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仮面ライダー strangerコミュのmasked rider stranger VOL19 epilogue

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【 epilogue- 終焉 】





タタタタタ ‥‥


カインは、通路を駆けて
いた
自室からは僅かに10数m
しか離れてはいない通信
指令室へと続く通路を‥


タタタ  ‥タ タタ。


そして、‥
不意に立ち止まると壁に
右手で支えて自嘲するよ
うに笑っていた


「クククク‥‥何も立ち止まる
必要はない ‥
立ち止まる必要はないか」

      ‥ クククク


タタタタタ、‥‥‥





x x x





ブィィ───ュ‥ ブィィ


自動扉が開き通信指令室
に入ってきたカインの姿
を
戦闘員達は静かに見つめ
ていた
‥

コッ コッ コ‥コ ‥‥


靴音だけ指令室内に響く
‥
カインは周囲の視線の中
前方を見つめゆっくりと
部屋の中央に進み、大型
モニターに映し出された
中継を鋭く睨みつけた








‥‥ 総理、

「しかし、それではァ‥
電力管理法に問題は‥?」

「然る問題は有事へ備えて
おり災害対策基本法特別
措置として政府は静岡県
及び北関東の電力供給に
ついて、強い管制を敷き
事態解決まで電力供給の
一切を遮断致します」

‥‥ザワッ、
「それに伴う特例措置とし
まして、‥今からお伝え
する施設及び‥‥‥‥‥」

「4県の総人口は1000万だ
自国民を巻き込んで総理、
あなたは戦争を始めるの
ですかッ‥‥」
会見場内は伝えられた政
府声明に騒然としていた
‥
「総理は今、有事へ備えた
災害対策と言ったはずだ」
「それが詭弁だ、同じだろ」
その中、淡々と強い決意
にあることを国民に向け
伝え続ける芦屋晋三総理
の表情だけがずっと
TVモニターに映っていた


「‥‥本気か、!?
恐れいるぜ、クククク‥
日本国政府めナカナカ、やり
やがる‥
石ノ原が総理なら横須賀
基地から、声明と同時に
スクランブルか、
      ‥ クククク
どいつもこいつもシンか
‥
まだ正確な場所の特定も
済んではいないようだな
思い切ったな‥クククク
‥
似合いだ、
望みどおりの結末へ迎え
‥‥決まりだ、」



アッハハハハ──ァァ‥
ァ

ハハハハ

「‥結局か、俺のシナリオ
どおりだった‥
終焉だ永き喜劇も終わる
正解だ、それが。‥
一番だ、それは。‥
ハッピーエンドというものだと

自ら選んだ最後だったと
次の民へ残してやろう‥」

クク、アッハハハハ ‥
  笑わずにいれるかよ

アッハハハハ──ァァ‥
ァ





ガタン‥‥
「うわぁぁあ‥‥」


モニター室内の戦闘員が
突然席を立ち走り出した

タタタタ、‥‥
「ぐわぁぁあ‥‥
みんな殺す気だァ──ァ
総督はprogram-Mを発動
させるつもりなんだァ」


その声につられるように
次々と席を立つ音がした

ガタ、‥ガタン
ガタタタ「うわぁぁあ ‥」

うわぁぁあ‥‥


アッハハハハ──ァァ‥
ァ

ハハハハ

‥






カインは笑い声を響かせ
各ブロックに設置された
program-M最終決定前の
解除パスワードの入力に
、
数名が逃げ去って辺りの
乱れた席へ向かった


「‥‥‥んン‥」
「‥ ア‥‥‥」


「オマエは逃げないのか?」

「ハイ、スミマセン‥
僕は自分で決めた事から
もう逃げません‥命令を」


「‥‥‥‥」


ピピッ‥‥  ブ───ン
ピ、

席を立ち真っ直ぐに自分
を見つめる戦闘員の姿を
カインは相手にせず解除
操作をして入力画面から
接続中の文字を眺めてた

ピリリ‥
ID─cord:?
password:?

