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SONGSコミュの第150回 山口百恵 Part.1

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(映像:1980年10月5日 武道館「さよならコンサート」)

 私のわがまま許してくれてありがとう。
 幸せになります。
 (歓声・拍手)

♪さよならの向こう側

語り:松本アナウンサー>今から30年前、日本武道館で行われた
「さよならコンサート」このステージで当時人気絶頂だった歌手、
山口百恵さんは引退しました。
わずか7年半の歌手生活の間に数々の名曲を残してきた百恵さん。
その存在は後の歌謡界に大きな影響を与えました。

るんるん横須賀ストーリー
 イミテーションゴールド
 秋桜
 プレイバックpart2
 いい日旅立ち

「SONGS」衝撃の引退から今年でちょうど30年。
伝説の歌手山口百恵さんの軌跡をたどります。
パート1では、アイドルへとデビューしてから大人のシンガーへと
成長していく山口百恵さんの変貌を貴重な映像で振り返ります。

山口百恵さんのデビューのきっかけになったのは、
1972年のオーディション番組「スター誕生!」でした。
百恵さんは牧葉ユミさんの「回転木馬」を歌い見事合格。
プロデビューの切符を手に入れます。
翌年の1973年、シングル「としごろ」でデビューを果たします。
これまでのアイドルとは違う、不思議な魅力を持った14歳の少女は
一躍脚光を浴びます。
そして1974年、5枚目のシングル「ひと夏の経験」がヒット。
「紅白歌合戦」の初出場を果たします。

るんるんひと夏の経験 (74年紅白) 
   夏開く青春  (75年紅白)

デビュー当時、桜田淳子さん、森昌子さん、山口百恵さんは
「花の中3トリオ」と呼ばれていました。
中でもデビュー当時から絶大な人気を誇っていたのが、桜田淳子さんでした。
デビューした1973年には、シングル「わたしの青い鳥」がヒット。
日本レコード大賞最優秀新人賞をはじめ、その年の数々の新人賞を獲得
します。

デビューから2年、桜田淳子さんの清純でかわいらしい「白い天使」という
イメージに勝つためにはどうしたらうよいか?スタッフたちは真剣に考えて
いました。
そんな中1975年、新宿コマ劇場で「百恵ちゃん祭り」というミュージカルを
スタートさせます。
洋楽のヒット曲を日本語で歌うオリジナルのミュージカル。このミュージカルで
スタッフが考えた百恵さんのイメージは「黒い天使」影ある不良少女の役でした。
アイドルが不良を演じるなんてとても考えられない時代。これ以降、百恵さんは
5年間にわたりこのミュージカルに果敢に挑戦します。

可憐で作られたアイドルではなく、自由で個性的な世界にチャレンジしたい。
そんな百恵さんの思いは、歌の世界にも広がっていきました。
当時新進気鋭のダウン・タウン・ブギウギバンドの宇崎竜童さんに新曲を依頼す
ることになったのです。百恵さんの曲を依頼された宇崎さんは驚きました。

 宇崎U>アイドルの人からお話が来るとは思ってなかったので、
 何で来たのかな?という思いはずっと抱えながら作ってきました。

去年、宇崎さんは引退から実に30年ぶりに山口百恵さんと再会を果たしました。

 U>30年ぶりに去年お会いした時にもう時効だから聞いてみようかなと思って、
 そしたら
 「いや、私が作ってもらいたいとその時のチーフマネージャーに申し上げ
   たんです」って。16歳ですよね、当時は。だから16歳の少女が
 「あの人に曲を書いてほしい」っていうことを受け止めるいいマネージャーって
 いうかね。聞く耳を持っていた。
 僕はそういう意味では発注してくれた百恵さんにも感謝してるけれども、それを
 受け止めてそのまま僕のところに発注してくれたチーフマネージャにもすごく
 感謝しています。

百恵さんのたっての希望で作詞、阿木耀子、作曲、宇崎竜童のコンビでアルバムの
ために4曲を作りました。二人は普通のアイドルの世界にはない新しい歌をぶつけて
みたいと考えました。
阿木さんは百恵さんがデビュー前に6年間住んでいた横須賀の事を歌にしようと考
えました。
 
 U>小さい頃横須賀で育っているけど、横須賀のことを歌にしてないねって
 言ってたんで、ちょっとドキュメンタリーっていうか、ルポルタージ的な現実が
 受け入れてもらえるかどうかわからないけれども、アルバムの一曲だから横須賀
 をテーマにして彼女のにおい、彼女の少女の思いみたいなものが横須賀という
 風景の中でアルバム中で歌えればちょっと僕らの思いと百恵さんの思いが重な
 るかな。そういう気配で作ってました。

そうして出来上がった曲が「横須賀ストーリー」です。
宇崎さんはギターで作ったこの曲をカセットに吹き込んでそのまま百恵さんに渡し
ました。
 
 U>僕が渡したテープを直接聞くのではなくボイストレーナーみたいな人がいる
 んだろうなと思ってたんです。それも30年前には聞かずに謎として残したまん
 ま30年たって去年お会いした時に、どうだったんでしょうか?って聞いたら
 「あのテープを聴きながら練習してました」とおっしゃったので、歌の吸収力
 そしゃく力から山口百恵という世界にちゃんと歌を持ち込んでそれを表現できる
 そいう意味ではすごい。今思えば17歳ですからね。すごいなって、今更ながら
 やっぱり驚きましたね。

