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パロディ小説『僕の家族』コミュの新世紀サザエヴァンゲリオン

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たしかエヴァもキャラが海ネタだったきがしましたるんるん

ってのは別として、サザエがどうして7年後にあんなに怖くなっちゃったかを妄想でかいてみまぁぴかぴか(新しい)笑

コメント(7)

第一話

フグ田タラには両親と言うものがあまりわからない。
幼い頃から父親が変質者染みた行動をとり、狂暴で暴力的な母は日に日にエスカレートして、確実にタラの心の扉を塞ぐ要因になっていた。

今、彼は新しい生活を見つけようと渋谷駅前にいた。

「疲れたでぇーすぅ。どっか座りたいでぇーすぅ。」

タラが近くのスタバに入って、お気に入りのホワイトチョコモカを頼んで待っていると、外が騒がしくなってきたことに気が付いた。

「どうしたですかこれはぁ??」
どうやらみんな焦っているようだ。次々に客も店からでてゆく。その表情には恐怖があったが、タラにはまだ感じることは出来なかったようだ。

「みんなでていっちゃったでぇーすぅ。なんだか寂しいでぇーすぅ。」


一人店に残されたタラ。なにがなんだか分からずにとりあえずそとに出た瞬間!


かの有名なハチ公が目の前で爆発。破片が思い切りタラの方へとんできたのだ!

「うわぁっ」

とっさにしゃがみこむタラ。
周りでは破片がガラスにあたり耳をつんざくような音があちらこちらからする。
しかし、タラは自分の体にはなにも起こってないことに気が付いた。





タラの目の前には赤いスポーツカーが横付けされていて、タラを守るように止まっていた。

「なにが起こってるですかぁ」
ガチャ

中から一人の女がでてきた。そしてタラの方を向くと一瞬にっこりと笑顔みせたが、すぐに冷静そうな、落ち着きある顔にもどった。
「あなたは誰ですかぁ」

いきなりの登場に驚きを隠せないタラ。すると女はタラが驚くようなことを話し出した。

「遅れてごめんなさいね、フグ田タラ君。今は説明してる時間がないの!とりあえず乗ってちょうだい」

この女の人は僕のことを知ってるでぇーすぅ。一体なんなんでぇーすぅ。

自問自答を繰り返すタラに女は切り出した。

「私の名前は葛城ミサト。極秘機関ネルフの者よ。貴方に会いたがってる人がいるの。」

タ「そうなんですかぁ。でもどうして僕のいる場所や僕のことを知ってるですかぁ?」

ミ「後でわかるわ。…クッ!タラ君、伏せて!!!!!」

ミサトはいきなりの急ハンドルし、Uターンした。
直後、後方からまた爆発音がした。

サイドミラーから後ろを確認するタラには理解しがたいものが目に写った。
おびただしい黒煙の中から、巨大ななにかの、足らしきものが現れたのだ。

タ「あれは何ですぅ?」

もっと驚くかと思った割りにはとても冷静沈着だ。
ミサトは多少驚きながらも説明した。

ミ「あれは、使徒よ。」
タ「使徒…ですか。」

なにがなんだかわからずじまいのタラにミサトは説明を続けた。
ミ「使徒は謎の多いものよ。ただわかっているのは、使徒は人類の敵ってことだけ。そしてタラ君、あなたは……」

ミサトは車をビルの駐車場に止め壁に備え付けられているグリーンのボタンを押した。

するとミサトが車を止めた一角が下へと降下していった。

数十秒後、降下はとまり、目の前には大きなシャッターが現れた。

ミ「さぁ、ここよ」

ミサトはシャッターをあけるレバーを下げた。
徐々に口を開いていくシャッター。
タラはただ呆然と、そのシャッターの奥に何があるのかを疑問にしていた。

目の前に広がる光景はタラオにとって新鮮であったに違いないが、心のどこかで懐かしいと思う自分がいたことに彼は心底驚いていた。

ミ「さぁ、入って。ここから少し歩くわよ。」

タ「は、はぁ〜い」

地下へと進むエスカレーター、景色も地下とは思えない。むしろ、ここは地上よりも綺麗であった。タラオは純粋な質問を投げかける。

タ「ここは、どこでぇ〜すか?」

ミ「ここは‥第三新東京、versionフグタよ。」

タ「フグタ?」

知っている名だと瞬時に気づいたが、それ以上聞くと「真実」が揺らぐ気がした。この数分後には、真実どころか、世界が変わることにタラオはまだ気づいていなかった。
使命とは最もふさわしい形で、最もふさわしい者の前に現れる。


「今、なんて‥‥?」

「僕が‥‥パイロット‥‥‥?」


話は数分前に遡る。

タ「これからどこへぇ?」

長いエスカレーターを降りたタラオが聞く。

ミ「司令部よ。」

それが何を意味するのか、タラオには想像もつかなかったが、数秒後、疑問は驚愕に変わる。

「こ、これはなんでぇすか?」

目の前には赤く染まったプールと、その中に存在する紫色の機械。一般的にロボットと言うのだろうか。怪物とも言える顔だが、頭(髪型?)はかなり変だ。どうやったらあんな髪型になるのか‥‥。

「ロボット??」

タラオはつぶやく。

「いえ、ロボットではないわ。これはサザエヴァンゲリオン!」

「サザエヴァンゲリオン‥‥‥‥」

心の中で再度復唱するが、ピンとくるものはない。

「あなたはサザエヴァンゲリオンのパイロットになるのよ」

戦慄、走る。

「何言ってるんでぇすか?」

「あなたは選ばれたの、サードチルドレンに。言うなれば最強の血統書。」

事実は真実とは異なり、真実が常に事実とは限らない。

遙か前方の小部屋に人が立っていた。タラオは見たことがある人間だと瞬時に悟ったが、その認識こそがタラオにとっての最大の絶望だったと言えよう。

「‥‥‥パパ」

タラオはこの呼び方以外で彼を呼んだことがない。小さい頃に家を出ていった父親を「パパ」以外で呼んだことがなかったことに起因する。

「お前は、それに乗るんだ」

第一声、数年ぶりのその言葉に驚いた。

「何言ってるんでぇすか?」

「乗るのか、乗らないのか?」

周りはすでに変わっていた。全てが変化している。

「乗るわけないでぇすぅ、なんで僕なんでぇすか?」

「やらないのか、ならばワカメをつれてこい。」

幼い頃に別れてしまった叔母、ワカメの名は未だに忘れていなかった。
タラオはかつての「一家離散」のときを思い出す。

「ワカメ‥‥‥おねぇちゃん?」

傷だらけ、包帯を全身に巻き運び込まれてきた女性が1人。だいぶ変わっていたが、面影はまだある。

「ワカメ、行けるか?」

「はい、マスオ兄さん‥‥」

今にも消えそうな声で頷くワカメが、タラオの目に映る。ワカメはタラオの存在に気づいていなかった。

そんな姿を見たとき、頭の中は葛藤していたが、身体はすでに前を向いていた。

「乗りますでぇす。僕が乗るでぇすぅ!」

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