「‥‥‥‥‥」

ピピピ‥ピッピ ‥ピピ

ID─cord:*****
password:**


「カイン総督、御指示を」

「‥‥‥‥‥」


ピピピ‥  ピィィ─

「必ずだ、逃げて生き残れ
‥
必ず生き残ってもう一度
俺を
訪ねてこい‥‥行けっ」

「了解しました。すぐ指示
のとおりに行動致します」


タタタタ ‥‥‥

ブ、ブ、‥ディゥゥ──ン
program─M 解除コードを
確認しました。決定入力
受付は、‥アト、10分デス‥


戦闘員は足を止め画面を
見つめているカインの方
へ振り返った
「‥‥‥‥‥‥総督、
僕は、必ずこの広い世界
の何処かに自分に合った
生き方を出来る場所が在
ると信じていました‥‥
期待するだけの僕は多分
どんな場所に辿り着いて
も違うと感じたでしょう
‥
当たり前です。自分の中
には何も認めず何も描け
ないのだから‥
満足することもありませ
ん。だから、‥‥
描けないのならどんな事
でも、自分で決めた事は
やり遂げようと思ったん
です。‥‥総督、‥」
ブ、ブ、‥ディゥゥ──ン
program─M 解除コードを
確認しました。決定入力
受付は、‥アト、9分デス‥

警報音に遮られ途切れた
意思のやり場に惑う戦闘
員の姿に気付いたカイン
は、
相手へと敬礼をした ‥
戦闘員は深々と頭を下げ
また走り出して行った
‥
‥


ブ、ブ、‥ディゥゥ──ン
program─M 解除コードを
確認しま‥‥‥









とォッ!!‥

【stranger】
━━━━━ ストレンジャー╋╋
masked rider stranger

     ‥ ピキィィ―ン




x x x






ピィイイ──ッ
 ピピィィ
‥
‥

パパパパァァ─── ン


「‥‥早く行ってくれよ、
まさか信号機まで消える
んじゃねーだろうなッ」
‥
ご覧のように時間ととも
に、首都圏の交通機能は
完全にマヒしていく一方
となっており、総理会見
から大変危険な様相を呈
してきております。‥‥
「二小下くん‥ニコシタクン‥・
えー、
映像からも、大変現場は
混迷しているよう‥」


パパパパァァ─── ン
‥
‥






x x x




‥‥‥‥‥ザッ、

「早く入れわかるだろう!」


ブィィ───ュ‥ ブィィ


自動扉が開き通信指令室
に葉子を連れ入ってきた
カインは、切迫した状況
にぐったりとした葉子を
持て余して、苛立ちを抱
えていた‥

ブ、ブ、‥ディゥゥ──ン
program─M 解除コードを
確認しました。決定入力
受付は、‥アト、6分デス‥


「嫌よ、イヤ‥‥離してよ
大地さんも新さんも殺し
たアナタと生き延びるな
んて‥絶対、いや」
「ちぃ、‥‥
オマエは必ず連れて行く
そこでジッとしていろ、」

タタタタタ ‥‥‥



「‥‥嫌よ、絶対に‥イヤ・」

葉子はぼんやりと入力装
置へ走ってゆくカインの
後ろ姿を見つめていた‥


ピピッ─‥‥ ィィ プシュゥゥ

「葉子め、手間を掛けさせ
やがるぜ‥」
カインは警報機に赤く染
まる操作パネルのキーを
押して、実行するための
システムに接続させる手
順を追っていた

ピリリ‥ ピピ、ピピピピッ


「‥‥よし、program─M
は、ついに日の目をみる」

タン
‥‥ タン、ッ

クブゥゥ―ゥゥ‥ピワワワワ
アクセスコード違イマス

「‥‥ 何ぃッ!?‥‥」


ピピ、ピピピピッ タン
‥‥ タン、ッ

クブゥゥ―ゥゥ‥ピワワワワ
アクセスコード違イマス
‥、ダンッ!!
「どォォ──なってやがる
‥‥‥ま、さか、葉子っ」

‥‥‥オマエの、仕業か、
ブ、ブ、‥ディゥゥ──ン
program─M 解除コードを
確認しました。決定入力
受付は、‥アト、4分デス‥



‥


「別に‥‥何も‥気力ない
もの
疲れたわ私‥得意に私も
殺せばいいじゃない‥

培養MEMS(メムス‥micro
・electro・mechanical・sys
tem)がそこにあるのなら
私の
DNAだけで充分でしょう‥
殺しなさいよッ!!
みんなにしたように私も

どうしてなの?新世界に
新しい人類なんて無意味
だわ、私にはずっとその
意志なんて無いものっ!!
‥‥お願‥い ‥‥
‥
お願い‥も‥だめ新さん」



システム作動デキマセン
‥
クブゥゥ―ゥゥ‥ピワワワワ
アクセスコード違イマス
アクセスコード違イマス
‥
‥
クブゥゥ―ゥゥ‥ピワワワワ
システム作動デキマセン
‥
「どーなってやがるチキショウ
葉子ォォッ!!何をしたッ
葉子ォォ―オ」


「別に‥‥‥
私は何‥も‥‥しないわ
私は何‥も‥‥しない‥

‥私‥‥!?‥‥‥‥ァッ‥」

「‥‥んン‥」
  ‥‥ドオッッ!、 、‥






「‥‥‥、 ‥‥ゥ」










・・・

「何も、伊沢を殺すことは
なかっただろう‥‥‥」

ヨウ‥コ ?






