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SONGSコミュの第319回(11/8) 椎名林檎

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2020年に開催が決まった東京オリンピックパラリンピック。世界中のアスリートが国の威信をかけて競い合うスポーツの祭典です。世界に向けて自国の文化を発信する重要なセレモニーです。

今年NHKのサッカーテーマ「NIPPON」を発表した椎名林檎。ワールドカップブラジル大会で国を背負い世界と戦う日本代表へエールを送りました。

林檎さんはデビュー以来斬新なビジュアルと刺激的な歌詞で注目を集めてきました。そして日本の伝統的な美意識を取り入れた新しいポップミュージックの世界を築いてきました。そんな林檎さんが今一番気がかりなのが東京オリンピック。今回最も信頼してる友人をスタジオに招き開会式について熱く語り合いました。
 「SONGS」椎名林檎。6年後に迫った東京オリンピックを話題に彼女の日本文化への思い、そしてそこから生まれた音楽を届けします。

2011年に椎名林檎さんが主題歌を手がけた連続テレビ小説「カーネーション」
大正から昭和にかけて日本のファッション文化を切り開いてきた女性の物語です。この曲で紅白歌合戦に初出場。林檎さんの代表曲となりました。逆境に負けず強く生きる日本の女性の美しさを歌った曲です。
るんるんカーネーション

ーー対談ーーー
蜷川さんが監督を務めた映画「さくらん」。林檎さんはこの作品の音楽監督を担当。以来同時代を生きる女性クリエイターとして親交を深めてきました。
蜷川さんは現在東京オリンピック組織委員会の理事を務めています。 政財界、スポーツ界を代表するメンバーの中文化人としての活躍が期待されています。

蜷川さんN>みんなこうやって会議してるようなところに1人で金髪でいて発言するのもこんなに緊張するんだというぐらい普段と違う世界。
林檎さんR>そうなんですか
N>オリンピックといっても、じゃあ選手村はどうしましょう?とか、道路どうしよう?とかさじゃあれはこれはって言って文化の事だけじゃ勿論ないじゃない? 開会式どうなるんだろうね?とかロゴとかビジュアル面どうなんだろうねって凄く心配するし思うけど、まだそこまでいってないような段階なのかなっていう感じがするんな。じゃ実際6年後でしょう?ってなってちょっとでも関わっているともうハラハラしちゃって、すごいドキドキしてるよ。どうしたらいいかな?
R>今日はだからそういう会ですよね。
あちゃーは、やだ。

まずはこれまでの開会式を振り返ります。
(ロスオリンピック)
これこれで私がすごい度肝を抜かれて今見てもすごいけど、その当時何が起きたのかわからないぐらい同世代の人はみんなこれをやっぱり強烈に覚えてる。
これは何か覚えてるわ。これすごかったわ。
(アテネオリンピック)
(アナウンサー)ここからはギリシャが生み出した豊かな文化を辿る旅が始まります。

うわ凄いね。これこれ。

北京もやっぱり今改めて見ると凄いいいんだよね。
(アナウンサー)中国で最も古い打楽器で青銅などで作られています。フィールドに巨大な巻物が現れました。中国の文化その起源と発表を物語る絵巻。

前回のロンドン大会ではイギリスを代表するスーパースターたちが次々に登場。世界中を驚かせました。6年後に迫った東京オリンピックの開会式は一体どうなるのでしょうか?

R>とにかく日本の恥かかないで、ここです。ここが普通です。今の。というのを・・。
N>今だにやっぱりさ・・
R>すごいギャップありますよね。
N>あるよ。だってゲイシャとフジヤマだよ。あとアニメだよ。やっぱりそれ以外の事って伝わってないと思って、ほとんど人達にはっ・・って思うんだよね。日本独特の美意識があるじゃない、ポップカルチャーの足して足して足していろんな事が猥雑に崩れていってるけど成立しているガラパゴス的な美意識というかカワイイ文化ってすごく簡単に言うとそういったポップなカルチャーもあるし全く真逆かと思われるような禅的なすごくミニマルなものもあるんだけど、そこには流れてる川があって・・。
R>すごく極端なものが両側にあると言うところが他の国の比じゃないじゃないですか。それは確かに。
N>その両方を持ち合わせているっていうのが、どれだけ素晴らしいことかって言うのは必ず入れたいなって思ってることなので。
私はグループ戦でもいいんじゃないかなと思ってるんだけども。なかなかアーティストってさ個人戦じゃない?こんな機会でもないと手組まないじゃない?自分でも頑張っていって世界と戦ってる人たちってあらゆるジャンルでいて、その人たちをちゃんと繋いでそこが誰がだって言うんじゃなくて最終的にはいるんだけれども・・そういったチーム戦にできないかなっていうのはすごく思ってることかな。
R>ねえいいですよね。だけど誰もいいって言ってないのに何故かいろんな都合でここはこうなっちゃってここはこうなっちゃって組み合わせちぐはぐで、「あちゃー」っていうのは怖いじゃないですか。いろんな事業ででありがちな・・。そういうプロジェクトの進行の仕方をしちゃうぐらいだったら、もうそれは一切なしの方がいいけど、ああいうのだけは絶対やだなーっていうのと日本が恥をかかないように日本らしく・
N>そうなんだよね
R>お茶の間で見てる人もみんな。
N>実はそれがすごい重要なんだよね。

