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Go for Major!!コミュのEPISODE-7

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アーティストの根源

最近よく思うのが、アーティストとしての自分という
スタイル。
あえてミュージシャンではなく、アーティストと
呼ぶことにする。
芸術家とでも、日本語に置き換えるならばなるんだろうが
この人たちはどうやってご飯を食べるんだろう。

基本は絵でも、文筆家でも音楽家でも、自分が心や頭に
描いているものをARTとして形に残して、それを世間や
大衆が受け入れたときにお金が発生する。

つまり受け入れられなければ、自己満足の世界であり
受け入れられたときに、ARTになりうるのだろう。

ゴッホやピカソのように死んでからやっと世間が追いついて
評価されるものもある。

インディーズアーティストを見ていて、思うこと。
同じ曲を同じように演出して、パフォーマンスして
相手に伝わっていない(CDが売れない、動員が増えない)
ということはそれは受け入れられていないということだ。

動員が増えないんです!
そう・・・
なんでだろう?つまりあなたが死ぬほど動員を考え
新曲をひたすら書いて、路上でもNETでも表現をして
限界までやりつくして、そうなんでしょうか?

ほとんどが素人に毛が生えた程度の動きしかしてない。
言い方がきついかもしれないけれど、レコード会社や
音楽事務所は動員を気にしますよね?

これは何でか?
簡単にいえば、今あなたの持ってるわずかな人脈で
すでに受け入れている人が何人いるのか?ということを
知りたいからです。100人が受け入れていれば
CMやスポットのキャンペーンを組めば1000人になるという
統計のようなもんです。

なかなかノルマを越えない

あなたの作品を受け入れてくれる人がそれだけいない
それか
あなたが自分の作品を知らせようとしていない

これに尽きると思います。

結局は
数が足りないか、聞かせていないかのどちらかなんです。
LIVEをやるのはいい。
大事なのは、気に入ってもらうためのこちら側の姿勢という
ことだと思う。

映画で考えて見ましょう。
LIVEは生もの。その時々のハプニングやら感情がおもしろい。
いつもと同じ演奏、同じMC,アレンジメント・・
同じ映画館に結末や答の出ている映画を何度も見させられる
というのは退屈でしょう。
そこに新しいトピックがないから・・・
つまりお客さんは、アーティストのLIVEを見に行くのは
この曲が好きだ!このアーティストの生の姿を見たい!
こういう理由で足を運びます。

そこの根底にあるものは何か?

そう
ドキドキしたいんです。
このドキドキ、ワクワクは絶対に重要なんだ。
一番怖いのはマンネリ。
マンネリになってくると、演奏にも歌にもハリが
なくなってくる。
なんで金払って見に来てるのに
こんなステージなわけ??これがダメ。

一番わかりやすいのは、t.A.t.uが日本に来たよね。
やる気のないステージやスケジューリング。
相次いだドタキャン。

あれを見てこの人たちのチケットを買ってた人は
東京DOMEに行きたくなったか?
ダフ屋が100円で売ってたよ。アリーナ席を。
また来るみたいだけど、行きたいかどうかだよ。
いきたくない・・が大半だったよね。
一回はられたレッテル・・これを取り戻すのは難しい。
「今日のライブは・・ダメだった・・」
そう反省するのが大事。
考えろ!二度同じことをするな!というのがメジャーです。
ミスはだれでもあるんだ。人間ですから。
大事なことは、毎回出てくるダメな部分を課題にして
ダメな部分をなくしてゆく、ステージの精度の高さです。
それを繰り返しやってゆけば、同じミスや似たような
ミスは繰り返さない。

よくディレクター達とも話題になる。
「この間あのバンド見に行ってどうだった??」
「久しぶりにいったんだけどね〜なんか身内うけのMCで
曲も変わってなくて、つまらなかったよ」
「へ〜じゃあ、あいつらはもうなしだね〜」

なんて会話。
つまり断片的に、ある部分だけしか見なかった場合でも
一部で全てを判断されてしまうのです。
たまたまそうだったとしても、プロの世界にだるさ、ルーズ
いい加減さは通用しません。

覚えておいてください。

「一回のライブが、命をつなぐし命を奪うことにもなる!!」

ということを。

見ていて楽しいLIVEはなんだろう。
それは、やってるアーティストがドキドキワクワクしてる
ことです。
それが伝わることを感動。といいます。
伝える側が新しい何かに挑戦しているとき
伝える側が緊張しているとき

