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国際単位系信者コミュの閏秒の廃止に向けて

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情報処理学会誌(vol.46 No.10, 2005)の「うるう秒はITの大敵?!」という記事によると,もしかすると閏秒が追放される可能性があるということです. 実現すれば大変結構なことです.
現在私たちが使っている1秒は,既に太陽を基準としたものではなくなっており,原子時計を基準としています. ところが地球の公転は,1年に1秒程度遅くなったりならなかったりということがあって,その差を埋めるために,現在のシステムでは標準時に閏秒が挿入されることがあります.
これは情報処理の観点からは非常に困ったことです. なぜなら任意の2つの時刻の間の秒数が確定しないからです. たとえばたった今から,10年後の同時刻までの秒数というのが確定しません. こういうのは基準として性質がよくありません. 定規にたとえて言うならば「0〜1mは1mmの目盛り1000個で構成されていますが,1m〜2mまでは999個で,2m〜3mまでは1002個で構成されています. あ,3m以降は観測してみるまでわかりません.」というようなものです.
そのような状況に対して,アメリカがITUの委員会に,閏秒の廃止を提案したとのことです. 閏秒込みのUTCを2007年(だったかな)から,閏秒なしの体系へと移行させるということらしいのですが,反対もいろいろあるようです.

コメント(3)

続報として,去年9月のITUの会議の結果,

1. 今年(2008年)中にITU のSG7加盟国でメールによる投票を行う
2. もしもその投票で70%以上の加盟国が廃止に賛成すれば,
World Radio Conference が2011年に閏秒廃止を勧告する
3. 最終的には2013年から閏秒の適用が無くなる

という流れだそうです. 天文関係者の反対が強いようですが,さてどうなるんでしょうか.
天文関係者の意見
http://d.hatena.ne.jp/kamenoseiji/20130805/1375715104

なるほど.確かに一度固定してしまうとシステム改修は無理かも.

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