50年前に行われた東京オリンピックの開会式です
アナウンサー)日本選手団の入場であります。
聖火が入場してきました。

N>どんなのがいい?
R>花火の自慢だけはねしていただきたいと言うのはある。
N>花火の自慢はしたいね。
R>海外に行ってるとお花の生け方と花火は全然違うでしょ?それだけは黙って無言で自慢してもいいんじゃないかと。

野田さんH>入ります
N>あらいらっしゃいませ。
N>こんにちは。
R>ありがとうございます。

ここからトークに参加するのは野田秀樹さん。2年前に発表した舞台「エッグ」ではオリンピックをテーマにスポーツと国家や戦争の関係を描きました。この舞台の音楽を手がけたのが林檎さんでした。
野田さんは90年代から自らの作品を世界へ発信し続けています。

野田さんH>私はね東京オリンピックは1964年9歳だったの。
長崎からもう東京に出てきてたんでね、オリンピックのブルーインパルスってあれを真上で見たの。生でテレビじゃなくて。やっぱりそれはね感動的でしたよ。その日の青空とが強烈に覚えてる。いまだに青空フェチっていうか青空が好きなのはね関係してると思うもん。
N>子供たちが6年後に見た時に「わ〜すごい」って野田さんがそうやって見られて何らかの影響があったようにいい影響がたくさんあるようなオリンピックだったらいいなってすごく思ってる
H>そうですね。
N>オリンピックがあるって言うから急にオリンピックには文化的なことで盛り上げなきゃいけないって何か規約みたいなのがあるんでしょ?急に「文化、文化」とか言い出したけどそこのところを話す時にさっきも言ってたけど、「あちゃ〜」じゃないけどそっち行っちゃう?っていう・・すぐ盆踊りとか言い出す人いるでしょ?何かそういうところ・・。盆踊りやっていいんだけどそこじゃないんだよ。それはそのうちの何かの一つなんじゃないのかとか・・。中国の開会式にしたってさっき入ってなかったけど冬季オリンピックであれなんかもすごく印象的。ああいうものって会場・・やる場所は相当前から練りこんで作ってますよ。そうしないとできないもん。あんな空間を作る。それを何か別作業として「空間作りました」何かしてください」ってそれは何もできない、これはできないの話なっちゃう。
N>でも実際のさ理想論的なトークは「もういいじゃない、じゃあ次いきましょう」っていう時に私たちとかとりあえず私が何かできることありますかね。

R>芝居でも何でも振付師の演出家の人だってやろうと思う演出をしようとした時に、何がない、かにがないってなると困るからこれは逆算してここから始めなきゃいけないとか、それをじゃそうだからお金くださいって言ったり、こうじゃないですかって一緒に対等に話し合える人がトップに立っててっていう状態が一番理想ですよね。「トップ決めましょう」って言いましょう。
N>プロデューサー的な人がすごく少ないんですね。プレイヤーばっかりで。
R>職人が多いですもんね。
N>自分のことをこういう風にやってます。だけどまたね・・。それとお金出そうかしらっていう方たちの間を繋いでくれているイケてるプロデューサーがいるといいのかな。
R>切れ者のね。
そのリーダーどなたがやってくださるんでしょうね。表面。
N>演出する人でしょ?
R>私いろんなところで聞くんですよ。どうなっちゃうの?あんなことになっちゃうの?こんなことになっちゃの?って。
H>それみんなある。一番恐れてる。
R>二部は歌舞伎役者が・・。
H>ゆるキャラとか出てくるのも怖い。
R>すごい統一感ない感じでゆるキャラと・・。
H>そこに伝統が出てきちゃう。
R>きっとそうだと思います。
N>誰がやったらなるの?
R>誰がやってもなると思う。みんながやったほうがいいっていうもの全部入れちゃって。
H>実は契約にもあるから。文化のこともちょっとやっといて。「何かちょっと派手なことやってみてくださいよ。例えばロンドンオリンピックみたいな」こと言うわけじゃない。
R>雑!雑過ぎる。
H>ほんとに雑な・・「えっ!」って言うことなんだよね


 今年椎名林檎さんが発表したNHKサッカーテーマソング「NIPPON」国民の期待を背負い戦いに挑む日本代表にエールを送りました。日本への強い思いを込めた歌詞は過激な表現として捉えられ大きな議論を巻き起こしました。日本を代表して世界を相手に戦う選手へ全身全霊でエールを送りたい。椎名林檎が強い覚悟で書いた曲です。

るんるんNIPPON

N>現実的に何をできるかなっていうの結構考えてるんだけど。本当言うなら「そんなん超ダサイしないっしょ。」とか言えればいいんだけど、理事って名刺頂いてるからさ、それをちゃんと全うしようと思ってるの。それは真ん中にまず入んなきゃいけなくて、それはやっぱり今まで自分の生きてきただってそうがいいんだもん、だってそれカワイイじゃんって言うだけではできないことがたくさんあるから、今日歯切れ悪くて申し訳ないけど・・私は真ん中にいてそこからみんなから聞いた話を花開かせていくことが私の今回の使命かなと思ってるの。


東京オリンピックまであと6年。クリエーターとして何ができるのか。音楽家椎名林檎の想像は膨らみます。今月林檎さんは5年半ぶりとなるニューアルバムを発表。「日出処」。日本への思いをより深く追求した林檎ごさんならではのタイトルです。現代の日本社会を取り巻く終わりなき閉塞感をテーマに書き上げた歌です。
るんるん走れわナンバー

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