ドクター・ハウスコミュの#３の２

ハ～イ

やっと２作目

それなのに
サッカーの観戦やら
バレーボールの応援やら
（もちろんテレビで）

とにかく
あれやこれやで
危うく見過ごすところでした

ということで
まずは

今回のハウス

更なるというか
またまた
役柄の対比により
ストリーが鮮明でした

まずは
クランシーと言う子供と母親

母親が（父親でなく）

宇宙人を信じている
自分の子供を変人だと思っている

一見愛情が希薄な親子関係なのですが
そうは言っても
やはり親として
何としても
病気は治してあげたいう対比

さらに
クランシーとハウス

クランシーは
宇宙人や追跡チップ
とにかく
「アブダクション」(宇宙人による誘拐)体験を信じている

完全に子供の世界といえそうな
ことなのですが...

これが病気から来ているという
深刻な状況に対して

いっぽうのハウス

この原因を
地球上の理論で
探ろうとする

つまり
医学的に解明しようとします

カディやウイルソン
それと
彼が率いる医療チーム

彼らの
深い思いやりで築かれた
大人の世界に
いるハウス

大人の世界が
子供の世界の
不思議を探り当てていきます

いつも描き出される
今回のようなテーマ

二つの状況を対比的に描写して
とくに鮮明でした

おもわず
なるほどと納得してしまいます

結果として
この大人の世界が
子供の世界を
のぞきこみ
葛藤しながら
病気の原因を探り当てたというわけです

神経系の病気なのか
幻覚なのか

つまり

前回の治療で
ハウスは誤診をしたと
思いこまされ
精彩を欠いていたわけですが

そこには
カディとウイルソンの
深い思いやりがあったわけです

患者はハウスが見抜いたように
アジソン病で

その治療をすることで
患者は奇跡的に
回復するのですが

ハウスが自信過剰になり
暴走しないように

ハウスに
そのことは
知らされなかった

カディとウイルソンの
ハウスへの
深い思いやりがあったわけです

深い思いやりは
深い相手への理解と
深い愛がなければ
生まれてきません

普通なら
あれだけ
忠告に
悪態をつき

厭味を返しては

呆れられてしまい
二度と
忠告や
アドバイスはもらえないのですが

カディとウイルソンは
大人なのです

じゃ、もう何も言わないとか
決して
好きにすればとか言わないのです

つまり
本当の大人の友人なのです

次に
これはいつものことなのですが

フォアマンとキャメロンの対比

フォアマンは相変わらず
ハウスに対し
辛辣な発言をします

ハウスに向かって
前回同様
＂またミスをしましたね

とか

キャメロンに向かって
ハウスはミスをしたと言います

キャメロンは

“ハウスは大丈夫
“彼は正しかった

という台詞で反撃します

ハウスに対する
感情
理解
思いやり

今回も
フォアマンとキャメロンの役回が
対比的に描かれていました

黒人と言うことでは
ないと思いますが

フォアマンは
いつも
悪役なんです

フォアマンは
ハウスの診断とは
相いれない診断をすることが多い

さて
このくらいで

ところで

ハウスが
クロゼットを開け
バイコディンを探す場面から
今回は始まりました

最後は
クロゼットを開け
杖を取り出し
痛々しく
歩き去るところで終わりました

クロゼットの場面で始まり
クロゼットの場面で終わりました

もちろんカメラは
いつもどおり
クロゼットの奥から
ハウスに向かって撮影されています

ハウスの
プライベートな心理を
覗き込むように

足を引きずるハウス

いったい
ハウスの足の痛みの原因は
何でしょうか

ただの筋肉痛なのか
病気からきているのか

謎のまま今回は終わりました

この脚の痛み

これからも
ドラマの流れに
重要な一部になるのでしょうか

彼の天才的な診断の集中を
この痛みが左右します

また
カディをはじめ
医療スタッフの関心が
ハウスの脚に集中します

なぜなら
彼の唯一
人間的な弱点として
描かれているからです

ウイルソンが

前回
ハウスの診療が正しかったことを
隠した理由を言います

＂君は自分を神と思い
　いつかきっと羽が折れるまで無理をする

ハウスは
ウイルソンの忠告に怒るでもなく
深い友情を感じたのか

＂神は脚が悪くない

と言います

この意味は
何を指すのか

意味深長です

筋肉痛じゃないと
言いたいのか

それとも.....

さて
気に入った台詞は
とりあえず

脚が痛いのかと聞かれ

“アソコの位置がしっくりこない

と答えました

笑えるなあ～～～
ホント！！

そのほか
心配するカディに

“乳が出そうなほど乳房が大きい

と言います
なるほど
最近のカディは
官能的な女性美を感じさせます

懐妊を思わせる
豊かな胸ということですかね

でも
これって
セクハラにならないのかな

あ
大人の世界ですからね
深い信頼のある者同士

いいですねえ
うらやましいです
このような関係
だいたいですね
すぐセクハラとか言うでしょ

「会話に
　潤滑油は必要です」

そもそも
セクハラかどうか
受け止める女性次第だって
言うじゃないですか

ちょっと不公平であります！！

では
次回を期待して待ちましょう

＊＊＊　クランシーって名前
　　　　ご存知の方もいると思いますが
　　　　実は

クランシー，スーザン・Ａ． (クランシー，スーザンＡ．)　
　Ｃｌａｎｃｙ，Ｓｕｓａｎ　Ａ．　　　　
ハーバード大学の心理学者。
中米経営大学院（ＩＮＣＡＥ）の客員教授。

大学院生時代に行なった、
子供時代に性的虐待を受けたという人の
「記憶」が本物かどうかという研究で、論議を呼ぶ

「アブダクション」(宇宙人による誘拐)体験を研究する専門家なんです

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=4150503133
http://funuke01.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post.html