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SONGSコミュの第205回 由紀さおり

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(映像:♪マシュ・ケ・ナダ を歌う由紀さおりさん ニューヨークにて)

   語り:守本アナウンサー>去年10月、由紀さおりさんが、欧米で大ブ
   レークしました。イギリス、ロイヤルアルバートホールの舞台に立ち、
   日本語で歌った歌謡曲で7000人もの観客を魅了し大成功を収めました。
   アメリカのジャズオーケストラ、ピンクマルティーニと由紀さおりさん
   との共演作「1969」がアメリカのインターネット音楽配信サイトのジャ
   ズ部門で1位を獲得。インターネットによる口コミでその評判はまたた
   くまに世界中に広がり、22ヶ国でヒットを記録。
   欧米で「Sori-YUkiブーム」が巻き起こり、日本語の歌、歌謡曲が世界に
   認められたのでした。

   由紀さおりさんとピンクマルティーニとの出会いは、インターネットが
   きかっけでした。由紀さんのデビューアルバム「夜明けのスキャット」
   に収録されている「タ・ヤ・タン」。この歌をピンクマルティーニが
   カバー。その演奏を偶然由紀さんのスタッフがインターネットで発見し
   すぐさまピンクマルティーニに連絡をとったのでした。

   ピンクマルティーニは、1994年トーマス・M・ローダーデールが結成。
   1940年代から60年代の世界各国の歌を現代に蘇らせる活動を続けていて
   欧米で人気急上昇中のジャズオーケストラです。

こんばんは、由紀さおりです。今夜の「SONGS」は、懐かしくもあり新しくも
ある歌謡曲の名曲をここニューヨークからたっぷりお聴き頂こうと思います。

   彼らが由紀さんの歌をカバーする事になったのは、トーマスさんの偶然の
   出来事があったからでした。

 トーマス>10年前、いつものレコード屋さんで偶然「夜明けのスキャット」を
 見つけました。ジャケットがとても素敵で中身を聴かずに買ってしまいました。
 帰って聞いたらたちまち好きになってしまいました。

   2010年、トーマスさんの率いるピンク・マルティーニが来日した時、
   由紀さんがゲストとして初共演。「タ・ヤ・タン」を歌いトーマスさんと
   由紀さんはすっかり意気投合し、アルバムを「1969」をレコーディングし
   たのです。
   アルバム「1969」は、デビュー43年目にしてはからずも世界デビューと
   なり大ヒットしました。
   そして、去年の12月、由紀さんはピンク・マルティー二のアメリカツアー
   に招待されて日本の歌謡曲を披露しました。

とても幸せでうれしいことですけれども、本当にわかんない。
自分で何なんだろうっていうところが、すごく正直なところかな・・・

   世界の音楽の中心地ニューヨークに乗りこんで行われた由紀さんとピンク・
   マルティーニのライブ。
   タウンホールで収録した「SONGS」独占映像です。

 トーマス>今夜ニューヨークデビューです。拍手でお迎えください。
 日本のバーバラ・ストライサンド、ミス・サオリ・ユキさん!
 (拍手)
るんるんマシュ・ケ・ナダ

   由紀さおりさんは、群馬県出身。本名は安田章子です。
   5歳の時、姉の所属するひばり児童合唱団に入団。
   翌年にはレコード会社のオーディションに合格し、プロの童謡歌手と
   して活躍します。
   歌謡曲の歌手を夢見ていた由紀さんは、16歳の時、本名の安田章子で
   念願のメジャーデビューを果たします。
   しかし、その後3枚のシングルを発表しますが、全く売れませんでした。

まぁ青春歌謡、当時舟木一夫さんの詰襟の学生服で「高校3年生」とか
その女学生版みたいなことを考えてくださってのですけれども、まったく
ダメでしたね。

   レコード会社を辞めて、NHKの子供番組やCM歌手など地道な活動を
   していた由紀さんにチャンスが訪れます。
   1968年、ラジオの深夜番組のテーマソングとして歌った歌詞のない曲に
   リスナーの問い合わせが殺到。翌年歌詞をつけて発表されることになり
   ました。
   本名安田章子から、新たに芸名・由紀さおりに変え、再デビューした曲
   こそが「夜明けのスキャット」だったのです。二十歳のことでした。
  
   「夜明けのスキャット」は210万枚の大ヒットを記録。紅白歌合戦にも
   初出場し、歌謡曲歌手・由紀さおりが誕生したのでした。

(映像:♪夜明けのスキャット 紅白歌合戦 1969年)

   「夜明けのスキャット」が大ヒットした1969年。まさに激動の時代でした。
   日本で東大紛争をはじめ全国で学生運動が頻発します。世界ではベトナム
   戦争が泥沼化していました。一方サイケディリックファッションやミニス
   カートが大流行するなど、日本の社会・文化も大きく変わろうとしていま
   した、

