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SONGSコミュの第218回 長谷川きよし

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♪愛の讃歌 

   語り:守本アナウンサー>情熱的な歌声と繊細なギターで聴く人の
    心を揺さぶる長谷川きよし。

    1969年、「別れのサンバ」での鮮烈なデビューから43年。
    長谷川さんは21枚のアルバムを発表してきました。
    デビュー当初からシャンソ ンやボサノバ、サンバ、フラメンコなど世界中
    の様々な音楽を取り入れ、海外でもレコーディングやライブ行っています。
    そんな長谷川さんの高い音楽性は今でも数多くのミュージシャンに支持さ
    れています。


こんばんは長谷川きよしです。
「SONGS」デビューしてから43年。今夜は僕が音楽と共に歩んできた人生を代表曲
と共にご紹介します。

(映像:京都 鴨川)

    現在長谷川きよしさんは京都に暮らしながら音楽活動続けています。

(哲学の道を歩く長谷川さん。)

さすがに今日はまだ人がいないですね。
すごいですよ。昼間は。ゾロゾロ。
住んでみて歩いているとやっぱり非常に良い道ですし、山にも近くて川がすぐ流れ
ていて。で、ぼくがすごく一番感動したのはヒグラシ。カナカナっていう、セミの
一種だと思うんですけど、一匹が鳴き始める輪唱とみたいに重なって、ワーッて広
がっていくんですよね。それが体験できて、そういう自然の音と触れ合えるという
事は、僕にとってすごく大きいことですね。

    長谷川さんは1949年サラリーマン家庭の次男として東京で生まれました。
    二歳の時に緑内障を患い失明します。しかし、暗くふさぎこむ事もなく活
    発な少年へと成長します。
    小さい頃から夢中になったのが、歌。
    ラジオから流れてくる歌謡曲や洋楽。長谷川少年は毎日ラジオにかじりつ
    いては一緒に歌っていました。

    この映像は長谷川さんを子供の頃から記録したドキュメンタリー映画の一
    部です。
    小学校6年の時、自分で伴奏ができるようにとクラシックギターを習い始
    めます。歌えば歌うほど音楽にのめりこんでいきました。
    そして、中学生の時ある音楽と運命的な出会いをします。

深夜番組で「銀巴里」という日本のシャンソンの殿堂と言われていた・・ 今はなく
なってしまったんですけれども、そこで録音した日本人のシャンソンを中心に流し
てる番組があって、大人にすごい憧れを持っている中学生だったので、もうその雰
囲気にすっかり魅せられて。

    シャンソンに出会い、いつか歌手になりたい、長谷川さんは強く思い始め
    ます。 しかし当時は夢を叶えるすべがありませんでした。

(高校生の頃のインタビュー)
あの、父は音楽の勉強させたいと思ってらしいですけどね、だけど、父ももうすぐ
定年だしね。アニキが一人でやっていくことは大変だし、早いとこ僕も自分の食べ
ることくらいやっていかないとね、うちも相当苦しいんじゃないかと思うから、早
いとこ仕事にに就けるのが良いと思うんですけどね。

    歌手になりたいという強い思いを無理やり押し殺し、長谷川さんは盲学校
    で、就職にむけた授業に打ち込んでいました。
    夢と現実の狭間で悩みは深くなるばかりでした。
    就職を控えた高校3年のある日。友達からシャンソンコンクールの話を聞き
    ます。これが最後のチャンスだと感じた長谷川さんは出場を決意します。

♪そして今は (コンクール当時の演奏)

    そこで長谷川さんは百人越える参加者の中で見事四位に入賞。
    夢に一歩近づくことができました。

    入賞きっかけに憧れだったシャンソンの殿堂「銀巴里」から声がかかり、
    歌うようになります。

♪別れのサンバ

    それから1年、長谷川さんの歌が評判となりレコードデビューを果たします。
    デビュー曲「別れのサンバ」は大ヒット。
    こうして長谷川さんの歌手人生がスタートしました。

    それから43年。現在は京都に暮らす長谷川さんが一番好きな場所、京都の
    清水寺です。

    世界遺産に登録されている清水寺には毎年で450万人以上が訪れます。
    そんな人の賑わいにあふれたに場所である一方、静ひつな自然が生み出す
    音の風景がそこにあります。

