ラグビー的な。コミュのカーワンＨＣと契約延長　日本ラグビー協会

　日本ラグビー協会が日本代表チームを率いるジョン・カーワン・ヘッドコーチ（ＨＣ）との契約を、次回ワールドカップ（Ｗ杯）ニュージーランド大会が開催される２０１１年まで延長したことが２９日、分かった。
　４３歳のカーワンＨＣは昨年１月に２年間の契約で就任。昨秋のＷ杯フランス大会で日本は１分け３敗の成績で１次リーグ敗退を喫したが、Ｗ杯での連敗を１３で止めるなど健闘した。
　日本代表の監督やＨＣとしては、５年の指導期間は異例の長期。１１年Ｗ杯の出場権を獲得した場合、２大会連続で指揮を執るのは初めてとなる。日本協会の真下昇専務理事は「防御力が上がり、日本を確実に強くしている。昨秋のＷ杯の結果も踏まえて契約を延長した」と説明した。
　元ニュージーランド代表ＷＴＢのカーワンＨＣは１９８７年の第１回Ｗ杯でトライ王となり、母国を優勝に導いた。９７年から３シーズンは日本のＮＥＣに所属。０３年Ｗ杯ではイタリア代表監督として２勝を挙げた。

[ 共同通信社 2008年7月29日 21:10 ]
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