「油断したぜ ‥」

「‥違うよ、お前の右目が
見えていないんだ ‥‥」






「新、‥‥お前か」

「‥‥‥‥ああ、」





ドサッ‥‥‥ ドゥ



‥
「‥‥新さん」


「葉子さん‥今そっちへ」
「私は平気、大丈夫‥‥」


新一の
シンクロトロン剣が深く
胸に突き刺さったまま‥
ゆっくりと変身は解け‥
カインは新一の両腕の中
抱えられるようにして
目を閉じていた

「変身が解けた‥‥‥おれ
が‥‥やったのか‥」

「‥新さん‥‥私」


葉子は2人による破滅的
な終焉に立ち止まり ‥‥
脚を震わせていた

「新さん、‥・ごめん‥ 私
あなたのそばに行きたい
‥
そばに、行きたい‥‥」
「葉子さん、俺‥カインを」



「新さん‥ ありがとう‥」

「‥ん‥  ‥‥‥‥‥


ああ、‥‥‥‥無事で‥
‥‥‥‥‥ 良かった‥」


「‥新さん、ごめんなさい
‥
ごめんね‥
許してくれないよね ‥‥

   ‥ゴメンナサイ、私‥」

新一の前に葉子は立ち尽
くしたまま
涙を浮かべ見つめていた


「俺が黙っていることで‥
過去に塞ぎ込み、みんな
を巻き込んでただ苦しめ
た
カインだって‥ずっと俺
を待ってた‥‥‥

ずっと
ひとりぼっちでいたんだ」
‥





「‥新ちゃん
今日は ‥ツラかったね」


「葉子さん‥ カイ‥ ンが‥」



‥‥‥‥ ‥。


葉子は流れ続ける涙を拭
わず口元をギュッと結び
首を左右に振った‥‥‥

「ああ‥・ああああァ―ァ゙」

そのまま ‥
葉子は、新一の背中へと
すがりつき堪えきれない
悲しみに声を上げた
‥
‥

「新ちゃん、‥どこにも
怪我はないかい? ‥‥‥」

「‥‥‥‥」


「そっか‥」


「明日も同じ場所ならいい
な、新ちゃん‥」


「そうだな ‥‥」

「遠くに飛ぶといいな‥」



「スパイラルはお前には誰もか
なわないよ」
「新ちゃん、あれにはね
コツがあるんだよ‥‥」
‥
‥

「見回りに見つかった時に
代わりになってくれて‥
ありがとう‥」
「イウナ‥‥よ‥
言うな俺にお礼なんて
‥イウナ ‥ ‥言うなよ」



「うれしかったんだ‥俺・」

「‥‥新ちゃん」

「‥ん、‥‥‥」


「だから‥コツを
‥同じ場所なら‥‥明日」

「ああ‥‥頼む」



「じゃあ明日‥だよ」


‥

「‥‥‥‥」

  ‥‥、おい‥
「新さん‥ダメよ‥ ね、」

悲しみを
彷徨わせた表情で新一は
葉子の涙声に振り向いた
‥
「‥約束 したんだ、今‥」

こぼれる涙をそのままに
葉子は新一の肩を支える
よう言い聞かせた

「‥ 新‥‥さん‥ 」


わかって‥
お願い‥ ダカラ‥‥

う‥‥

「うわあァァァーああ !!
ああああァァーあああ‥
‥‥





新一は、座り込んだまま
すがりつくようにカイン
を抱き上げて‥
行き過ぎた約束と途切れ
た過去の記憶が帰らない
ことに
大声を上げて
泣いた‥‥

告げていない
別れに
声を枯らして呼びかけ‥
また
泣き続けた

‥
‥‥










to be next final‥

コメント(2)

カイン、お前は死んだのか?
違うだろう…新と一緒だろ…

こんな形でしか愛を示せないおまえが、いとおしいぜっ揺れるハート

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