吉田拓郎 今年70歳を迎えた。カリスマが再び歌い出した。
2年ぶりのライブのリハーサル。初めてカメラが入った。
初めて目の当たりにした吉田拓郎。
父親の世代が熱狂した孤高のシンガーは今音楽に情熱を燃やしていた。
桑子アナウンサー＞こんにちは
ああどうも
そして語ってくれた全ての言葉に驚いた。
５０歳ぐらいかな、人生観ていうか生き方か変わってしまって、非常に保守的な内に
こもったおじいさんになっちゃった。
いやいや
今だにこうギター１本でフォークソングとかこう歌ってくれると思っているらしんで
すけど、歌うわけがないだろう。バカヤローって感じ。
バカヤロー（笑
ちょっと燃えてみたいんです。燃えたぎった情熱をもったままステージへ行って、燃え
たぎった70歳でやってみたいっていうのがすごくあるの。
「ＳＯＮＧＳ」吉田拓郎70歳の夏に密着。今、拓郎が人生を語る。
まさか（私を）ご指名いただいたとうかがいまして。
桑子さんはタモリさんとおやりなっていたという。その時陽水さんもお出になったよう
な気がしたんですけども。
そうですね。この「SONGS」の番組でインタビューさせていただきました。
どうせだったらおじさんたちがお気に入りの人に僕もお願いしたいと思って。
（映像：8/24 リハーサルスタジオ リハーサル７日目）
どうもはじめまして。吉田です。よろしくお願いします。
NHKのアナウンサーの桑子と申します。よろしくお願いいたします。
毎晩見てます。
あ、ありがとうございます。恐縮です。今日は見学させていただきます。
はい、どうぞ。つたない音楽ですが
いえいえいえ
♪ジャスト・ア・RONIN
私が聴いたとき「ジャスト・ア・RONIN をやってらっしゃって、コーラスのどこ
の部分を一番出すとか、細かいところまで調整してるんだなと言うところが。
細かいですよ。もう聴いてたら絶対わかんないんですけども、リハーサルの細部にいた
るまでつめますから、それは細かいんです。神経もすごい使うし、みんなの疲労度も高
いんですけど、そこまで詰めないと良いステージはできない。リハーサルで1曲１曲を
精力、精神をこめて歌うんで、すごい疲れる。この間こむら返りをしたくらいですから。
おっしゃってましたね。
（休憩中）
本当に疲れたな。（ソファーに横になる）
痛いね こむら返り。ほんと痛い。
夜とかエアコン入れて寝てるからいけないのかな。老人になっちゃってるんだね。
いやだなぁ 年齢を重ねるってことは。
（笑）
カメラ目線だった。
今年やろうと思ったのは何か理由があるんですか
70歳をこの間体験した時に、随分元気が足らないなっていうのがねエナルギー的にね、
エナジーが足らないと自分で思ってるんですよ。
それは何なのか。
体も精神も心もね。何かを燃やす燃えるものが足りない。もっと燃えてたはずだもっと
足りないなと言う実感があるんですよ。それは歌ってないからかもしれないと言うこと
に気がついて、1年半以上やってませんからライブとかを。歌わなきゃいけなんだ。
歌ってちょっと自分を試しみたい。ちょっと一生懸命本当に歌うんだと言う気持ちで、
命がけでライブをやってみたいと言う感じが芽生えてきて。燃えてみたいんですよ。
燃えたいんです。何か。
♪春だったね
♪旅の宿
♪マーク�供陛�時の映像）
昔はテレビにあまりお出になってなかった。
出ませんでした。
それはどういう理由からなんでしょう。
東京へ出て来て、一番最初に僕がテレビに出演した番組っていうのがあるんですよ。
ある歌番組に。ギター片手にオーケストラをバックに歌うことになってたんですよ。
それも初めての事だったんですよね。そんなことしたこともないのにいきなりの練習で
リハーサルで歌い始めたら、当時歌が3番まであるとしたら2番3番は抜いて1番からサビ
へいって終わり。1分半か2分半に曲を縮めてやるんですよ。そういう風に編集アレンジ
もされているんですね。それ知らないんですよ。だからフルコーラス歌うつもりでずっと
歌っていると後ろとずれてくるんですね。
そうですよね。
