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SONGSコミュの第193回 美輪明宏

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   語り:守本アナウンサー>戦後日本が復興を歩み始めた1951年
   銀座に一軒のお店が誕生します。
   「銀巴里」
   シャンソンブームの火付け役になった喫茶店です。
   まだ娯楽の少なかった時代、人々はシャンソンの生演奏に魅了
   されました。
    翌年、一人の青年が銀巴里のステージに立ちます。
   美輪明宏さん。
   当時16歳の美輪さんにとって原点と言える場所です。
   「SOGNS」今夜は歌手生活60年を迎えた美輪明宏さんの
   シャンソンライブをお届けします。

ようこそお越しくださいました。
シャンソンのライブハウス、カフェNHKでございます。
さあ、今日は皆様を、そうですね、昭和20年代、30年代のシャンソンのライ
ブハウスにご案内したいと思っております。

それでは、シャンソンらしいシャンソン「枯葉」を聴いていただきたいと思
いますけど、終戦後すぐに日本に入ってきましてね、イヴ・モンタンという
マリリン・モンローの恋人にもなった事のあるフランスの俳優さんで歌い手
さんで、素晴らしい人なんですけどね、この人が映画の中で歌ってヒットし
た曲ですけれどもね。

るんるんLES FEUILLES MORTES 枯葉

   美輪さんは歌手を志し15歳で上京。その歌唱力を認められ
   銀巴里で歌うチャンスを得ます。銀巴里は当時さまざまな人が
   集う社交の中心地でした。
   美輪さんは、この店で人生模様を歌うシャソンソンの魅力を知
   ります。

世の中はね、まだいろんなものが不自由でした。三種の神器と言われてる
電気洗濯機とかそういうものも、まだできていません。ささくれてみんな
貧乏でしたけど、何か夢があったんです。
これから何か始まるぞっていう夢がありましね。そういったところですから
シャンソン喫茶に皆さんいらしてね、音楽家の人たち、彫刻家の人たち、
絵描きさん、作家の人たちですね。ジャーナリストもそうですけれども
最初に見えましたのはね、探偵作家の江戸川乱歩さん。
それから2ケ月後に、天才作家ですけれども、その頃はまだ売り出し中の
新進作家でいらした三島由紀夫さん。その方が今度は川端康成さんを連れ
てみえましてね、そういった方たちと知り合いになれていい時代だと思い
ます。シャンソンは一幕物のドラマです。
その中でいろんな人生が歌いこまれております。

るんるん想い出のサントロペへ

   シャンソンを愛し、美輪さんを育てた銀巴里は40年の歴史に
   幕を下ろすことになります。閉店当日、銀巴里を心から愛す
   る人々が別れを惜しんで、全国から駆けつけました。
   最後の舞台、美輪さんは銀巴里への思いを歌いました。

 (当時の映像)
  ♪愛しの銀巴里

シャンソン喫茶は代々若い人たちずっと劇場のように歌う継がれる所だと
思ってたんですね。40年たって閉鎖になりましてね、その時このNHKさんはじ
め多くのテレビ局g大々的に取り上げられて、そしていろんな新聞も一面で
トップに取り上げてくれましてね、これがせめてものシャンソン喫茶の文化
の発信地としていろんな役目を果たした者へのご褒美で、ああ良かったな、
はなむけになるな、私はそう思いました。
長々と続きましたけどれどもね、聴いて頂きたいと思います。
では、

るんるん愛しの銀巴里

ここで、私の大好きな友人でございますYOUさんを皆さんご紹介しましょうね。
どうぞおかけください。あなたは今日はすごい忙しのによく来てくださました。
 YOU>とんでもないです。どこへでも行きますよ。

  YUOさん。美輪さんのライブには必ず駆けつけるそうです。
  今年、美輪さんがエディット・ピアフを演じた舞台で妹役とし
  て共演しました。

YOUさんは、シャンソンとか年齢的にも知らないわよね。
 そうですね。だから銀巴里のお話とか、パリも好きなんですけれども。
そうだ。あなたパリへしょちゅう行くのよね。
 そうなんです。年に1〜2回は行くんですけど。
そんなに?
 はい。

