オートパーツ＆アフマ！コミュのトヨタ純正部品の値上率のロジック

全国の同業者にいろいろとヒアリングを取ってみましたが、分かっていない人が多かったので、情報共有させてもらいます。

?年間1月、4月、7月、10月に電子カタログのCDに反映されることが前提で、価格改定が定期的に行われる＞＞共販は便宜上、その都度案内しなくなっておりますので、ご注意を(-_-;)

?殆どの方が、以前の様に4月と10月がに価格改定があると思っています。現実的にこのように年４回に切り替わったのは、数年前からだそうです。

?旧型部品（旧型後経過１，５，９年目）の一般部品　及び　旧型部品（旧型後経過１０、１５年目）の純正特販部品

自分を含めて一部の方たちは、「旧型」＝「古い車。概ね10年くらい経った車」だと思っていました。ボキャブラリーを整理すると。。。

旧型後経過年数>>M/C【モデルチェンジ（4年毎）またはマイナーチェンジ（2年毎）】経過してからの年数。この表現の意味が分かっていない人が多いです。

ここでいう旧型後経過年数○年で対象になる部品は、M/C後に他車種で使用無くなった部品が値上対象。＞＞例えば、M/Cでヘッドランプの形状が変わり、その形状は他車で使用されない部品の場合。

?先月2010年3月のデータ漏れの事件を知らない人も沢山いる。

*【旧型後経過年数１年】2008年10月～12月にM/Cされた車輌の定価は、2010年1月版ＣＤで既に10％定価アップされていた(＠_＠;)

*【旧型後経過年数５年】その他に2004年10月～12月にM/Cされた車輌専用部品が対象で本来2010年1月版ＣＤで値上されていなければならなかったのにもかかわらずデータが電子カタログ上も共販マスターも反映されていなかった為、急遽、3月1日のトヨタ→各共販への転送データで事後報告されていた事件。このデータが今月の2010年4月版のCDデータまで反映されていませんでした(T_T)/~~~

?結局、どういう風になっているのかというと… 全てのトヨタ車に定期要されるのですが、その車種特定の部品であれば、順次110％、121％、133％と純正定価が値上がりします。

2008年10月～12月にM/Cされた車輌の他車で使用されない部品の定価が2009年12月現在￥10,000であっても。。。

旧型後経過年数1年目（Ｍ/C後1年目）＞＞2010年1月改定　￥11,000
旧型後経過年数5年目（Ｍ/C後5年目）＞＞2014年1月改定　￥12,100
旧型後経過年数9年目（Ｍ/C後9年目）＞＞2017年1月改定　￥13,310

と経年経過年数に従って値上していく、「今後の方針」が書かれている内容です。順次110％、121％、133％と純正定価が値上がりします。

４月の米国での公聴会で豊田章○社長がおっしゃっていた「トヨタ車のお客様」に対して、アフターマーケットの観念上、これでいいのでしょうかねぇ？？

保険会社さんも理解しているのかなぁ??

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 04月08日 15:54

理解というよりも、保険会社さんは金額が結局いくらになったかが分かればいいので部品が値上げになったとかそういうのはあまり意識していないかも。（事前見積り金額と大幅に誤差が生じる場合は別だけど。ま、多少の余裕の幅はもってそうだし。）

こういう部品の値段に敏感なのは部品商→整備工場→エンドユーザーの順番でしょう。
我々から見れば定価だけ上がるのならいいのですが、卸価格も比例して上がるし、それ以外でＵＯＥの認証料やら回線費用やら諸費用も取られるのでそれが釈然としないわけです。

[2] mixiユーザー 04月09日 03:38

昔聞いた事ある話で、車輌が出来るときに車輌価格と同様に主要４０数箇所の部品代で保険の料率が決まるという。。。

もちろん車輌価格というか車輌価値は、減価償却されていくので10年後に部品代が概ね３０割UPしても車輌価格が１０％以下になるので問題はないのかと思うのですが。。。

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