そのずれた僕を見ていたＦさんが「バカヤロ！」って言って大きい声でお怒りになって
「何やってんだ！」ってすごい剣幕で怒られたんです。その時に怖いっていうのと同時に
芽生えたのは「何だこの野郎！」っていうのが。
まぁそうですよね
「分かんないじゃないか。説明しなきゃ」というのがあるのに説明はないわけで、「バカ
ヤローなんだこの野郎って出て来い」っていう。その暗い所から言ってるわけだから。
スタジオでね。そんな暗い所で言ってないでこっち明るい所に出てこい。誰だてめえはっ
ていうような気分になっちゃって。そこからね。テレビは出ない、取材は受けない。俺は
俺の道を進む・・っていう感じになっちゃったの。
あまり公に出ないちょっと謎めいたところも、またみんな拓郎さんを追い求める・・。
ですね。だから吉田拓郎を見たくなったらコンサートに行くしかないんですよ。
そういうことですね。
その会場に来た人、若者たちはそこで僕と会話し歌を聴いて客席からいろんなことを言っ
たりしてキャッチボールをするという世界が当時出来上がっていくんですよね。日本に。
その事によってテレビで歌われている歌はインチキだっていうふうに若者たちも思い始めて。
インチキですか
いわゆる流行歌の世界と言うのが少し元気がなくなっていくんですね。それで当時で言うと
フォークソングとかロックとか若者の音楽が力を持ち始めるっていう時代だったんですね。
♪マーク��
♪落陽
（映像：LOVE LOVE あいしてる）
50歳になった拓郎さんは再び世間を驚かせた。
嫌っていたテレビに初めてレギュラーで出演。
どうしてテレビに出ようと思ったんですか
実は今ジャニーズにこういう2人の若者がいるんですよと言って持ってきて、この2人だった
ら数字は取れるのでスポンサーもつくだろう。吉田拓郎さんあなた一人では無理なんですっ
て。
生々しい話ですね
すごいすごい。「えっ？俺1人でできないの？」と言った時に、すごい頭ごなしに「できま
せん」って言われて、その時。でも時代も変わったし、それからこの時代その時僕ちょうど
50歳だったんですけども、この時代で俺1人じゃテレビ番組ってもてないんだなというのを
ちょっと自分で少し認識して、その若者に懸けてみようかなって思って。そのKinKiなんた
らっていう知らなかったんですよ。
どんな印象でした？
第一印象ですか？どこの小僧なんだ お前たちは！って（笑
アハハ・・小僧ですか。
本当に。どこの田舎から関西から出てきたKinKiって何だって感じだったんですよ正直言っ
て。でもやっていくうちにすごく僕はうれしかったのは、僕がその当時50歳でKinKi Kidsが
17歳か18歳だったんですけども、17歳とか18歳とかとははもう疎遠になりつつある年代だ
ったんですよ、50歳って。
日常生活の中であまり交流はなくなりますよね。
ないですよね。だから会話もなくなるし10代の若者の話というのなんか聞けなくなってると
ころへ、彼らと接することで彼らから色んな話題が出てくると全部勉強になるって感じで、
毎週あの二人に会うのが楽しくなってだんだん。そうすると今度はね老けたことを言ってる
ジジイたちがむさくなってきて、みんなにお説教するようになるんですよ。同世代に
「ダメだよ！時代はジャニーズだろう」
染まってますね。
そういうふうになっちゃったんです。
へー。実際にじゃあそのKinkiKidsと共演した事によって、拓郎さんにも何か変化があっ
たでんすね。
ものすごい変化ありましたよ。それは二度目のカルチャーショックですね。だから東京へ出
てきて、東京に侵されていく時のショックと同じようなものがKinkiKidsとの出会いでありま
したね。そこから素晴らしい50代を送れたなと言う気持ちでいます。
今でもあの50代の10年間というか最初番組やってる４〜５年は素晴らしい財産ができたなっ
て思っています。だから今でもあの若者二人には感謝してます。
♪全部だきしめて
今回のライブで拓郎さんは意外な演出を考えている。
（アカペラで ツアーメンバーたちと男声合唱 リハーサル）