(映像:成就院 「月の庭」)
ウグイスの声

良い声で、素晴らしいタイミングで鳴いてくれました。
 こちらが、成就院 月の庭です。

いや、やっぱりここまで入ってくると空気が違いますね。山にやっぱりより近いせ
いなんでしょうかね。すごくすがすがしい空気ですね。
水の音も良いですし、最高の自然音の共演ですね。

    以前ここを訪れたときにこの庭の素晴らしさに心を奪われました。都会で
    は、聴くことができない自然が奏でる美しい音の世界です。

いつかこの場所で歌いたいと思っていました。
自然の繊細さを感じながらこの歌を歌います。僕の大切なデビュー曲。

るんるん別れのサンバ (成就院 月の庭 にて)

(映像:京都 嵯峨野の竹林を歩く長谷川さん)

    嵯峨野にある竹林。長谷川さんが足繁く通うお気に入りの場所です。

遠くに、皆さん聞こえてるかどうか、水の音がして、高い所でところで鳥の声がし
ていて、それが竹林に囲まれているので、何となく響が湿り気があるというかそん
な感じですね。
ずっと音の話をしていると、みんな「長谷川きよしには音しかないんじゃないか」
と音だけの世界にいるように思うかもしれないけれど、僕らとしては音をを通じて
皆さんが見ている風景やそういったものを感じているというかんじなので、真っ暗
な音の世界にいるというわけではないんですけどね。

音楽は僕に色々な景色を見せてくれます。
子供の頃から出会ってきた世界中の曲は僕にとっての宝物です。

    エディット・ピアフが歌ったシャンソンの名曲「愛の讃歌」もその一つで
    す。この歌はピアフが書いた歌詞に忠実に歌いたいと、長谷川さんが高校
    の恩師に頼んで訳してもらいました。

ライヴでも大事に歌ってきた一曲です。

るんるん愛の讃歌

    長谷川さんの43年の歌手人生は決して平坦な道のりではありませんでした。

やっぱり「盲目の」っていうのがついてまわっている間は、一人の本当に純粋にア
ーティスト・歌手として評価されないって思っていたので、そのレッテルをとにか
く取り去りたかったんですね。

    「盲目の天才歌手」と呼ばれることに長谷川さんは嫌気が差していました。
    自分を特別扱いする仕事を断り続け、歌う場所が減っていきます。音楽で
    暮らしていくことが難しくなった時代もありました。
    それでも自分の音楽を信じ応援してくれた人たちの支えの中で43年間歩き
    続けてた長谷川さん。
    京都が持つ街の雰囲気とそこに生きづく人のぬくもりが何も代え難い安ら
    ぎになっています。

(京都 古川町商店街)
はーいどうも。
ここのお母さんの声がね、いい声なんですよ。みんな子供たちも帰ってくる時も
「お帰り〜」って言うと、何かもうほんとお母さんの声を聞くと元気になりますよ。

自分の信じる道を歩き続け音楽を愛するすべての人たちと充実した時間を共有した
い。43年間そう思って歌ってきました。

    作家、野坂昭如さんが歌った「黒の舟歌」
    男と女の強い情念を描いたこの歌に長谷川さんは強い衝撃を受けました。

僕も歌いたい。そしてこの曲を日本のスタンダードにしたい。そう思ってカバーし
たこの曲は僕の代表曲の一つになりました

るんるん黒の舟歌

僕はこれからもたくさんの人と出会う旅を続けていきます。
映画「オズの魔法使い」のテーマ曲「Over the rainbow」
世界中の何人かの若いシンガーに出会って自分なりの表現にたどりつきました
今夜初めて皆さんにお聴きいただきます。

るんるんOver the rainbow

コメント(7)

只今、、黒の舟唄?…なう!