そこから発するエナジーが曲や言葉になってとんでゆく。
この瞬間は絶対に伝わります。

ステージアレンジでも、どうして演出家がいるのか?
ミュージカルでも海外で成功したものを、日本で行うとき
たとえば蜷川さんや宮本亜門さんが演出をするとき
必ず役者が緊張するような一場面をつくるそうだ。
そのまま海外で成功したものを日本語にするのではない。

アレンジメントするんです。

橋田寿賀子さんの「渡る世間は鬼ばかり」のエピソードで
女優の藤田朋子さんが書いていた。
「橋田先生は、台詞だけで3ページとかあるんです。
一人でですよ。ものすごく緊張するけれど、それが私の
女優として表現する最高のチャレンジなんです!」
と。


日本には四季があって、独特の生活様式や文化があって
コミュニティが存在して社会が出来上がっている。
その中でヒットさせていく、文化を形成するのは
今のこの時代「新しいもの、斬新なもの」ということ。
リバイバルといって昔のいいものを土台にして
新しいものを上掛けしてゆくのも、勿論ある。

もっと言えばよく言っている、オリジナリティだろう。
でもどんなに新しくても、かっこよくても伝わらなければ
いけない。そこに伝えたい!という見せ掛けのものではなく
体からにじみ出るような、オーラで伝わってゆくような
感覚というのかなぁ。それが必要。

「僕達の売りはLIVEですよ!」
そういうならば、その売りをもっと広めなきゃ。
かんがえんきゃ。いけないよね?

使い捨ての安っぽい音楽と言われて、垂れ流された楽曲と
一生人の心に刻まれてゆく音楽。
アーティストとして記憶に残りたいのならば
まずそれなりの感動を伝えようと努力をすること。

そこに必要なものは「ドキドキ、ワクワク」パワーです。
やっていて面白い!楽しい!これが日常で出来ること。
女優やアイドルは、プライベートでいやなことやつらいこと
あっても、顔には出しません。いつも演じています。
それが仕事だからです。
元JUDY AND MARYのYUKIさんのLIVEを見ました。
先日自分のお子さんがなくなったんです。初めての大事な
お子さんです。その直後のLIVEです。
そんなことがあったのか??本当に?と感ずるほど
普通でした。何があっても笑顔で、楽曲の持つ言葉や曲が
刺さってきます。
これがプロです。
そこまでの根性というか、自分がどうなっていても
感動し、それを伝え続けるという姿勢は周りが評価します。

インディーズだからと許される甘えを誇示するくせに
メジャーに行ってビッグになる!という命題を掲げるなら
インディーズだから・・はやめましょう。
ステージに立ってお客さんが100人でも3人でも50000人でも
プロは妥協しません。
東京DOMEだろうが、狭いアコースティックの箱だろうが
そこにあなたが立つ以上は、アーティストです。

あなたはお客さんを選べません。だれがどう評価して
あなたを受け入れるか・・つまり自分の手を離れた段階から
楽曲は自分のものではなくなってゆきます。
いろんな解釈をされて、いろんな場面に置き換えられて
あなたの知らないところで、誰かの人生の支えにも
なって行くのが音楽です。
お父さん達が昔、
「かぐや姫の神田川!あれに昔はいやされたなぁ」
とか聞いたことありませんか?
時代の象徴にもなって、その人の生き方に反映されてゆく
それがROCKでもPOPSでもなんでもそうです。

お客さんはあなたを選びます。自分の感性や気持ちの琴線
に触れるかどうかというところです。

たとえばこれを読んでるアーティスト。
せっかくトピックがあるんです。
自分の書いた詩をここで書いてみては?
日記は自分で書けばいい。
自分の感じたものを詩にしてみよう。
英語にはない、日本語のいい響きや感情があるじゃん?
だから小説家やエッセイスト、すごいよ。
短歌や、俳句、狂言師。すごいと思わない?
たった短いあの定型句の中で、季節感や人生観、心の状態
を表現できるんだよ。
AメロBメロサビ〜があって、それだけ表現できる。
文字だけでも感動させる力のない詩は、はっきり言って
つまらなく思えるときがある。
僕も添削できるし、そこに共鳴できるパワーなどがあれば
毎日多くの人の目に触れて言葉の強さなどを学べるのでは
ないかな?いろんな人に自分の世界を伝えられるんじゃない?
いろんな人にみてもらう・・・う〜んいい詩じゃん!
曲はこんな感じで・・・とか音のイメージやそこから
膨らんでゆく世界観などを形成できると思うなぁ。
デジタルのいいところ。ダイレクトに人の考えが
反映されること。