♪ある日の雨の情景
そして70歳になって初めて新曲を作った。
ギターも弾かず。まったくわからないんだよ。まずメロディーがわからないから。譜割り
歌詞も全然わからない。聴いててさ、初めて聴いたような・・。
まずは歌詞を覚えるところから・・。
ちょっと不気味さのある歌詞だな。
♪ぼくのあたらいい歌
とってもピュアですよね。にやにやしちゃいますものね。聴いてて。
そうなんです。ちょっと照れ臭いけど、えーい歌っちゃえって感じかな。
でもその70歳を迎えた今この曲を歌うってどういう感じなんですか？
あのねずっと言い続けてることがあるんですよ。だから例えば80歳になっても音楽は永遠
だし、音楽は永遠に続けたいというのがあるとしても、70歳でも80歳でももラブソングは
歌いたい。70歳でも80歳でもラブソングは作り続けたい。ラブソングのない音楽なんて話
になんない。
そうですか
僕はそう思います。いくつになってもラブソングのそばにいたい。それは永遠の、僕東京へ
来て音楽をやり始めた頃からの永遠のテーマですね。ラブソングのそばにいない自分なん
てありえないんですよ。やっぱり。それはすごく口で今言うのは恥ずかしいですけども。僕
あのうちのやつと一緒にいる時間が好きなんですけども。
素敵ですね奥様。
それはうちの・・趣味は何ですかって聞かれたら、僕はうちの人って言いたいくらい。見て
て面白いし一緒にいて面白いんですよ。
そうなんですか。
すごく楽しいんです。いるのが。
もう今年で30年ご結婚されて迎えて、まだそんなに仲がよろしいってうらやましいです。
全く仲が良いですね。それでお互いにお互いが趣味ですね。やっぱり何が足らないとか言っ
た時に、君がいないと言う事の大きさほど大きいものはないというのがお互いにありますね。
まさにこの歌じゃないですか。
でしたね。これは偶然ですけどね。
♪ぼくのあたらしい歌
今回のライブで「人生を語らず」というの歌いますよね。
それは作った時のお歳が28歳でいらっしゃって、私実は今29なんですね。
ああそうですね。
自分が去年人生のことを語ろうなんて思うかなと思ったら絶対ないんですよ。どんな
心境だったんですか。この時は。
当時の70年代の頃の僕たち若者はかなり「老成」してるんですよ。だから、21から22の若
者にしては言ってる事とか話してる事とかお酒を飲んだりして討論してることとか凄く30
40 50位のおじさんが言いそうな話を語り合ってた時代なんですよ。それが不思議なんです
けどもね。僕に限らない。みんな当時のフォークソングと言う人達が作ってる歌詞はかなり
老成しています。
今も人生を語ることはできますか。
今は語れるような気がしますね。やっぱり道のりが結構ありましたから。その道のりは長か
ったし、太い所、細い所色々ありましたから、そういうのは埋めて考えるとね、いろいろだ
ったなと言う気がしますけども、ただそれらも不思議なんですけど、音楽やってるとパーッ
て消えちゃってね。何かいいんですよ。音楽の中に浸っていると。
あー幸せだなぁ。音楽やってると幸せだな。音の中に自分が入っていると言う幸せ感があっ
て。音楽ってなんて素晴らしいんだってありますね。
♪人生を語らず
2年ぶりのライブのリハーサル。初めてカメラが入った。
初めて目の当たりにした吉田拓郎。
父親の世代が熱狂した孤高のシンガーは今音楽に情熱を燃やしていた。
桑子アナウンサー＞こんにちは
ああどうも
そして語ってくれた全ての言葉に驚いた。
５０歳ぐらいかな、人生観ていうか生き方か変わってしまって、非常に保守的な内に
こもったおじいさんになっちゃった。
いやいや
今だにこうギター１本でフォークソングとかこう歌ってくれると思っているらしんで
すけど、歌うわけがないだろう。バカヤローって感じ。
バカヤロー（笑
ちょっと燃えてみたいんです。燃えたぎった情熱をもったままステージへ行って、燃え
たぎった70歳でやってみたいっていうのがすごくあるの。
「ＳＯＮＧＳ」吉田拓郎70歳の夏に密着。今、拓郎が人生を語る。
まさか（私を）ご指名いただいたとうかがいまして。