   20世紀のパリ。それは世界中に芸術、音楽、ファッション、
   文学などを発信する最先端の文化都市でした。

 YOU>多分、初めて行ったのが24ぐらいだと思うんですけど、それまで逆に
 日本でちゃんとした古い音を聴いて、詩を読んで憧れて行ったんですね。
 レコードを売っているお店とか町を歩いてても全然想像したパリがなくて
 それはすごくショックだったのを覚えてますね。

フランス人自身も何とかしなきゃって焦ってるんですよね。全部アメリカか
ぶれになって、アメリカのものが全部悪いってわけじゃないけども、その国
その国独特の財産みたいなものがあるじゃん。それはやっぱり取っておいた
ほうがいいんだけれども、それを根こそぎなくしちゃったのね。

でも日本はね、そういうものが今、上品なお嬢さんやお坊ちゃんとか礼儀正
しいとか、優しい、きれいなゆっくりした音楽とか、ファッションもきちっ
とした美しいものとか、正統派の若い人々たちはそういう文化が受け入れら
れる、そういう時代になったと思わない?
 感じますね。

日本というのは、全ての日本人の先祖が残してくれた文化、美術、文学、
音楽、その優れたものがいっぱいあるでしょ 。それをどんどん輸出してい
けばいいんですよね。
 やって頂けませんが?率先して。
何を言ってるんですか。(笑)
まぁとにかく今度またパリへ遊びにいらっしゃる?
 はい。
ボンボヤ−ジュ。いいご旅行でありますように、
 メルシ。メルシー・ボクー。
どうもありがとうございました
 ゆっくり皆さんと楽しみたいと思います。
じゃぁ、どうぞ、また客席へ。
 ありがとうございます。
(拍手)

それでは次、

るんるんラ・ボエーム

もっともっと一晩中歌っていたんですけど、残念ながら時間が参りました
ので、最後の曲にさせていただきたいと思います。

エディット・ピアフ、偉大なピアフが創唱した歌でございましてね。
「愛する権利」という歌です。
では聴いて頂きたいと思います。

るんるん愛する権利

コメント(3)

久々のコメントです

今回は「銀巴里」のステージセットを再現するというのでそれが見たかったのと、「枯葉」を歌うというので久しぶりに見ましたわーい(嬉しい顔)

「銀巴里」は話に聞いていただけなのでステージセット等は全く知らなかっただけに、意外とシンプルなような、だけど色々な情景を想像させてくれるような…、と言ったセットだと思いました。

そして、楽しみにしていた「枯葉」。どの言語の歌詞を歌うのかと思ったら、仏語&英語でしたね。英語歌詞の方は、寺尾聰さんがご自身の「カバーライブ」で歌ってらっしゃるので耳慣れてましたが(イブ・モンタンに憧れてた世代です)、仏語で美しく歌う美輪さんも素晴らしかったですぴかぴか(新しい)

シャンソンをじっくり聞く機会がTVTVでもあまりなく、私も久々かと思うぐらいじっくり聞かせていただきました。何だかシャンソンの方が、下手な映画やミュージカルよりも情感たっぷりな良質のドラマを見せてくれるような、そんな感じを受けました。

そう言えば、以前は越路吹雪のような宝塚OGが、退団後にシャンソン歌手に転身するってパターンがあったんですけど、なくなりましたね〜。やっぱり、TVなりステージなりの機会がないからですかね…。
強風の午前のドドンパさん
 久々のコメありがとうございます。& レス2週間遅れですみません。
 銀巴里は自分も話では聞いたことがありますが、実際にはどんな様子だった
 かは知りませんでので、とても興味深く見ていました。
 とてもシックで、三輪さんもとてもこだわったセットだったのでしょうね。
 観客もまぁ錚々たるメンバーですので、当時はちょっとやそっとじゃ、行け
 る場所ではなかったのでしょうね。

 イヴ・モンタンは、自分は映画で何度か見ました。シャンソン歌手としても
 とても人気がありましたね。寺尾さんも歌ってらっしゃるのですね。とても
 イキに、シブく、雰囲気たっぷりとお歌いになるのでしょうね(^^

 最近ではほんとじっくりとシャンソンを聴く機会がなくなりました。
 宝塚退団後はTVドラマなどや舞台での活躍が多いようですからね。
 越路吹雪さんは別格的に(そんな言葉あるのでしょうか(^^;・・圧巻でした。
 久々にシャンソンをじっくりと楽しむことができた30分でした。

 

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