ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

山谷えり子コミュの呉市で教育再生を熱く語る!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 昨日3月8日、呉市に初めて山谷えり子先生が教育再生担当内閣総理大臣補佐官としてお越しになられ、講演をされました。さすが、元キャスターだけあって、声が高く綺麗でした。テーマは「教育再生と日本の針路」です。
 日本の教育現場に浸透する危険なジェンダーフリー思想に敢然と立ち向かい、自民党内や政府の中でも主張を通し続け、理解を得るのに苦労されたこと、国会議員になる前、学校の一保護者として行き過ぎた性教育への疑問を校長にぶつてけも、それを認めることもなく、教育委員会ものらりくらりの対応で、自らの非力を感じたこと、当時の安倍官房長官を教育問題で支えたこと、それが認められ安倍内閣で教育担当首相補佐官に抜擢されたことなど、つれづれなるままに話されました。
 その中で、学校の教壇がいつのまにかなくなったことに触れられました。これは私も以前から問題視しており、教師と生徒は対等の立場であるとの理由から、日教組の指導でなくしてしまったと考えています。山谷補佐官も、日教組が「先生が生徒を指導するのは上から下にという階級格差が生じるのでおかしい」と言ったことを捉え、問題視されました。生徒はまだ未熟なのだから、指導を受ける立場は当然であると・・・・。だから教壇がなくなって同じ目線で授業をやること自体を問題視されたのです。「仰げばとおとし」も卒業式で歌わないようになったこと、これは仰ぐことが、目下が目上に対する階級格差の象徴というのが日教組の理論で、これは間違っていると指摘されました。
 それから過激な行き過ぎた教育現場での性教育も具体例を挙げながら、説明されました。これは教育再生を担当されるようになってから、自民党プロジェクトで全国調査した具体的事例を披露された訳ですから、非常に説得力がありました。これを当時の文科省に是正指導させたことにも触れられました。
 更には、「日本の音楽教科書から唱歌が沢山消えている。ゆとり教育といいつつ、時間を減らしたことで、47都道府県を知っている生徒が僅かとなっている。これではいけない。ゆとり教育ではなく、ゆるみ教育となってしまっている。塾通いで子どもにゆとりがなくなっている。家計にゆとりのある家庭は塾に行かせ、ゆとりのない家庭は塾に行けない。教育格差が著しい。公教育では塾に行かなくても、十分な学力をつけさせ、知育徳育体育をバランスよく教えないと行けない。」などと訴えられました。この度の学習指導要領改訂では、小学音楽教科書に「ふるさと」や「紅葉」を復活させたとのことです。日本の四季や心や伝統を伝える歌を、知らない子どもが増えたことは、正に公教育の責任で、そのことも指摘されました。
 最後に、自身がイラクに公務出張した際、その帰国前日に夫が事故で亡くなり、そのことを娘が学校の卒業作文に書き、それを朗読されました。娘は母親が命の危険にさらされるような国へ行って欲しくないと、父親に同意を求めた際夫は、「日本に居たって、人間明日何が起こるか分からない、危険の間で生きているんだ」と娘を諭されたそうです。
 そして結びは、「日本の教育再生は全ての施策の根本であり、これを立て直さないと日本の将来はない。今からでも決して遅くはない。」と決意表明され、万感の拍手で幕を閉じました。

コメント(2)

素晴らしい講演会だったようですね。

教室から教壇がなくなっている、という話は初耳です。
そんなことになっているとは知りませんでした。
仰げば尊しを卒業式で歌わないとは、なんということでしょうげっそり

「ふるさと」や「紅葉」が音楽の教科書から消えている!
学校で一体どんな歌を教えているのでしょうか?

イラク出張前後のことは、参議院選挙に立候補された2004年の選挙戦を戦っておられる頃に
伺いました。本当に胸のつまるお話です。

山谷えり子さんは、ご自分のサイトで教育再生についてこんなメッセージを載せておられます:
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 10年ぶりの学習指導要領改訂が発表され、文科省は今、広く皆さまの意見をいただくパブリックコメント期間中(3月16日まで)です。
 ここ数年私がたびたび指摘していた国語力向上のための指導、47都道府県の名称と位置を教える、中学英語の単語数を増やす、音楽の唱歌を増やすなどがやっと盛り込まれました。40年ぶりのゆとり教育の見直しです。
 小学生の歌は
1年 「うみ」「かたつむり」「日のまる」「ひらいたひらいた」
2年 「かくれんぼ」「春がきた」「虫のこえ」「夕やけこやけ」
3年 「うさぎ」「茶つみ」「春の小川」「ふじ山」
4年 「さくらさくら」「とんび」「まきばの朝」「もみじ」
5年 「こいのぼり」「子もり歌」「スキーの歌」「冬げしき」
6年 「越天楽今様{えてんらくいまよう}(歌詞は第2節まで)」
「おぼろ月夜」「ふるさと」「われは海の子(歌詞は第3節まで)」
 の24曲の充実。
 中学生では「赤とんぼ」「荒城の月」「早春賦」「夏の思い出」「花」「花の街」「浜辺の歌」の7曲、どれもなつかしい歌です。
 やっと祖父母と孫が両親と子が一緒に歌える歌が増えました。
 うたとおはなしは、ご先祖さまとの記憶の糸です。美しく紡がれ、心を豊かにしてほしいものです。
 娘にこのことを話すと、“合唱部で小学生時代に習った曲は今もよく口ずさむ。あの時は何とも思わなかったけれど、心の宝物なのよね”と嬉しそうに笑いました。
 国語の物語も増えます。小1・2年で昔話や神話、『一寸法師』『金太郎』『因幡の白うさぎ』など、小3・4年で日本書記や万葉集に納められた短歌の暗唱、小学5・6年で漢詩、論語などもとりあげられます。
 中学では男女共に武道が必修になるほか、和楽器や和装の指導もはいりました。
 ところで小学生のお母さんからこんな手紙をいただきました。。
 新学習指導要領案の国語の内容充実を報道で知り「感謝一杯で、興奮が止まりません」とあります。
 世田谷区の日本語の授業では、すでに特区申請で小学1年生から短歌や俳句、漢詩、論語などの音読、暗唱をしています。
 下校中の子供たちが暗唱しながら帰る姿、病院の待合室でも宮澤賢治の「雨ニモマケズ」を暗唱する姿などに小学校あてに近所の方から「すばらしい授業をされていますね」などの手紙が届くそうです。
 世田谷区在住のこのお母さんは、わが子だけでなく、全国の子供たちが、こうした授業を受けられるようになることに「感謝で感謝で涙がでました」とあります。
 お手紙を読みながら、私も、そう思っていただけるお母さんの心の美しさ、日本の子供たちへの大きな愛に涙が出そうになり、教育再生をもっと豊かに進めなければと思いを新たにいたしました。
 徳育の教科化は、道徳推進教師を各学校に配置、乳幼児も対象とした「子供の発達と徳育に関する研究」のための有識者会議を新年度に設置し、指導法など検討することが決まり、文科省内で一歩一歩進んでいます。
 日本の教育行政は巨艦のようなものです。モーターボートのように機敏に舵を切れるものではありません。
 しかし、地域の独自性を発揮しながら、全体として良くなっていくような教育再興は着々と進んでいると考えます。
2008年2月27日 山谷えり子
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

山谷えり子 更新情報

山谷えり子のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。