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佛師コミュの仏師 覺山の製作 西本願寺型阿弥陀如来像編

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京都にて仏師を生業としております、覺山と申します。
私が制作して参りました作品の数々や技法などの発表の場となりましたら幸いと存じます。
写真は過日、九州のお寺様にお納めさせていただきました阿弥陀様です。

一木割り袖造り、漆箔仕上の像です。
西本願寺型となっております。
ご存知の方も多く居られると思いますが、阿弥陀様も宗派等によって像様が少し異なります。
本体には如来に定められてる三十二相八十種好に起因されますが、袈裟の着用法等の決りもあり、
他宗のお像と違う点が多くあります。(口伝となっておりますので詳細は御免なさい)
三十二相八十種好
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%8D%81%E4%BA%8C%E7%9B%B8%E5%85%AB%E5%8D%81%E7%A8%AE%E5%A5%BD

西本願寺型の大きな特徴と致しましては、後ろの光背です。
こちらは針後光と挙身光の合わさった形となっており、他の宗派にもあまり見られない比較的珍しい形です。

針後光の針についても48本と決まっており、これは阿弥陀四十八願に基くものとされております。
挙身光についてはこの像については火炎光背といたしました。
こちらも唐草光背や雲光背など意匠は様々ですが一定の規準があります。
「阿弥陀の品を損なわないもの」という事が尊重されます。

台座につきましては今回は古代型と致しましたが、本式に造ると御本体と同じくらいの背の高いものになります、それぞれの意匠に各時代の仏師たちの技巧が凝らされており、大変手間のかかるものです。

古典技法等を踏襲しながら現代に御仏を作らせて頂いている・・・
その奥深さ・・そして、
そんな仕事をさせて頂けている事に感謝です。。

少しざっくりとした説明になりましたが、ご了承下さい。。
感想等在りましたらよろしく御願いいたします。
(写真の無断複製、転写等、ご遠慮下さい。)

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