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リアル・クリスチャンコミュの今こそ中国に「愛のODA」を!

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ラブ・アジア・ミッション・レポートVol3(2008年3月23日発行より)

 今年は新年から各マスコミを通して中国に関する報道が盛んになされていました。1月初旬はオリンピック関連のものや観光グルメレポートのようなものが多いようでしたが、下旬になると中国産冷凍餃子の中毒問題が浮上し、連日マスコミがこのことを取り上げ、さまざまな解説、論評がなされています。
 「食の安全性」という私たちの日常生活において最も大切な部分で、これほどまでに中国という国が係わっていることを教えられています。ある意味で、日本と中国は私たちの生活と切っても切り離せないほどの深い関係であることを認識させられているのではないでしょうか。
 その反面、一部のマスコミの過激報道が、日本中に「嫌中思想」を煽っていることも否定できないでしょう。過去数年「政冷経熱」と言われ、経済的関係は盛んになっていましたが、政治的関係は非常に冷え込んでいました。
 それを改善しようと昨年4月には温家宝首相が来日され、「日中関係の雪解け」を提唱し、今年の4月には中国の最高指導者胡錦濤国家首席の訪日を申し出ました。これで日中の関係が改善されるかと思われましたが、今回の「冷凍餃子中毒事件」により、関係は以前よりさらに悪化したように思われます。
 日中外交の歴史は遠く邪馬台国・卑弥呼の時代以前まで遡ることができますが、この数千年の関係の中で友好的な時はどれだけあったでしょうか。互いに戦い合い、憎み合う期間が多かったといえるでしょう。昨年は日中国交正常化35周年でしたが、この短い35年間を見ても、さまざまな摩擦、衝突を繰り返してきました。
 なぜ、日本と中国は仲良くなれないのでしょうか?。異なる民族なので歴史、文化、風俗習慣などの違いは当然あります。また、政治、思想、教育、経済などの制度が違いますので、互いに理解しあうことは簡単ではありません。しかし、それらの要因以上に日本と中国の関係を悪化させ、破壊させようとしている勢力があることを、私たちは忘れてはいけません。それは、人間の思想や組織の背後に働く暗闇の勢力、サタンの勢力です。
 「盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。」(ヨハネ 10:10)
 イエス・キリストがこの世にこられた目的は、羊(人間)に豊かな命を与えるためですが、盗人(サタン)が来たのは私たちの平和を奪い、関係を破壊し、互いに憎み、殺し合いをさせ、最終的には滅ぼすためです。クリスチャンである私たちはこのことに目が開かれ、サタンの策略を見抜き、勝利していきたいと願います。
 日本政府は政治、経済、文化の分野で様々な取り組みをし、中国とのよりよい関係を築くために努力してきました。特に経済の分野では1979年から約3兆円のODA(政府開発援助)をしてきました。北京、上海、広州などの主要都市の空港、道路、鉄道などの建設費用の一部分は日本からのODAが使われています。しかし、このことは中国ではほとんど報道されていないので、多くの人々はその真実を知りません。もし知ったとしても反日教育の下で育った人たちは、感謝はしないでしょう。
 中国の「反日感情」、最近の日本に蔓延する「嫌中思想」を乗り越え、サタンの闇の勢力に勝利することは、人間的な方法では不可能です。ただ、「イエス・キリストの愛」だけが本当の和解を生み出すことができるのです。
 過去、多くの主の働き人がアジア諸国を訪問し、先の大戦において日本が犯した罪に対しての謝罪運動をしてこられました。これは非常に尊い働きで、そのところで多くの和解がなされ、キリストの愛による一致が与えられました。
 私もこれまで中国の方々へ謝罪する機会が何度か与えられ、素晴らしい和解の体験もしました。しかし、それだけでは何か物足りなさを感じました。それは過去の関係を修復するだけで、未来への展望がないということが原因であることが分かってきました。
 これから、日本は中国に「愛のODA」をしていくべきであると信じます。「愛のODA」とは、O:お互いに赦し合い、D:伝道を通して、A:愛を実践することです。聖書のいう愛は行動が伴うものです。日本がただ謝罪するだけではなく、伝道を通して、神の愛を中国に流し出していくことができるならば、日中関係は必ず改善されていくことでしょう。
 そして、日本と中国の教会が力を合わせ、宣教の戦略的パートナーになるならば、イスラム、ヒンズー、仏教などの未伝地に福音を伝えることができるようになるでしょう。これによって主の御旨である「大宣教命令」を達成することができるようになると信じます。
 一部の過激なマスコミ報道に踊らされることなく、キリスト者として神の愛に立ち、真の日中友好を祈って参りたいと願います。
 「もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。」(ヨハネ 13:35)

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