プロモーションビデオってあるでしょ?
あれを作るときは、いろんな人がその曲や詩を感じて
自分で消化して、どこでロケするか?とかどういう季節か?
色は?衣装は?全部考えます。
つまり作ったアーティストの頭の中のイメージを一瞬で
判断しなきゃいけないってことです。

「まずは行動すること!」
そこからしか、なにも始まらないです。
そう思ったら新しいトピックをこの中で形成して
ください。僕はいつでも大歓迎です。
ミュージシャンでなくてもいいんです。誰でも。
ドラマーですから・・・だからなに?
僕もそうでしたよ。
「ドラマーは楽曲の心情やダイナミクス、表情、イメージを
ボーカル以上に、一番知らなきゃいけない商売です!」
そう昔、ファンキー末吉さんに言われたよ。
「じゃぁ、あなたはアーティストじゃないの?」
って。
それを瞬時に理解できて、形に出来るから
スタジオミュージシャンってすごいんです。

楽器の種類よりも自分が表現者であるのかどうか?
そこのスタンスだと思います。

言葉を操る商売って、むずかしいんだよ。


コメント(4)

このコミュニティ初めて書き込みです。音楽業界をメディアのリサーチから垣間見ている一人です。
CDと小説って、すごく似ていると思うんです。唐突にと思うかもしれませんが、どちらもプロの世界にデビューできたとしたときに、その第1作が、かなり素晴らしいできのものが多いと思います。それは、そこに、ひとつの大きな目標があるから、自分の精一杯の力が出されるからです。しかし、実は、大事なのは、その次の第2作で、そこで、パワーが出せずに、一発屋で、終わっていく人が本当に多いのです。ある意味、一発でも当てれば、実はまだ幸せで、その人の代名詞としてその作品が、まだ多くの人の記憶の片隅に残ってその遺産で食っていくこともできるからです。
いつも私が思うのですが、小説にしても音楽にしても、その懐の深さがものを言うのだと思います。それから、常日頃のすべてのも出来事、すべての物への感性が、常に人とは、違う研ぎ澄まされた目を持つ必要があると思います。
今の世の中、メジャーもインディーズもそんなに大きな差は、有りません。メジャー以上にインディーズの方が、CDを売る時代です。
そこで、大事なのが、自分は、音楽で一生飯を食っていくのか、それとも趣味として楽しんでいくのかです。
その判断だけは、常に自分、自分たちでしっかりと見定めておくことが大事だと思います。
Yamamotoさんのおっしゃるとおり、そのアーティストのへの評価が、本当に怖いのです。ですから、これで、飯を食おうと思った人は、常に全力投球をする必要があると思います。甘え、妥協は、この世界には有ってはいけない。この世界だけではないです。世の中すべての職業にですね。
でも、私が音楽で一番大事だと思うのは、まずは、自分たちが演奏していて楽しいかどうかだと思います。自分を満足させられない曲は、m絶対に売れたためしは無いですから。ただし、独りよがりだけはよしましょうね。
なんだか、話が、発散してますが、アーティストさんも周りの応援団も良い形で盛り上げて生きましょうね。
偉そうな事を書いてすいませんです。こういう考えを持つ爺も世の中にいるということで、(長文で、すいませんです)

ではでは
いえいえ、ありがとうございます。
ビジョンが常に明確であって、それに対してなによりも
全力で行かなければ絶対に叶わない世界であることは
現実問題事実ですよね。
安心しきっているのか、なぁなぁなのか、よくはわかりません
が夢を実現してゆくパワーとは、お金も時間も全て
そこに傾けなければだめなんですよね。
これだけメディアがある中でも、音楽が消えてなくなることは
絶対にないわけで。
その中で己を確立してゆこうとするなれば
簡単な思いつきや軽はずみな行動では、一瞬で足元を
見られてしまうということですね。
もっともっとよく考えて、
この業界はいいものは必ず上に上がります。
よくないものはあがりません。
Yamatoさん 恐縮です。

>この業界はいいものは必ず上に上がります。
>良くないものはあがりません。

私も、それに尽きると思います。

ではでは
貴重なご意見ありがとうございます。
これからもご指導ください。

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