桑子さんはタモリさんとおやりなっていたという。その時陽水さんもお出になったよう
な気がしたんですけども。
そうですね。この「SONGS」の番組でインタビューさせていただきました。
どうせだったらおじさんたちがお気に入りの人に僕もお願いしたいと思って。
（映像：8/24 リハーサルスタジオ リハーサル７日目）
どうもはじめまして。吉田です。よろしくお願いします。
NHKのアナウンサーの桑子と申します。よろしくお願いいたします。
毎晩見てます。
あ、ありがとうございます。恐縮です。今日は見学させていただきます。
はい、どうぞ。つたない音楽ですが
いえいえいえ
♪ジャスト・ア・RONIN
私が聴いたとき「ジャスト・ア・RONIN をやってらっしゃって、コーラスのどこ
の部分を一番出すとか、細かいところまで調整してるんだなと言うところが。
細かいですよ。もう聴いてたら絶対わかんないんですけども、リハーサルの細部にいた
るまでつめますから、それは細かいんです。神経もすごい使うし、みんなの疲労度も高
いんですけど、そこまで詰めないと良いステージはできない。リハーサルで1曲１曲を
精力、精神をこめて歌うんで、すごい疲れる。この間こむら返りをしたくらいですから。
おっしゃってましたね。
（休憩中）
本当に疲れたな。（ソファーに横になる）
痛いね こむら返り。ほんと痛い。
夜とかエアコン入れて寝てるからいけないのかな。老人になっちゃってるんだね。
いやだなぁ 年齢を重ねるってことは。
（笑）
カメラ目線だった。
今年やろうと思ったのは何か理由があるんですか
70歳をこの間体験した時に、随分元気が足らないなっていうのがねエナルギー的にね、
エナジーが足らないと自分で思ってるんですよ。
それは何なのか。
体も精神も心もね。何かを燃やす燃えるものが足りない。もっと燃えてたはずだもっと
足りないなと言う実感があるんですよ。それは歌ってないからかもしれないと言うこと
に気がついて、1年半以上やってませんからライブとかを。歌わなきゃいけなんだ。
歌ってちょっと自分を試しみたい。ちょっと一生懸命本当に歌うんだと言う気持ちで、
命がけでライブをやってみたいと言う感じが芽生えてきて。燃えてみたいんですよ。
燃えたいんです。何か。
♪春だったね
♪旅の宿
♪マーク�供陛�時の映像）
昔はテレビにあまりお出になってなかった。
出ませんでした。
それはどういう理由からなんでしょう。
東京へ出て来て、一番最初に僕がテレビに出演した番組っていうのがあるんですよ。
ある歌番組に。ギター片手にオーケストラをバックに歌うことになってたんですよ。
それも初めての事だったんですよね。そんなことしたこともないのにいきなりの練習で
リハーサルで歌い始めたら、当時歌が3番まであるとしたら2番3番は抜いて1番からサビ
へいって終わり。1分半か2分半に曲を縮めてやるんですよ。そういう風に編集アレンジ
もされているんですね。それ知らないんですよ。だからフルコーラス歌うつもりでずっと
歌っていると後ろとずれてくるんですね。
そうですよね。
そのずれた僕を見ていたＦさんが「バカヤロ！」って言って大きい声でお怒りになって
「何やってんだ！」ってすごい剣幕で怒られたんです。その時に怖いっていうのと同時に
芽生えたのは「何だこの野郎！」っていうのが。
まぁそうですよね
「分かんないじゃないか。説明しなきゃ」というのがあるのに説明はないわけで、「バカ
ヤローなんだこの野郎って出て来い」っていう。その暗い所から言ってるわけだから。
スタジオでね。そんな暗い所で言ってないでこっち明るい所に出てこい。誰だてめえはっ
ていうような気分になっちゃって。そこからね。テレビは出ない、取材は受けない。俺は
俺の道を進む・・っていう感じになっちゃったの。
あまり公に出ないちょっと謎めいたところも、またみんな拓郎さんを追い求める・・。
ですね。だから吉田拓郎を見たくなったらコンサートに行くしかないんですよ。
そういうことですね。