待ってまっせ!っw

格好いい!歌唱姿の長谷川さんっす!
ふーとんさん
 ちょっとトピ作るのがおそくなりました(^^; 別に出かけていたわけではないのですが
 ちょっとウトウトとしてしまって(^^; 気づいたら、あっ!11時過ぎてる!っと、あわ
 ててトピ作りました(^^;

 きよしさんの「別れのサンバ」を初めて聴いたのは深夜放送でした。最初は盲目だと
 いう事は全く知らなくて、とにかく卓越したギターの演奏と透明感のある歌声 そして
 シンプルでも説得力のある歌詞で、カセットに録音しヘビロテ状態でした(^^

 さらにうれしいことに、きよしさん、今は京都に住んでらっしゃるとか(^^
 自分も京都は大好きなので、また訪れる場所が一つ増えてうれしい限りです(^^
 成就院の「月の庭」は期間限定の公開のようなのですが、この前5/5に京都を訪れた時
 には、公開していたようでした。予告で京都のお寺さんで歌ってる場面が流れていたの
 で、どこかなと思っていたのですが、わからずに・・残念ながら今回は訪ねることは、
 できませんでした。もう少し早くこの放送が見ていたら、絶対に行っていたのですけ
 ど(^^; まぁ今回は、SONGSでJUJUさんが訪れた平安神宮とキャラメルママに行く
 ことができたので十分満足なのですが、次は秋に行くつもりですので、ぜひ公開されて
 いる成就院を訪ねてみようと思っています(^^
 何年前だろう。長谷川さんのライブを1週間くらいの間に立て続けに2回、聴いて、そのとき、どちらも少しだけ終了後、お話しさせていただいたことがあります。

 15年くらい前でしょうか(1回目はソロ、名古屋栄「Maya's Memory Rain、2回目はパーカッションの、やひろともひろさんとデュオ、名古屋八事「メリーポヒンズ」)。

 長谷川さんは、もちろん、演奏力もありますが、あのギターアレンジがすごい。

 でも、今回、残念だと思ったのは、「別れのサンバ」以外、カバー曲だったこと。福山雅治さんは2002年にカバーライブをやって「うたぢから」と表現した曲たちを唄いましたが、たしかに、そういう曲なのかもしれないけど、長谷川さんオリジナルで、いっぱい素敵な曲があるのになぁ、と思いました。
まさささん
 コメントありがとうございます。
 まさしさんは、きよしさんとお話をなさったことがおありになるのですね!
 それはそれは、うらやましいというか、 すごいです(^^

 正直なところ、しばらく大きな?メディアに登場していなかったので、今はどうして
 らっしゃるのだろうとわからずにいたのですが、5月の出演者に、きよしさんの名前を
 見つけた時に、これは絶対に見逃してなるものか!と思ったしだいです。
 
 最近では、椎名林檎さんとデュエットをした映像を見た事がありますが、とっても楽
 しませてもらいました(^^

 確かに「別れのサンバ」以外はカバー曲でしたね。
 最近のオリジナル曲はちょっと勉強不足で知らないのですが、当時の「卒業」とか
 「古坂」「透明なひとときを」などは耳に残っています。
 この放送以来、youtubeで映像を楽しんでいます(^^

 オフィシャルサイトを見たら、7月に、近くでライブがあるようなので、ぜひ行って
 みようと思っています(^^

 福山さんは2002年にカバーアルバムを出してましたね。
 去年の2011-2012カウントダウンライブにお邪魔して、紅白生中継、その後深夜まで
 大盛り上がりで良い年越しを過ごさせてもらいました(^^ まぁおじさん一人っていうの
 はあまり見かけなかったような気もしますが(^^;・・・まぁいいでしょうと(^^
 
 きのう、7月14日土曜日、朝日新聞土曜日版「be」。
まさしさん
 朝日新聞の記事ありがとうございます!
 近頃はあまり新聞を読む習慣がなくなっているので(ネット情報が主で・・(^^;
 たすかりました。
 ツイッターへの反響すごかったのですね。
 それはそうでしょう・・と思います(^^

 実は今日16日夕方から近くでライブがあるので、ぜひともうかがおうと思っていたのですが
 あいにく・・仕事を休めない状況で・・断念しました。
 しかし、同じ場所に10月にも来てくれるようなので、そちらへはぜひおじゃましようと
 思っています。

#5の最初で お名前 まちがえてしまい、たいへん申し訳ありませんでしたm(__)m

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