best for the kids.

例え我が子がカーネギー・ホールでピアノリサイタルが出来ても、一流大学に進学しても、こんな育て方をしたのでは「幼少期」という貴重な成長過程を子供から奪ってしまうのではないか?という疑問が投げかけられているのです。

http://www.chicagotribune.com/features/tribu/sc-fam-0118-tiger-mother-20110118,0,1673996.story

コメント(5)

ちなみに問題の本はこちら
http://www.amazon.com/Battle-Hymn-Tiger-Mother-Chua/dp/1594202842
The fat lady

日本語で「勝負は下駄を履くまで解らない」というのは、剣道の試合は裸足で行い、道場を出るときに下駄をはくことに由来します。これに対応することわざを英語、というかアメリカ特有の表現ですが、「It ain't over till the fat lady sings」と言います。

直訳すれば「太った女性が歌うまでは終わりではない」という意味ですが、これはオペラの最終楽章を(太った)ソプラノ歌手が歌うことから由来すると言われています。ワーグナーの「ニーベルングの指輪」の最終部「神々の黄昏」でワルキューレ・ブリュンヒルデが歌うおなじみのあの曲が根底にあるイメージだそうです。「神々の黄昏」はノース神話の世界の終演を描いた作品なので、最終の歌が歌われた後には本当に世の中が終わっちゃうわけなんです。

最初に言ったのはスポーツキャスターのDan Cookだと言われています。70年代のバスケットボールのスパーズvsブレッツ決勝リーグでブレッツが劣勢だったとき、まだ勝負の行方は解らないという意味で「太ったレディが歌うまでオペラは終わらないよ」と言ったそうです。

けっこう映画のセリフなんかに出てきます。
「フュー・グッド・メン」とか「インディペンデンス・デー」とか(ちょっと古いかあせあせ

でも、ぼくは長年太った女性とはElla Fitzgeraldのことかと思っていました。だって、ジャズフェスティバルは常に彼女が大取でしょ。
underwater

The Economistという雑誌にこういう見出しが出ていました。
"Are underwater homeowners anchored to joblessness?"

これの意味が一発でわかったらたいしたもんです。
直訳すると「水底の住宅所有者は無職の状態にイカリを降ろしているのか?」という事になります。意味不明でしょ?

これがその記事です。
http://www.economist.com/blogs/freeexchange/2011/01/americas_jobless_recovery_2

この記事のunderwaterとは、物理的に水に沈んでいるという意味ではありません。不動産バブルが崩壊して、今自宅を売った場合の相場より、残っているローンの方が多い状態になっていることを言っているのです。つまり、家を売ってもローンが払い終わらない状態です。これを「沈んでいる」と表現しているのです。

家が売れないから引っ越せない。引っ越せないから転職できない。地元に職がなくても転居できない。というわけで仕事ができない状態に釘付けになっている、ということを表現しているのです。

IMFの報告書によると、現在のアメリカは不動産価格の下落が激しい地区ほど求職と求人のミスマッチが多いそうです。つまり、技能は持っていても地元に求人がなく、求人があっても地元に技能がないということです。つまり、不動産価格の下落が失業率を高止まりさせているというのです。

しかし、この仮説に疑問を投げかける経済学者もいて、不動産価格の下落が人の動きにどれだけブレーキをかけているかはまだ結論が出ていないとのことです。

Japan Real Time

日本語と英語の対訳でニュースを発信するサイトは数あるが、ウォール・ストリート・ジャーナルのJapan Real Timeは特にお勧めです。
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/01/27/penguins-march-on-sp-downgrade/?mod=rss_WSJBlog&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

ツイッターでフォローすることも出来、視点がアメリカ的で切り込みが鋭く、何より日本語訳が良くできているので英語の勉強に最適なのです。

文末の「日本語訳はこちら」と書いてあるところをクリックしたら日本語版に飛びます。是非お試しを。
オスカーさん

お久しぶりです〜
すばらしい書き込みありがとうございます!参考にさせていただきますわーい(嬉しい顔)

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