その会場に来た人、若者たちはそこで僕と会話し歌を聴いて客席からいろんなことを言っ
たりしてキャッチボールをするという世界が当時出来上がっていくんですよね。日本に。
その事によってテレビで歌われている歌はインチキだっていうふうに若者たちも思い始めて。
インチキですか
いわゆる流行歌の世界と言うのが少し元気がなくなっていくんですね。それで当時で言うと
フォークソングとかロックとか若者の音楽が力を持ち始めるっていう時代だったんですね。
♪マーク��
♪落陽
（映像：LOVE LOVE あいしてる）
50歳になった拓郎さんは再び世間を驚かせた。
嫌っていたテレビに初めてレギュラーで出演。
どうしてテレビに出ようと思ったんですか
実は今ジャニーズにこういう2人の若者がいるんですよと言って持ってきて、この2人だった
ら数字は取れるのでスポンサーもつくだろう。吉田拓郎さんあなた一人では無理なんですっ
て。
生々しい話ですね
すごいすごい。「えっ？俺1人でできないの？」と言った時に、すごい頭ごなしに「できま
せん」って言われて、その時。でも時代も変わったし、それからこの時代その時僕ちょうど
50歳だったんですけども、この時代で俺1人じゃテレビ番組ってもてないんだなというのを
ちょっと自分で少し認識して、その若者に懸けてみようかなって思って。そのKinKiなんた
らっていう知らなかったんですよ。
どんな印象でした？
第一印象ですか？どこの小僧なんだ お前たちは！って（笑
アハハ・・小僧ですか。
本当に。どこの田舎から関西から出てきたKinKiって何だって感じだったんですよ正直言っ
て。でもやっていくうちにすごく僕はうれしかったのは、僕がその当時50歳でKinKi Kidsが
17歳か18歳だったんですけども、17歳とか18歳とかとははもう疎遠になりつつある年代だ
ったんですよ、50歳って。
日常生活の中であまり交流はなくなりますよね。
ないですよね。だから会話もなくなるし10代の若者の話というのなんか聞けなくなってると
ころへ、彼らと接することで彼らから色んな話題が出てくると全部勉強になるって感じで、
毎週あの二人に会うのが楽しくなってだんだん。そうすると今度はね老けたことを言ってる
ジジイたちがむさくなってきて、みんなにお説教するようになるんですよ。同世代に
「ダメだよ！時代はジャニーズだろう」
染まってますね。
そういうふうになっちゃったんです。
へー。実際にじゃあそのKinkiKidsと共演した事によって、拓郎さんにも何か変化があっ
たでんすね。
ものすごい変化ありましたよ。それは二度目のカルチャーショックですね。だから東京へ出
てきて、東京に侵されていく時のショックと同じようなものがKinkiKidsとの出会いでありま
したね。そこから素晴らしい50代を送れたなと言う気持ちでいます。
今でもあの50代の10年間というか最初番組やってる４〜５年は素晴らしい財産ができたなっ
て思っています。だから今でもあの若者二人には感謝してます。
♪全部だきしめて
今回のライブで拓郎さんは意外な演出を考えている。
（アカペラで ツアーメンバーたちと男声合唱 リハーサル）
♪ある日の雨の情景
そして70歳になって初めて新曲を作った。
ギターも弾かず。まったくわからないんだよ。まずメロディーがわからないから。譜割り
歌詞も全然わからない。聴いててさ、初めて聴いたような・・。
まずは歌詞を覚えるところから・・。
ちょっと不気味さのある歌詞だな。
♪ぼくのあたらいい歌
とってもピュアですよね。にやにやしちゃいますものね。聴いてて。
そうなんです。ちょっと照れ臭いけど、えーい歌っちゃえって感じかな。
でもその70歳を迎えた今この曲を歌うってどういう感じなんですか？
あのねずっと言い続けてることがあるんですよ。だから例えば80歳になっても音楽は永遠
だし、音楽は永遠に続けたいというのがあるとしても、70歳でも80歳でももラブソングは
歌いたい。70歳でも80歳でもラブソングは作り続けたい。ラブソングのない音楽なんて話
になんない。
そうですか
