東京社労士学生会（産能通信）コミュの厚生年金スクーリング事前対策講座（第二回　総報酬月額相当額）

産能で一番過酷（大変）との話もある厚生年金スクーリング
そのスクーリングを乗り切るための事前学習講義を行っていきます。

第二回は総報酬月額相当額です。
在職老齢年金額の計算について必要な概念になります。
（在職老齢年金について詳しくは下記をご覧ください↓）
http://www.nenkin.go.jp/n/open_imgs/free3/0000000011_0000004718.pdf

総報酬月額相当額とは月給（標準報酬月額）に直近1年間の賞与を１２で割った額を
足した額になりますが、いくつかひっかけポイントがあります。

下記はあるときの科目修得試験の解答例ですが、スクーリングでも同種の問題が出題されます。

（問題９
Ａ氏の月額給与８０万円であり、賞与の支給は年２回（夏１２０万円・冬１６０万円）で年収は１２４０万円である。
このままの状態が平成１５年４月以降２２ヶ月続いたとして、平均標準報酬額は幾らとなるか。
また再評価率は、０．９１７とする。計算式及び平均標準報酬額を計算しなさい。

ひっかけポイント
①標準報酬月額の最高額は６２万円（３０等級）。よって最高額で月額は計算。
②標準賞与額の最高額は１５０万円よって冬賞与は最高額で計算。

（解答）
（標準報酬月額（６２万円）×２２月＋標準賞与額（夏１２０万円）×２回＋（冬１５０万円）×２回）
×再評価率（0.917）を総月数（２２ヶ月）で割った額が平均標準報酬額になる。

解答　793,622円（最終額を端数処理）

ここのような問題がスクーリング中及び最終日の試験に出題されます。
現時点では良く分からないかも知れませんが、ひっかけポイントの部分に注意していて下さい。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 06月11日 14:42

野比のび太さん、第二回厚生年金法トピックありがとうございます。
URLを早速、プリントしました。

この賞与を12で割って加算してから標準報酬月額算出するって健保法SCでもやりました。

やっぱり関連あるんですね。

安全衛生法のリポートも終わったので、家に帰ったら厚生年金法のテキストに目を通してみます。

[2] mixiユーザー 07月15日 17:50

厚生年金のスクーリング、過酷でした…
ボロボロ…

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