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UT-ICH M1s!!コミュの国際開発学会院生部会 第148回月例研究会

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なにげになじみの場所で開催される模様なので・・・

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国際開発学会院生部会 第148回月例研究会

国際開発学会院生部会の五月の研究会を以下の概要で行います。多くの方々の
ご参加をお待ちしております。


報告1
「なぜザンビアは銅に依存してきたのか? 資源依存の構造的因果関係」

報告者:石曽根道子 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 国際協力学専攻

報告1要旨:
天然資源に恵まれている国は、社会経済を発展させるための潜在的ポテンシャ
ルをもつ。しかしながら、豊富な資源をもつ途上国の過去30年の歴史を振り返
ると、天然資源は必ずしも国の発展に寄与してきたわけではなかった。サック
スとワーナーなどを含む複数の研究者は、むしろ依存できるほど資源に恵まれ
た国は低成長に陥る傾向にあると指摘している。特にサブサハラ・アフリカ諸
国では、それが顕著に見られる。このような問題背景のもと、本研究では、銅
やコバルトなどの鉱物資源に極端に依存しているザンビアを事例に、植民地時
代から現在に至るザンビアの銅事情に焦点をあてながら、ザンビアは低成長に
苦しみながら、なぜ銅に依存し続けるのかを構造的に捉える。


報告2
「インド・ケーララ州におけるマイクロファイナンス グループレンディング
による貸し手と借り手への二極化」

報告者:後藤潤 東京大学大学院農学生命科学研究科 農業資源経済学専攻

報告2要旨:
本発表は、インド・ケーララ州で実施されているマイクロファイナンス・プロ
グラムにおいて、グループレンディングがどのように機能しているのか明らか
にしようとするものである。2005年に筆者が行った現地調査と分析により、貧
困層をターゲットとしているはずのグループ内部で、実は貧困者と非貧困者が
混在し、結果として貧困層への融資が制限されている事実が判明した。グルー
プ内の経済・社会的均質性の欠如に起因する経済的リスクの相違が存在すると
、グループレンディングの合理的帰結として貧困層の少額貯蓄が非貧困者の融
資源へ変質するという資金フローが発生していると推測される。換言すれば、
この手法が参加者を貸手(グループ内の貧困層)と借手(同非貧困層)へ二極
化するように機能していると考えられるのである。

日時:5月19日(土)16:00−18:30
場所:東京大学 本郷キャンパス
医学部教育研究棟 医学系研究科教育研究棟2階 第4セミナー室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html
(地下鉄丸の内線・大江戸線本郷三丁目駅など)
参加費:無料
主催:国際開発学会院生部会 http://www.jasidg.org/

●問合・申込先:
申込みなしの参加も歓迎ですが、資料準備のため、
できる限り事前のお申込みをお願いいたします。
和田一哉(一橋大学大学院 経済学研究科) mail@jasidg.org

●研究会とは
研究会では政治、経済、文化、社会、保健・医療、農業、土木など多分野から
参加者が集まり、大学院生を中心に、学部生、若手実務家、研究者等による勉
強会を開催しています。学際的に議論して勉強することが目的の一つなので、
発表テーマと専門が違う方や、これから勉強していきたい学部生も是非ご参加
下さい。

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