今夜はジャズバンドの演奏です。 当時父親が演奏していた懐かしいナンバーを披露してくれました。 Take The "A" Train. (拍手) 涙が出ちゃいそうになりましたよ。うちの父親もあれがやめられなくて、 最後までアンサンブルを愛したと思う。 >アンサンブルの楽しさね。 やめられないんです。一晩中やっていたいの。
ジャズ一筋だった父親は、私が中学3年の時に38歳の若さで亡くなりました。 病気がちだった父親を私はよくお見舞いに行ったのを覚えています。 サックスをいつも病室の隣に置いていて、私がお見舞いに行くと、譜面が分から なかったりすると、吹いて教えてくれたりしました。おなか切って大変なのに、 それでも、吹くんですね。 ニューヨークは私に父親の面影を思い出させてくれる街です。 私は15年前、ニューヨークへの思いを込めた曲を作りました。私が感じた ニューヨークは、とても哀愁を帯びた街です。そんな気持ちを詞にこめました。 聴いてください。 「My Heart New York City」