きらきら、歯科衛生士･ライフコミュのウメさんの心の叫びです

今日、2回目の指導で23才の患者さんが来院されました
今日は検査で、SRP始まりの日です
先週初めてのTBIでした

彼女は中等度、もうすぐ重度のなりかけでした
PDは５～７mm、ブラキシズムあり、
犬歯誘導はなく小臼歯でグループファンクション状態
前歯は骨吸収が少ないのですが特に、６，７は上下顎かなり進行していました

驚くことに、彼女は半年ごとに歯科医院で歯石をとってもらい、定期健診もまめに行かれていたとのこと
５年前からもう何軒もの歯科医院を渡り歩いていたそうです

先週はじめて私と会い指導をうけて帰るとき彼女は言いました

「ようやくたどり着きました。本当に先生に出会えてよかったです
こんな指導受けたことがないです
ほんとうにここに来てよかった」
と言って帰られました

彼女は大手の保険会社に勤務していて、東京の歯科医院で見てもらっていたそうです
なかなか歯周病をしっかり見てくれるところがなかったそうです

衛生士諸君、歯周病は重度でなければ、ブラッシングで止められるのです
しかし、止め方を知っていればです

でも残念なことにほとんどの方は知らないのが現実です

テレビで有名な先生が歯周病の話をしていました
いざ、ブラッシングになったら、バス法を指導していました

そんな方法では歯周病ははっきり言って治らないのです
だから、４０代で８０％の方が歯周病なのです

２０代、３０代で止めていたらそんなことにならないのです

SRPを今日しましたがこんな深くしっかりやってもらったのは初めてです
って言ってました
「こんなに深くとっていただいても、あんまり痛くなかった、よかった」
って喜んでいました

こんな重症な患者さんをしっかりケアしない歯医者はどうなっているのかと思い憤りさえ感じずにはいられません
６，７ミリでも十分止められます
当然FOPもいりません

他の患者さんが言っていました
母は何年も毎月歯石取りに行っていたのにだんだん進行していって最近は何本か歯を抜いたんですよ、
私は先生にお会いできてホントによかった、ようやく希望が出てきました

という患者さんはよそで歯周病の手術をしてもらっても悪くなり来院されました
もう手術はしたくないからブラッシンで治してくださいって、言ってました

プラークコントロールだけじゃ、ぺリオは進みます
しっかりSRPをやっただけでも治らないのです
以前いたベテランの衛生士さん、SRPはほんとにうまかったが、歯肉は治せず私がブラッシング依頼されました

ブラッシングが重要なんです
歯肉に活力を与え、むくみを取ってどんどん改善していきます
歯ブラシの角度一つでまったく違ってきます

初期治療でほとんどの方は出血なしになってきます

ブラッシングの方法で全く違ってきます
止められるんです
止められないのは歯周ポケットのケアができないからです

そして患者さんが自己管理をしっかりできるようにサポートすればほとんど歯周病は治ります
どうぞ、患者さんを扱っている衛生士さん、もっともっと極めてください

DRは歯をみますが衛生士は歯茎、口腔内をしっかり見て歯周病を食い止めましょう

プロになってください

衛生士さん、真剣に患者さんと、歯周病と向き合ってください。もっともっとね

先日、患者さんをうちの理事長に依頼しました
理事長は国外、国内で講演されている非常に有名な方です
先生はその患者さんの口腔内を見て私に電話をくださいました

こんな歯周病のしっかり管理されている患者さんを見たことない、素晴らしい
信頼関係も凄いって驚かれていました
PD８ミリの方が１，２ミリFOPもせずにです
出血もないしプラークも全くないって感激していました

ほかにもたくさんそのような患者さんいっぱいいますよっていいました

どうぞ皆さん、患者さんのために頑張ってください
お願いします

コメント(5)

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[2] mixiユーザー 09月27日 09:32

もっささん、レスありがとうございます

私だって毎日が戦いですよ

患者さんの口腔内、歯周病とね
今、５６才まだまだ現役ですよ

第一線で仕事続けるにはいつも謙虚差が大事ですね
慢心、慣れ、があったらもう衛生士として、医療人としてどうでしょう
いい仕事はできないですね

自分自身に問いかけ一歩ずつ前進することです
歯科衛生士は、その方の口腔内だけじゃなく、人間と付き合っていくわけですからなかなか骨が折れる仕事です

だからこそやりがいがあるし、患者さんからの心からの感謝の言葉が頂けるのですよね
お互い、切磋琢磨、毎日をがんばりましょうね
私も心は毎日新人ですよ

[3] mixiユーザー 09月30日 08:27

お久しぶりです

23才の患者さんの症例、かなり気になります…できれば、詳しく聞きたいです

咬合や補綴物に問題があったのでしょうか？何か、他に疾患があるのでしょうか？検査は何を行ったのですか？年齢的にも、何故そこまでひどくなってしまったのか理解ができません

[4] mixiユーザー 09月30日 21:38

こんばんは。

私も23才の患者さんの症例、気になります。

その年齢で中等度～重度とは侵襲性歯周炎なのでしょうか？

患者様の既往歴、検査内容、今後の経過なども知りたいです。

[5] mixiユーザー 09月30日 23:23

えりちんさん、おひさしぶり～です
さなさん、こんにちは、
レス、ありがとうございます
興味を持ってくださってうれしいです

患者さん、頑張っていますよ

初期治療も、もうすぐ再評価になりました

早いでしょう、
あんなに出血も多かったのに、4回目のSRPはほとんど出血がなくなってきています
検査は、パノラマと、精検です
細菌検査はやりません、薬物も使いませんでした

行ったのはユー法ブラッシングマッサージ、ひたすらです

ただ、SRP時　HYSもあったのでシンマをDRにしてもらいました
さなさんが言うように若年性歯周病の疑いが濃いと思います
しかし、前歯部は３?・・・
家族にも歯周病の方はいないといいうことで、糖尿もないし、全身病もないです
体型も細くないし、病弱ではないですね

しかし、はじめに書いたようにブラキシズムは非常に強いとのことでDrにナイトガードを作ってもらいました、咬調も

ユー法はマッサージとシステマで歯周ポケットにいれこんでいきますが、システマを入れ込むと最近は快感になってきました、と言っていました

再評価がほんとに楽しみです
また、お知らせしますね

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