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SONGSコミュの第219回 森山直太朗 

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(母校 成城学園校内を歩く直太朗さん)
(グラウンドでサッカー部の後輩とボールを蹴る直太朗さん)
 うわー、強いな強いな

こんばんは森山直太朗です。今年でデビューしてから10年が経ちます。
今回僕は久しぶりに母校訪ねました。そこには出会いや別れ、友情、
一つのことに打ち込んだ情熱、僕の創作の原点がありました。

今日はどうも。

そして高校生たちと一緒に歌を作ります。
やがて離れ離れになる友達とずっとつながっていられる。そんな素敵な歌ができま
した。
「SONGS」今夜は母校成城学園から、僕がどんなふうに音楽と向き合ってきたのか
お伝えします。

    語り:守本アナウンサー>
    森山さんが幼稚園から大学まで過ごした成城学園です。

賑やかですね今日ね。多分校内大会っていってクラスクラスで、バレーボールとか
サッカーとかそういうのする大会なんで、めちゃめちゃ今活気づいてますよね。
こんにちは。こんにちは

先生、ご無沙汰してます。
 蔵森先生> 久しぶり、元気?

    蔵森先生は森山さんが高校の三年間サッカー部でお世話になった恩師です。

 女子も増えたんだよ。サッカーやるようになったからみんな。
 なでしこフィーバーで。

    青春時代はサッカー一筋だった森山さん。仲間とボールを追いかけた思い出
    のグラウンドです。高校時代はキャプテンを務め、当時の夢はプロサッカー
     選手になることでした。
    そんな青春時代の汗と思い出がいっぱい詰まった部室に高校卒業以来足を踏
    み入れてみることにしました。

    部室の壁に森山さんの写真が残っていました。森山さんは蔵森先生をはじめ
    日本代表の選手を育てるコーチからも期待される実力でした。
    しかし、ある日突然そのサッカーをやめると決めたのです。

 大学入ってからも絶対サッカーやるって言ってね。やってたら、突然こう方向が変
 わって、その時大喧嘩ですから。
 それを後輩たちが場をとりもって、夜、店に先生ちょっと来てよって、俺も行って、
 今から山ちゃん(森山さん)来るからから仲直りしてくれって。
 ふざけんじゃないよっていうところから無理矢理、とにかくお互い頑張ろうって。
 あれは大学の時で。

学校って本当にすごく自由なんですけれども、もっと自分を引いてみたらすごく
隔離された一つの世界に居心地の良い世界にいて、もっと外気に触れなきゃいけ
ない。もっと免疫のないヒリヒリしてる免疫をつけなきゃいけないなっていう
言葉にするとそういうことですけど。もう感覚的に外に出なきゃいけない。
で、外に出たら振り向いちゃいけない。振り向いちゃうと、そっちが楽しいから。
そっちに行きたくなっちゃうし。

    大学生の頃、音楽と真剣に向き合う決意をします。
    「一度決めたらやり通す」サッカーには戻らない覚悟でした。
    そして卒業して四年後にデビュー。二作目の「さくら」が大ヒットします。
    友との別れを歌った桜の原風景は成城学園の桜だったのです。

一端になったら仲間たちのところに大手を振って帰っていこう。
変わらない景色が待っていてくれるこの場所へ。
母校で初めて歌います

るんるんさくら(独唱)

    成城学園サッカー部。森山さんを音楽の道に誘った友人がいます。
    御徒町凧さん。1年後輩でした。二人は初めて歌を作ったのが高校の文化祭の時。
    それまで音楽に対して距離を置いてきた森山さんが御徒町さんと出会ったことで
    作る楽しさに目覚めます。いつしか二人は自分たちの歌をたくさんの人に届けた
    くなりました。
♪生きとし生ける物へ(PV)
    デビュー後も二人で数々の話題作を共作。
    御徒町さんの独特な言葉の感覚は森山さんの歌の世界に特別な輝きを与えていま
    す。そんな二人が今回、母校で高校三年生と歌を合作することを企画しました。

(映像:母校の教室)
こんにちは。どうも。わーすごいすごい!
    参加するのは24人の高校三年生です。
ねぇ、会ったことある?
 生徒>中学3年生の時に「虹」を歌って
ほら、そうだ。やっぱ。
 御徒町さんO>彼女も?
 生徒>はい、私もです。
 O>みんなおぼえてる!

    森山さんと御徒町さんは三年前、母校で開かれる合唱コンクールの応援に行き
    ました。その時に出会った生徒達が高校三年生になると聞いて、彼らの気持ち
    に寄り添った今しかできない歌を一緒に作ることにしました。

 O>今日ね、みんなが今この時代に生きる高校生が、どういう裸の魂で言葉っていう
 ものに触れ合っているのかを、なんか今日の曲にできたらいいなと思っているところ
 があって。
 言葉に対してもう少し感覚を開くために、えーと、山手線ゲーム的なことをします。

    まず最初は思いついた人の名前を口に出してみます。歌を作るということを一度
    忘れて、頭の中を空っぽにし、言葉そのもの響きや存在に触れてゆくのです。

 O>もうこれ作詞の段階だからね。

    ここまではウォーミングアップ。
    続いては、心に浮かんだままの言葉を口にします。

 アンシャン・レジーム
アンシャン・レジームって、何?
 世界史に出てくるフランスの昔の制度の名前。
あーとか言って、しらねぇや(笑
 先生のあだ名。
あだ名なんだ?いいね。そういうの。アンシャンレジウム?
 レジーム
あ、これ曲になるな。

