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短歌バトンコミュの短歌バトン

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?他人から見て明らかに不愉快な表現はお控えください。 管理人の判断で、通告ナシに削除させていただく場合もありますので、ご了承ください。

ご本人の許可なしに、他所に掲載することはいたしませんのでご安心ください。

コミュ作成以前は、このような感じでやっていました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=235001887&owner_id=5350881
この続きから、さらにたくさんのご参加お待ちしております☆

コメント(860)

はずんでカバンのキティが揺れる



惜しみなく砕く落ち葉はたそがれの
カバンの中に名残り一枚

年の瀬の風物ひとつずつ追って


路地でのびする黒猫撫でる


純潔の青と呼ばれて海底は
波にどれほど身をまかせても

降る雪もいつか南の海を見る
君の波間に帰れない朝


パレットに薄く消えないセルリアン
もはや追うまい心を放つ

頬杖をついて気付けば長針は
過ぎゆく時は橙をまね


花の名を画像に添えず君あてに
忘れかけてた頃にきた返信は薔薇


手を振っていつまでもずっと手を振って
灯火と紛う鬼火に託す

あの月は値千金おぼろ月
月巫女の眼に涙滲んで

肌寒き卯月のかたわれ捜すとて
陽ざしは揺らぐ緑予想日


メロンソーダのブラス冷たく窓に雨
ぼやけた地平線まで続く


時間にも断層がある初夏の雨
あと二分したら彼岸も雨降り


お住まいはと訊ねた途端に涙目に
行った少年(あのこ)の眠れる絵本

転がりし珈琲缶を行き過ぎて
ツイと飛び交う影をとらえる

大文字ツクツクボウシ赤とんぼ
畳でお昼寝西日も晩夏


兵児帯をいもうとに譲り髪を切り
裸足のままで聴くひぐらしを


バスを待つかげろうもない駅前で
肌に感じる涼しい流れ

彼岸花一輪咲き秋模様
カサリと墜ちてまことに軽い


昨年の萩の写真を飾るころ
鈴が知らすは 宵の始まり



映写機に セピアのフィルム 詰込んで
回せば黒が濃くなってゆく


思い出をカタカタと繰る夜も更けて
カササギの白のごとくなる空


空が哀しいほどにきれいで君のこと
こころ初心に言うはじめまして


鍵盤を弾く音色に耳澄まし
月をなぞった指先思う


さざ波がとめどなく泣いているような
膝を抱えて口笛を吹く

月の泣く夜は真白な花びらを

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