僕はそう思います。いくつになってもラブソングのそばにいたい。それは永遠の、僕東京へ
来て音楽をやり始めた頃からの永遠のテーマですね。ラブソングのそばにいない自分なん
てありえないんですよ。やっぱり。それはすごく口で今言うのは恥ずかしいですけども。僕
あのうちのやつと一緒にいる時間が好きなんですけども。
素敵ですね奥様。
それはうちの・・趣味は何ですかって聞かれたら、僕はうちの人って言いたいくらい。見て
て面白いし一緒にいて面白いんですよ。
そうなんですか。
すごく楽しいんです。いるのが。
もう今年で30年ご結婚されて迎えて、まだそんなに仲がよろしいってうらやましいです。
全く仲が良いですね。それでお互いにお互いが趣味ですね。やっぱり何が足らないとか言っ
た時に、君がいないと言う事の大きさほど大きいものはないというのがお互いにありますね。
まさにこの歌じゃないですか。
でしたね。これは偶然ですけどね。
♪ぼくのあたらしい歌
今回のライブで「人生を語らず」というの歌いますよね。
それは作った時のお歳が28歳でいらっしゃって、私実は今29なんですね。
ああそうですね。
自分が去年人生のことを語ろうなんて思うかなと思ったら絶対ないんですよ。どんな
心境だったんですか。この時は。
当時の70年代の頃の僕たち若者はかなり「老成」してるんですよ。だから、21から22の若
者にしては言ってる事とか話してる事とかお酒を飲んだりして討論してることとか凄く30
40 50位のおじさんが言いそうな話を語り合ってた時代なんですよ。それが不思議なんです
けどもね。僕に限らない。みんな当時のフォークソングと言う人達が作ってる歌詞はかなり
老成しています。
今も人生を語ることはできますか。
今は語れるような気がしますね。やっぱり道のりが結構ありましたから。その道のりは長か
ったし、太い所、細い所色々ありましたから、そういうのは埋めて考えるとね、いろいろだ
ったなと言う気がしますけども、ただそれらも不思議なんですけど、音楽やってるとパーッ
て消えちゃってね。何かいいんですよ。音楽の中に浸っていると。
あー幸せだなぁ。音楽やってると幸せだな。音の中に自分が入っていると言う幸せ感があっ
て。音楽ってなんて素晴らしいんだってありますね。
♪人生を語らず
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コメント(2)
久々TV出演感激です。
この近年体調不良と
伺っておりましたが
驚く程に若々しく
音楽の力凄さを感じます。
彼の出身大学には
現在彼の大きな石像が凛々しく
佇んでます
民生様は頻繁凱旋ですが
拓郎様は秘して帰郷でしょうか
奥様とも
とても仲良い御様子ー！
どんどん音楽界で
御活躍を期待したいですね
ｷﾝｷ様との番組必ず
拝見でした
既に永い年月経過ですね
お元気な姿に安堵です
何かと騒がしく元気な故郷へliveを企画されて
緩く休憩しながらでも
肉声をお聴きしたいですね
私自身は
拓郎様の楽曲
【元気です】
日々のｳｫｰｷﾝｸﾞやﾗﾝﾆﾝｸﾞのﾃｰﾏｿﾝｸﾞ！多数曲の中の
貴重な１曲として永久番とて拝聴です♪
益々此れからの
御活躍に期待されますね♪
。
この近年体調不良と
伺っておりましたが
驚く程に若々しく
音楽の力凄さを感じます。
彼の出身大学には
現在彼の大きな石像が凛々しく
佇んでます
民生様は頻繁凱旋ですが
拓郎様は秘して帰郷でしょうか
奥様とも
とても仲良い御様子ー！
どんどん音楽界で
御活躍を期待したいですね
ｷﾝｷ様との番組必ず
拝見でした
既に永い年月経過ですね
お元気な姿に安堵です
何かと騒がしく元気な故郷へliveを企画されて
緩く休憩しながらでも
肉声をお聴きしたいですね
私自身は
拓郎様の楽曲
【元気です】
日々のｳｫｰｷﾝｸﾞやﾗﾝﾆﾝｸﾞのﾃｰﾏｿﾝｸﾞ！多数曲の中の
貴重な１曲として永久番とて拝聴です♪
益々此れからの
御活躍に期待されますね♪
。
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