    「アンシャン・レジーム」はフランス語で「古い制度」という意味です。
    ある先生のニックネームで生徒たちが高校生活を思い出す絶好のキーワード
    です。他にも高校生ならではの感覚で飛び出した言葉が並びました。
    歌の概要が見えてきたところで。歌詞チームとメロディチームに分かれます。
    本格的な歌作りの始まりです。

どう思う?ゴリゴリでいった方がいいと思う?
    メロディーチームは、まず曲全体のイメージを話し合います。
みんなで歌うような合唱曲とか?
 生徒>なんか合唱っていうよりも演奏してて楽しい
なるほどな。
 バラードがいいな。
ちょっとゆったりめの。
 さびしい感じの。
それどう?みんなそこは大丈夫?
あまり息継ぎのある曲じゃなくて、バラーディで。そのセンでいってみようか。

    一方、歌詞チームはでてきた言葉の中から印象的な歌い出しを考えていました。
 O>「砂埃」っていうのがインパクトがあってなんかいいなって思って。
 砂埃の中を自転車でゆく みたいな。
  自転車もつながるよね。
 じゃ、砂埃の中を自転車でゆく 片手にフラペチーノ とかちょっと入れてみようか。
 杏仁豆腐入れるとしたら、このくだりだよね。
 もう片方に杏仁豆腐もありだよね。
 両手かよ。手放しじゃん!(笑

    メロディチームは曲が一番盛り上がるサビの部分を考えます。
絶対出て来るんだけどなー
何か浮かぶ?なんか浮かんだりしてる?
今みたいな感じ。同じようなね。

    歌って楽しくなるけれど、どこか寂しげなメロディー。
    音の動きで卒業を控えた高校生たちの気持ちをくみ取ります。
(思いついたフレーズを弾き語る直太朗さん)
おーーー!(拍手
いいよねぇ♡

 O>盛り上がってんぞ〜。ちょっと静かにしてもらえないかな〜。
そっちもだよ〜。
 こっち今集中してんだから!(笑
こっちも今イイ歴史的瞬間なんだよね!

 O>Aメロのフレーズができたんで、ちょっと提案しに来ました。
    サビの前につながる歌詞の一部ができあがりました。
「砂埃の中を自転車でゆく
 片手にフラペチーノ もう片方に杏仁豆腐」
あはは(笑
    生徒たちが共感出来る言葉が並んで歌詞になっていきます。
すごいね。できてきたよ。みんな。
フラペチーノとか杏仁豆腐っていうのは、すごく実は座りのいい言葉だから、
(歌詞を乗せてギターを奏でる直太朗さん)
 生徒たち>いい〜 これいい〜

    森山さんがメロディに応えて高校生たちもどんどん自分の思いをメロディーに
    していきます。
 O>うるせぇな〜
すげぇいいのできてんだけど!
 O>こっちもイイ感じだから待っててね(笑
 ねぇ、最後の「卒業」って生きる?
   生きる。
 生きるんだ。

 O>あそこ、ツツジのある正面玄関のさ、庭あるじゃん。
 あそこ、どう思う?みんなイメージして。
 ちょっと行くか。中庭に。15分後に帰ってくる。

何かさ、ちょっと外出られちゃうとさ、こっちもメロディ完璧にしたいよね。

    向かったのは中庭。彼らが毎日眺めてきた風景です。
 O>青空の下で 笑い合った日々 …そこに続く、普通に純粋に続く言葉のイメージ
 をなんか適当に提案しあおうか。
 緑 緑っていうのは、
  生徒>こんな感じのこと
  木漏れ日の中
「木漏れ日」もさっきから出てくるね。

今この瞬間しか書けない言葉をつかみ取ろう。
卒業したら二度とこんな時間は訪れないから。
気がつけば四時間が経っていました。

 O>失礼します
おうっ、どうもどうも。
 ちょっとこれAメロでフレーズはまるかな。多少調整はきくかも
すごいなぁ

    生徒たちの思いが一つになった歌が出来上がりました

(歌詞をホワイトボードに書く直太朗さん)
あーいい詞だね、これね。
それじゃ、今さっきできあがりました。
「アンシャン・レジーム」をみんなで歌いましょう。
OK?
それではいきましょう。 1 2 3

るんるんアンシャン・レジーム
イェーいた(拍手 歓声)
おーお疲れさま〜

 生徒>曲を作るって難しいものだと思っていたんですけど、自分たち中から出せる
 んだっていうろころが、楽しかったです。
 生徒>どうやって歌ができていくのかっていうのに興味があったんで、まぁーこう
 いうふうに作っていくんだっていうにが実感できてとても嬉しかったです。

先生と話した部室とかこういう教室に来て、五感からいろいろな記憶がよみがえって
きたりしたから自分でもびっくりした。
 O>そうなんだよね。以外と。
この感じとか思って。
 その感じで曲作りをしたかったっていうのが、今日大きいね。
 だから何かフレーズを口ずさんだりとか、この先彼らとか僕たちに、今日のこの感覚
 だけはたぶんふっとよみがえるから、だからそれは良かったかもね。
うん、それ以上でも以下でもないっていうか、それでしかないから。

今日一緒に過ごしてわかったことは、歌がみんなにとって友達だってこと。
素敵なメロディーとハーモニーがあればいつでもあの頃の笑顔になれる。
僕が今たくさんの人に届けたい歌です。

るんるんフォークは僕に優しく語りかけてくる友達



 

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