   そんな時代の流れを受けて由紀さんは自らジャズバンドに参加し、当時流
   行していた洋楽を吸収します。

ジャズのグループの方たちに「歌いにおいでよ」と言っていただいて、歌の勉強に
行っていたりしたところで、セルジオ・メンデスに出会ったわけね。
だから、私のその青春の一曲なんですけども、「マシュ・ケ・ナダ」が。
アストラッド・ジルベルトの「イパネマの娘」とか「ワン・ノート・サンバ」とか
「ハウ・イセンティブ」とか「メディテーション」とか当時のボサノバとセルジオ
メンデスの楽曲を彼らもやってましたので、そこで歌わせてもらったり。

   そんな時代の流れを受けて、ボサノバの世界的流行は、当時の日本にも多
   大な影響を与えました。
   ヒデとロザンナの歌「真夜中のボサノバ」もそんな時代に生まれた一曲で
   した。

るんるん真夜中のボサノバ

   60年代後半は、日本の若者たちが音楽にのせて様々なメッセージを発信し
   始めた時代でした。そのルーツはアメリカのフォーク・ブームでした。
   そのブームを象徴する存在がピーターポール&マリーです。
   彼らが発表した「パフ」は、子供向けの歌であったにも関わらず、当時の
   若者たちに熱く支持され、この時代を代表する歌となりました。

るんるんパフ

(映像:♪赤とんぼ 姉:祥子さんとのディエット))
   1969年のデビューから15年後、由紀さんは姉の安田祥子さんとコンビを組み
   原点とも言える童謡歌手として活動を開始。その活動は断続的に25年の長き
   にわたりました。
   しかし、童謡を歌っていく中で由紀さんは歌謡曲への思いが高まり、デビュー
   40周年を機に童謡に一旦区切りをつけました。

自分のスタンスは歌謡曲だから、この先現役をどこまで続けられるか「神のみぞ知る」
ですけれども、悔いを残したくないなと思って、もう1回歌謡曲をやりたいと、
ずっと思っていましたから。

   歌謡曲への思いを込めて、由紀さんはニューヨークでこの歌を歌いました。

るんるんブルーライト・ヨコハマ

   夜明けのスキャットから43年。由紀さん自身、全く予想できなかった欧米で
   の大ブレークがありました。
   由紀さんは歌謡曲の歌い手として、今新たなスタートラインに立ったと感じて
   います。

長く歌いたいなということはあるんですけども、そこに長く歌いたいという最初の
スタートというか、こういう方向だったらずっと歌っていけるんじゃないかなって
いうのを見つけられたような気が今ちょっとしていますね。
やっぱりニューヨークはすごくエネルギッシュな街だから、このエネルギーにまだ
こう打ちのめされないで向かっていく元気が、まだ少し私にはあるなぁと今回感じ
る事ができたので。
私は欲張りだから。また少し有言実行で、次はこれって言って、またここに出かけ
て来る事ができたらいいと思いますね。
   
最後に歌謡曲の歌い手としての原点と言えるこの曲を聴いて下さい。

るんるん夜明けのスキャット

コメント(4)

素敵ハート達(複数ハート)
ブルーライト・ヨコハマ…
思いだしちゃったww
勿論、住んでいた横浜です。

生で聴きたいですよねー
バックも最高!アーチストも最高

ニューヨークってやっぱー何かあるんでしょー

Mさんにも…三度目のニューヨークへ
凱旋だー!

女性って~年令を越えた魅力あるなー?

男子もいらっしゃるけどー
??
ふーとんさん
 ♪ブルーライト・ヨコハマ・・・素敵な歌ですよね(^^
 当時からすると、ベイブリッジやみなとみらい地区、ランドマークタワーが
 できるなんて想像すらできませんでしが、確かに、街のあかりはとても奇麗で
 ブルーライト・・ってイメージにぴったりでした(^^
 当時のEP(今ではもう死語ですね(^^;のジャケットと、桜木町駅構内のホームの
 階段にモニュメントされている年代を追った写真を貼付けておきます(^^

 ニューヨーク・・何かあるんでしょう。行った事ないのでわかりません(笑
 真梨子さんも、またニューヨークでの公演があると良いですね(^^
 真梨子さんは、毎年SONGS常連ですので、今年はどんな内容か今から楽しみに
 したいと思います(^^
「パフ」をワンコーラス英語で歌った時、会場から拍手がわいたシーンにうるっとしました。



個人的には「手紙」が好きでした。(今回の放送にはありませんでしたが)
ともぴーさん
 「パフ」は当時ほんとうに流行りました(^^ 確かNHKの「みんなの歌」でも
 流していたと思います。小学校の音楽の教科書にも掲載されたようです。

 由紀さんの「パフ」という発音がいいねという感想もなかなか泣かせる言葉でし
 た。由紀さんの世界的なブレイクは、ほんと嬉しい事ですね!(^^

 「手紙」はとても良い歌ですね。 自分も大好きです(^^
 当時レコード(EP)を、2枚買った覚えがあります(^^ 
 1枚は、当時仲良くしていた女の子(彼女という存在にはなりえなかったですが(^^;
 にあげた覚えがあります。(なにせ昔なので、記憶が定かではないですが・・。
 「手紙」を聞くと淡い?その当時のことが思い出されます。
 今もどこかで元気に暮らしていてほしいな・・とか思います(^^

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