山口百恵さんはこの「横須賀ストーリー」をずっと大切に歌い続けました。

 (映像:さよならコンサート)
  風の香り、潮の音、夕焼けの色、坂道 遠くに見える海。学校、図書館、
 友達、みんな私の中では8年前のあの町をはなれた時と、少しも変わりない
 姿で残っています。
 私の中であの街が「ふるさと」とそう呼べる限り、私を受け入れてくれると
 思います。なぜならば、あの街は・・横須賀は私のすべての原点だと思うから。

「横須賀ストーリー」はチャート1位を獲得。大ヒットとなりました。
山口百恵さんはこれまでアイドルとは違う新しい境地を切り開きました。

(映像;76年紅白)
 司会、佐良直美>山口百恵さん、歌はもちろん「横須賀ストーリー」
  紅組の先制パンチ。白組は最初からもうこれっきりです。

るんるん横須賀ストーリー 
 
山口百恵さんはこの後、宇崎竜童、阿木耀子コンビの新曲を次々と発表してい
きます。

るんるん夢先案内人 (レッツゴー・ヤング)
 イミテーションゴールド (77年紅白)
 乙女座宮 (レッツゴー・ヤング)
 絶体絶命 (ザッツ・エンターテイメント)
 美・サイレント(レッツゴー・ヤング)

 U>どのレコーディングの時も余裕のある時間帯で作ってないんですね。
 今日中に歌入れをしなきゃいけないと。もう全くパワーダウンしてないんで
 すね。ちょっとここは変えて欲しいとか、ここもうちょっとニュアンスをこ
 うして欲しいとかいろんな注文をしていっても、全く何ていうかな、だじろが
 ないというか、オーライ、オーライという感じですね。
 必ずそのハードルを越えていく。それがすごいなと。

宇崎、阿木コンビが1978年に発表した「プレイバックpart2」は
過激な歌の世界で世の人々に衝撃を与えました。

 「プレイバック」の場合はすごい大変な思いをして作ったんですけど、
 確か一晩で発注があって、次の日に渡すみたいな。いやあそれがまた面白いな
 と思ったんですね。一晩で書けるか?おれたち?みたいなね。
 でもあれは詞が先なんですけど、詞を見た瞬間にそのままテープに入ってった。
 だから考える余地がなく詞を見ながらギターをパーッと弾いたら、「緑の中を」
 っていう歌詞にメロディが、もう譜面が見えるようにできてったんですね。
 だから全然ワンコーラスと止まらずに「Play Back Play Back」そのままテープ
 に入っちゃった。
 ワンコーラスできれば、ツーコーラスも同じですから。そういう意味では瞬間
 沸騰した楽曲でしたね。

そして山口百恵さんはこの「プレイバックPart2」で初めて「紅白歌合戦」で
紅組のトリを務めました。

 プレイバックPart2(79年紅白)
 昭和53年の歌い納めは沢田研二さんです。

白組のトリは沢田研二さん。演歌の大御所たちを押さえて初めてポップスのシン
ガーがトリを務め「紅白」の歴史を新しく塗り替えました。

紅白の翌年百恵さんは沢田研二さんと共演を果たしました。

(映像:ビッグ・ショー)
 百恵M>たとえば、私はね、歌の中でとかドラマや映画の中で、一人の女性像
  をパーッと描いて、それを自分なりに表現していくということしかないんで
  すけど。
 ジュリーJ>そういえば百恵さんは随分とお芝居または映画とかドラマとか
  そういうのを随分とやられたと思いますけど、でもまだまだやってみたい
  役柄はあると思うんですけどね。
 M>やっぱり私は自分と正反対の役をやってみたいですね。
  悪い女。
 J>正反対ということは本来の姿というのは、ええ女やという事ですね。

百恵さんは引退後も沢田さんと作った楽曲を発表するなど二人の交流は続きま
した。
「プレイバックpart2」この曲で百恵さんは国民的スターに成長を遂げました。
百恵さんにとって、大きな節目となった曲です。
今夜最後にお届けします。
第29回紅白歌合戦 紅組最後の歌です。

るんるんプレイバックPart2

コメント(2)

かっこさん
 part1は、再放送の時間ずれて、part2は本放送の時間がずれて
 イレギュラーの多い回でした。
 先ほどpart2の再放送を録り直してから、確かDVDが出ていたよなと
 amazonを検索してみたら、
 「山口百恵 日本武道館さよならコンサート・ライブ-完全オリジナル版-」
 なるものがありましたのて、速攻でポチっと注文してしまいました(^^

 当時は、新曲が発売されるとすぐにEP(ドーナツ盤(^^;を買い求めました。
 「横須賀ストーリー」から「さよなら〜」までは全部買ったはずなのですが、
 何度かの転居でどこかにいってしまいました。もっとも今それらのレコードが
 があったとしても肝心のレコードプレイヤー自体がありませんので、
 宝のもちぐされと言ったところだったでしょうか(^^; 
 今は、CDからPCに取り込み全曲を保存してあります。
 30年の歳月を思わざるを得ません。

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